ニュージーランド留学費用はいくら?留学費用相場と学費・滞在費・生活費を抑える

この記事では、ニュージーランド留学に必要な費用相場や、滞在費を節約するための方法について詳しく解説しています。
「ニュージーランド留学に興味はあるけれど、費用がどのくらいかかるのか?」そんな疑問をお持ちの方への有益な情報です。
学費や滞在費、生活費に加え、航空券やビザ申請費など、必要なコストは決して安くはありません。
ニュージーランド留学の費用の目安は?何にいくらかかるのかを知っておこう!
ニュージーランド留学の費用概要 - 5つのポイント
- 留学費用の目安:1か月20〜50万円、1年で200〜360万円程度
- 主な費用内訳:学費、滞在費、生活費、渡航費、保険料
- 節約方法:奨学金の活用、費用の安い都市を選ぶ、シェアハウス滞在など
- 働けるビザもある:条件付きでアルバイトが可能(週20時間まで)
- 為替の影響:レートの変動により、実際の費用は変動するため注意が必要
ニュージーランド留学の費用は、期間や滞在方法によって大きく変わります。
1か月の短期留学なら約20〜50万円、3か月で50〜100万円、半年で100〜200万円、1年の長期留学では200〜360万円が一般的な目安です。
費用の内訳を詳しく見ると、学費は1か月あたり約8〜16万円、滞在費(ホームステイやシェアハウス)は1か月5〜8万円、生活費(食費・交通費・交際費など)は2〜5万円がかかります。
さらに、渡航費(往復8〜20万円)、海外保険(半年で2〜18万円)、ビザ申請費(無料または数千円)も必要になります。
また、ニュージーランドの留学費用を抑えるためには、奨学金を使ったり、家賃が安い都市を選ぶこともおすすめです。
ニュージーランド留学費用相場一覧

ニュージーランド留学にかかる主な費用とその相場を以下の表にまとめました。
これらの費用は、留学期間や滞在方法、為替レートの変動などによって変動するため、あくまで「目安」だとお考えください。
費用項目 | 内容 | 相場(円) |
---|---|---|
学費 | 語学学校の授業料(週20~29時間の一般英語コース) | 約165,000/月 |
入学金 | 学校への入学手続き費用 | 約24,000 |
滞在費 | ホームステイ(1日2食付き) | 約143,000/月 |
航空券 | 日本~ニュージーランド間の往復航空券 | 約130,000 |
海外保険料 | 留学期間中の医療・事故補償保険料 | 約14,000/月 |
ビザ申請費用 | 学生ビザの申請手数料 | 約5,000 |
食費 | 自炊を中心とした場合の食費 | 約42,000/月 |
通信費 | 携帯電話やインターネットの利用料金 | 約4,000/月 |
交通費 | 通学や日常生活での公共交通機関の利用費 | 約12,000/月 |
娯楽費 | 交際費や趣味・娯楽にかかる費用 | 約60,000/月 |
雑費 | 日用品の購入やその他雑費 | 約20,000/月 |
(ニュージーランド留学費用相場一覧表)
ニュージーランドへ語学学校の学費は月20〜50万円、大学は年間100〜300万円が一般的ですが、専攻によって大きく変動します。
また近年の物価上昇が留学生活を直撃しており、特に住居費が高騰しています。
オークランドのワンルームアパートは月18〜25万円、ウェリントンでも月15〜22万円に達しており、日本よりも高額です。
比較的安価なホームステイですら、月10〜15万円が相場と住居費の高さはネックになってしまいそう。
ニュージーランド国内では他の国と同じように、年5〜7%のインフレが進んでおり、食品や日用品の価格も上昇しています。
例えば牛乳1Lが約400円、外食1食が1,500〜2,500円と日本より高い水準となっています。
物価上昇で留学費用は年々増加していますが、計画的な資金準備と現地での賢い節約により、充実した留学生活を目指せるでしょう。
ニュージーランド留学の入学費用は学校によって幅がある!語学留学のみなら高くない?
- 入学費用は学校やプログラムによって異なる
ニュージーランドの語学学校や大学は、それぞれ異なる料金設定をしている - 語学留学は比較的安価な選択肢
短期の語学留学は、他の学位取得プログラムに比べて費用が抑えられる - 本格的な学位取得には高額な費用が必要
大学や専門学校に進学すると、年間で100〜300万円程度の学費がかかることが一般的 - 学校選びによって費用を抑えることが可能
公立学校やオンラインプログラムを活用することで、学費を削減できる場合もある
ニュージーランドの留学費用は、学校の種類や学習目的によって大きく異なります。
ニュージーランドへの語学留学の場合、1ヶ月あたり20〜50万円程度が相場であり、比較的手頃な価格帯で英語を学べるのは大きなメリットと言えるでしょう。
ただし、大学や専門学校に進学し、学位を取得する場合は、年間で100万円以上の学費が必要となるケースが多いそうです。
またニュージーランドでは一部のビザでアルバイトが可能なため、現地での収入を得ることで費用の一部をカバーしやすくなっています。
ニュージーランド留学に必要なビザは?ビザ代はいくらぐらいかかるの?
