ニュージーランドのスーパーマーケット事情

ニュージーランドのスーパーマーケット事情

ニュージーランドへ留学やワーキングホリデーで行って生活する場合に気になるのが現地のスーパーマーケットはどこを使うのが良いかという点だと思います。

ニュージーランドで生活する上で欠かせないスーパーマーケット。ニュージーランドにはFoodstuffsWoolworths New Zealand、2社の食料品小売・販売会社があり、その傘下に合計5つのスーパーマーケットがあります。

Foodstuffs系列

Foodstuffs系列

Pak'n Save・New World・Four Square、3つのスーパーマーケットを擁しています。プライベートブランドのPams・Valueは食品から日用品まで、お得で高品質な商品が揃います。

Pak'n Save(パック・アンド・セーブ)

まさに海外のスーパーといった趣きの、倉庫のようなセッティング。30年以上前からレジ袋有料、広告も極めてシンプルで、No Frills(商品代金に乗せるような、余計な飾りはない)がポリシーです。

全体的に他のスーパーと比べて価格が安いこと、そして海産物や野菜・果物などの生鮮食品の種類が多いこともあり、アジア系・ポリネシア系移民にも人気です。

New World(ニューワールド)

Pak'n Saveが「庶民的」だとしたら、New Worldは「ハイエンド」。基本的な品揃えはPak’n Saveとそれほど変わらないものの、基本的に価格設定は高めです。

そして大手メーカーの商品だけでなく、インターナショナルフードやNZの高級志向ブランドを多くストックしています。

Four Square(フォースクエア)

地元、ご近所感が強いFour Squareは、1920年代に創業されたFoodStuffsグループ最初のスーパーマーケット。

ロゴのキャラクター「Mr 4 Square(別名Cheeky Charlie)」はKiwiana(NZのアイコン)のひとつです。Pak’n SaveやNew Worldに比べると店舗が小さく、人口の少ない街に多く展開しています。

Woolworths系列

WoolworthsとFresh Choiceの2つのスーパーマーケット、プライベートブランドにはWoolworths Essentials・Macro Organicなどがあります。

Woolworths(ウールワース)

2024年2月、CountdownからWoolworthsへと店名を変更しました。Pak’n SaveとNew Worldのちょうど中間のような印象の価格帯と品揃えです。

Woolworthsの特徴はオンラインショッピング、受け取り方法の選択肢の多さにあります。こちらは後ほど詳しく紹介しますね。

Fresh Choice(フレッシュチョイス)

Woolworthsのフランチャイスーパーマーケット。基本的な品揃えは概ねWoolworthsと変わらないものの(価格は少々高め)地元のベーカリーのパンを卸販売していたりと、店舗によって品揃えが違います。

レジ袋について

2019年、ニュージーランド政府はスーパーなど店舗でのレジ袋の使用を禁止しました。そのため買い物の際にはエコバッグ必携です。

忘れた時には紙袋を販売しているので、それを購入しましょう。Pak’n Saveでは無料の使用済み段ボール箱が用意してあるので、それに詰めてもOKです。

レジ・支払い方法

SHOP’nGO

お買い物が終わったら支払いです。支払い方法・レジのタイプは3種類あります。

①キャッシャー

店員さんがレジを通し、代金を支払う従来型。店員さんの立ち位置までの短いベルトコンベアに、客は商品をどんどん乗せ、店員さんはレジを通していきます。

この時Pak’n Saveはレジ隣に設置されたカートの中に購入商品を入れるので、支払い後自分で袋詰めしましょう。

他のスーパーは自分の番が来たら手持ちのバッグを渡せば、袋に詰めてくれますよ。

②セルフレジ

購入する商品が最大20個以内であればセルフレジが便利です。最初に手持ちのエコバッグ(もしくはレジ近辺にストックしてある有料紙袋)をセットし、スクリーンの「バッグを持っています」をタッチ。

その後商品をスキャン→袋に入れるを繰り返し、最後に支払いボタンを押します。

野菜や果物などバーコードのついていない商品は、サーチ画面からアイテムを検索。そしてスキャナー上に置いて重さを測る、もしくは個数を入力します。

セルフレジエリアには店舗スタッフが常駐しているので、問題が起きた時にはすぐにヘルプに来てくれますよ。

SHOP’nGO

Pak’n Saveのみで対応している、事前登録が必要な支払い方法です。店舗入り口に準備されたハンドスキャナー、もしくはスマホアプリを使って、購入する商品をスキャン、そのまま自分のエコバッグに入れましょう。

買い物が終わったら専用レジへ行き、スキャナーの情報をレジにデータ転送、支払いを済ませればOKです。

買い物が多い場合、カートに入れた商品をレジに通す→袋詰めするという過程を飛ばせるので、かなり便利。

レジに並ぶ時間も短縮でき、素早く買い物を終わらせられるので、乳幼児を連れたファミリーに人気です。

オンラインショッピング

click & collect

コロナ禍以降一般的になった、オンライングローサリーショッピング(食料品・日用品などスーパーでの買い物をさします)。

アプリで商品を選び、支払いも済ませられるので、実際に店舗で買い物する時間をセーブできます。また余計な買い物をしなくて済むので節約にも効果的と人気です。

Four Square以外すべてのスーパーが対応しており、受取方法にはデリバリーとclick & collect(店舗受取)があります。

ホームデリバリー(有料)

ホームデリバリーに対応しているのはWoolworth・New World・Fresh Choice。オンラインでの注文時、デリバリーの日時を予約します。

1回のデリバリー代金は$14〜$15ドルと高めですが、Woolworthは年間$119で使い放題のプランがありますよ。定期的に使用するならば一番お得に利用できます。

ホームデリバリーは基本的に翌日〜翌々日以降の配達予約が可能。

Woolworthがオファーする同日配達のサービス部門「Milk Run」を使うと$7で同日デリバリーが可能ですが、Woolwoworthsよりも少し高めに商品価格が設定されています。

click & collect

もうひとつの方法が店舗受取です。オンラインでの注文時に受け取る店舗・日時を選びます。

Pak’n Save・New Worldは受取時間に指定の駐車スポットから到着の連絡をすると、注文商品を車まで持ってきてくれますよ。

Woolworthsは駐車場内の専用ロッカー受取・店内受取から選べます。ロッカー受取の場合、受取時間前にスマホに暗号番号が送られてきます。

その番号をロッカーの画面に入力すると、注文商品が入っているロッカーが解錠される仕組みです。

また店内のカスタマーサービスカウンターでの受け取りも可能です。

まとめ

スーパーでの買い物も、海外での生活の楽しみのひとつ。ニュージーランドの5つのスーパーにはそれぞれ独自の個性があるので、ぜひお気に入りを探してくださいね。

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