ニュージーランドで絶対食べたい人気料理5選 知られざる伝統食も!
ニュージーランドといえば、美味しいラム肉料理や新鮮なシーフードが自慢の国です。
しかし、ニュージーランドの名物料理は、それだけではありません。
ニュージーランドの伝統色マオリ伝統の「ハンギ」や移民文化の影響を受けて定番になった「フィッシュ&チップス」など、日本人があまり知らないニュージーランドの食と歴史について詳しく解説しています。
ニュージーランド食文化の歴史とその成り立ち
ニュージーランドの食文化は、長い歴史と移民文化の影響を受けて、個性的な料理が数多く食べられる美食大国の1つです。
13世紀にポリネシア人(マオリ)がニュージーランドに到達し、彼らがもたらした食材や調理法が現在のニュージランドの食文化の基盤を築きました。
特に「ハンギ」と呼ばれる地中で肉や魚、野菜を蒸し焼きにする調理法は、マオリ文化を象徴する伝統的な料理として現代にも受け継がれています。
その後、19世紀にヨーロッパ人、特にイギリス人が移住したことにより、フィッシュ&チップスやミートパイが定着し、現在のニュージーランドスタイルへと食文化が変化しました。
ニュージーランドを代表するラム肉料理
19世紀にヨーロッパから羊が持ち込まれたことをきっかけに、牧羊業は瞬く間にニュージーランド経済の柱の一つとなりました。
その背景には、ニュージーランド特有の自然環境が大きく影響しています。
温暖な気候と豊富な降雨に恵まれた広大な牧草地は、羊の放牧に最適な条件を備えていたのです。
ストレスの少ない環境で育つ羊は高品質な肉となり、ラム肉はニュージーランドを代表する食材として、多くの人々に愛され続けています。
ニュージーランドで食べたいラム肉料理3選
- ラムロースト:ローズマリーやガーリックで香り付けし、オーブンでじっくり焼き上げる定番料理
- ラムチョップ:グリルやバーベキューでシンプルに調理し、手軽に食べられる人気の一品
- ラムシャンク:骨付きのラム肉を赤ワインやトマトソースで煮込んだ、旨味たっぷりの料理
さて、そんなニュージーランドを訪れたら、食べてほしい食べ物の1つがラム肉料理です。
ニュージーランドの自然豊かな牧草地で育つ羊は、ストレスが少なく、その肉は柔らかくジューシー。
絶対に食べてほしいラム料理はシンプルな「ラムロースト」です。
ラム肉に塩コショウを振り、ローズマリーやガーリックを効かせてオーブンで焼き上げるだけのメニューですが、その味は日本で食べるモノとは別物と言っても過言ではないお味です。
次に人気のラムチョップは、グリルやバーベキューで香ばしく仕上げ、手軽に楽しめるのが魅力です。
さらに、煮込み料理の定番ラムシャンクは、赤ワインやトマトソースでじっくり煮込み、旨味が凝縮した濃厚な味わいが楽しめます。
ちなみに、これらの料理には、ニュージーランド産のピノ・ノワールがおすすめです。
ラム肉の旨味と赤ワインの繊細な酸味が絶妙にマッチし、食事をさらに特別なものにしてくれることでしょう。
ニュージーランドの食文化を堪能するおすすめ料理5選
料理名 | 特徴 |
---|---|
ハンギ | 地中に食材を埋めて蒸し焼きにするマオリの伝統料理 |
ラムロースト | ハーブやガーリックで味付けし、オーブンでじっくり焼く定番料理 |
フィッシュ&チップス | 新鮮な白身魚をカリッと揚げた、定番のファストフード |
ブラフオイスター | ニュージーランド最南端で採れるクリーミーな天然牡蠣 |
グリーンリップマッスル | 栄養豊富で肉厚な緑色の縁を持つムール貝。 |
ニュージーランド観光に行ったら、食べたい料理は先にも紹介した羊肉やシーフードを使ったものです。
またニュージーランドのマオリ文化を象徴する伝統料理の「ハンギ」は、ここでしか食べられない料理なので、機会があればぜひチャレンジを。
この章では、ニュージーランドで絶対食べたいおすすめ料理を詳しく解説します。
伝統を味わう!「ハンギ」
- 地中で蒸し焼きにするマオリの伝統的な料理
- 肉や野菜に独特のスモーキーな風味が広がる
- 大人数で分け合う祝宴や特別な日の一品
地中でじっくり蒸し焼きにする「ハンギ」は、マオリ文化の象徴とも言える料理です。
「お鍋で蒸す料理」とは違い、地中の熱と湿気でゆっくり調理されるため、肉汁がジュワッと溢れ出すほどジューシーに仕上がります。
じっくり蒸し焼きにされたお肉はホロホロに柔らかく、一口食べるだけでお肉の旨味がじわっと広がります。
またお肉と一緒に蒸されるクマラ(サツマイモ)や野菜にも、土の香ばしい風味がしっかり染み込んでおり、これもまたお酒と合う味です。
香り広がる絶品「ラムロースト」
- ハーブやガーリックで香り付けされたラム肉料理
- 外はカリッと、中はジューシーな仕上がり
- 特別な日や日曜の家庭料理として愛される
「ラムロースト」は、ニュージーランドの食卓には欠かせない定番料理です。
オーブンでじっくり火を通すことで、外側はカリッと焼き上がり、中はジューシーで柔らかな仕上がりに。
ローズマリーやタイム、ガーリックが香るこの一品は、「普通のローストビーフ」とは一味違い、ラム特有の濃厚な旨味が口いっぱいに広がります。
しっかりとした赤身の味わいに、赤ワインを合わせるともう最高。
サクサク!「フィッシュ&チップス」
- カリッと揚げた白身魚とホクホクのポテトが絶妙
- 持ち帰りスタイルで手軽に楽しめる国民食
- ビーチサイドで食べると美味しさ倍増!
ニュージーランドの定番ファストフード「フィッシュ&チップス」は、シンプル・イズ・ベストな一品です。
衣はサクッ、カリッと揚がっていて、中の白身魚はふわふわでジューシー。
フライドポテトはホクホクでボリューム満点なので、心もお腹も大満足。。
ビーチで食べると、海風と相まって美味しさがさらに引き立ちます。冷えたビールやソーダと一緒に楽しめば、心もお腹も満たされること間違いなし。
贅沢な海の味「ブラフオイスター」
- ニュージーランド最南端で採れる天然牡蠣
- クリーミーで濃厚な味わいが特徴
- 3月から7月のシーズン限定で楽しめる
「ブラフオイスター」は、ニュージーランド南端の澄んだ海水で育つ希少な牡蠣のこと。
一般的な養殖牡蠣と違い、天然ならではの濃厚なクリーミーさが口の中でとろけます。
一口食べれば、海の恵みそのものがジュワッと広がり、思わずため息が出るほどの贅沢な味わいです。
レモンをキュッと絞ると爽やかな酸味が加わり、白ワインとの相性は抜群。
特にニュージーランド産のシャルドネは牡蠣の旨味を引き立て、最高のペアリングを楽しめます。
栄養満点!「グリーンリップマッスル」
- 緑色の縁が特徴的な肉厚なムール貝
- 高い栄養価と旨味で世界中から注目される
- 蒸し料理やスープで美味しく楽しめる
ニュージーランド名物の「グリーンリップマッスル」は、見た目にもインパクト大なムール貝です。
その特徴は何と言っても肉厚な身と濃厚な旨味。
貝の中からジュワッとあふれ出るエキスには、栄養がたっぷり詰まっており、一口食べるとその濃密な海の香りに感動すること間違いなし。
「普通のムール貝」と違い、食べ応えがあり、蒸し料理やスープにすると旨味がギュッと凝縮されます。
ニュージーランドで大自然が育む肉と魚を食べ尽くそう
日本人が知らないニュージーランドの食文化や伝統色、定番メニューについてご紹介させて頂きました。
大自然が育むラム肉料理やマオリ伝統の「ハンギ」、絶品シーフードはどれも一度は味わいたいものばかりです。
もちろん、地元ワインとの相性も抜群。
食を通してニュージーランドの文化を存分に楽しめます。旅行や留学の際には、現地のグルメをぜひ堪能してみてくださいね。
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