- 留学には「学生ビザ」または「ワーキングホリデービザ」が必要
3ヶ月以上の留学には学生ビザが必須。短期なら観光ビザでの滞在も可能 - 学生ビザの費用は約45,000円〜
オンライン申請の場合、申請費はNZD 375(約36,000円)+追加手数料がかかる - ワーキングホリデービザは約25,000円〜
1年間の滞在が可能で、学習・就労の両方ができるが、年齢制限(18〜30歳)がある - 申請方法はオンラインが基本
日本国内からオンラインで申請可能。紙での申請は受け付けていない - 資金証明が必要になる場合も
学生ビザは滞在期間に応じた資金証明(1ヶ月あたりNZD 1,250)が求められる
ニュージーランドに留学する際に3ヶ月以内の短期留学であれば、観光ビザ(NZeTA)の取得のみで問題ありません。
ただし、3ヶ月以上の滞在には「学生ビザ(Student Visa)」が必要になります。
ニュージーランド留学に必要な学生ビザの申請費用はオンライン申請でNZD 375(約36,000円)です。
クレジットカード手数料などを含めると、約45,000円ほどかかります。
また、長期滞在を希望する場合や、学びながら働きたい場合は「ワーキングホリデービザ(Working Holiday Visa)」も選択肢に入れると良いでしょう。
ワーキングホリデービザは1年間有効で、学習とアルバイトの両立が可能です。
なお、ワーキングホリデービザの申請費用はNZD 280(約25,000円)で、18〜30歳の方が対象です。
どちらのビザもオンラインで申請可能です。申請には以下の書類が必要になります。
- パスポートのコピー(有効期限が十分に残っているもの)
- 健康診断書(滞在期間によっては提出が必要)
- 資金証明書(学生ビザの場合、1ヶ月あたりNZD 1,250以上の資金証明)
- 学校の入学許可証(学生ビザ申請時に必須)
- クレジットカード情報(申請費用の支払いに使用)
審査には数週間かかるため、余裕をもって準備することをおすすめします。
知っておきたいニュージーランド留学のメリットとデメリット
項目 | メリット | デメリット |
---|---|---|
英語環境 | 日本人が少なく、英語漬けの環境で学べる | 独特のアクセントがあり、慣れるまで時間がかかる |
教育の質 | 世界的に評価の高い教育機関が多い | 学費が高額で、大学進学にはまとまった費用が必要 |
生活環境 | 治安が良く、自然が豊かで生活しやすい | 都市部の家賃が高く、生活費がかさむ |
就労機会 | 学生ビザでも週20時間までのアルバイトが可能 | 最低賃金は高いが、仕事探しは競争率が高い |
ビザの取得 | 学生ビザやワーキングホリデービザの取得が比較的容易 | 長期滞在には資金証明や健康診断が必要 |
(ニュージーランド留学のメリット・デメリット比較表)
ニュージーランド留学のメリットとデメリットを徹底解説!
「英語を本気で学びたいけど、日本人が多すぎる環境は避けたい…」そんな方におすすめなのがニュージーランド留学です。
また、ニュージーランドは比較的治安が良く、自然豊かな環境の中で英語漬けの生活を送ることができるため、学習に集中しやすいのも魅力です。
さらに、学生ビザでもアルバイトができるため、現地で生活費を補いながら学べるのもメリットのひとつ。
しかし、家賃の高騰や独特な英語のアクセント、学費の高さなど、気をつけるべきポイントもあります。
ニュージーランド留学の費用面での不安をどう対処するか?
ニュージーランドならではの生活環境にどう適応するかを事前に知っておくことで、より充実した留学生活を送ることができます。
この章では、ニュージーランド留学のメリット・デメリットを詳しく解説し、成功するためのポイントをお伝えします。
ニュージーランド留学のメリット:豊かな自然と美味しい食事
- 多様な自然環境
ニュージーランドは、山々や海岸線、森林など多彩な自然景観を持ち、アウトドア活動が盛んです - 新鮮で多彩な食文化
農業・酪農が盛んなため、新鮮な食材を使った料理が豊富で、移民文化の影響で多国籍料理も楽しめます - 治安の良さ
世界的に見ても治安が良好で、留学生にとって安心して生活できる環境が整っています - フレンドリーな国民性
現地の人々は親しみやすく、留学生に対しても寛容で温かく接してくれます - 質の高い教育
ニュージーランドの教育機関は国際的に高い評価を受けており、質の高い教育を提供しています
ニュージーランドといえば、自然が美しく、豊かな食文化も魅力の国です。
南島のフィヨルドや氷河、北島の温泉地やビーチなど、日本では見ることができない多様な景観が広がり、ハイキングやサーフィン、スカイダイビングといったアウトドアアクティビティも充実しています。
また、ニュージーランド名物として、高品質なラム肉、シーフード、新鮮な乳製品も人気です。
特に、ワインとともに楽しむ「グラスフェッドビーフ」や、日本でも人気の「マヌカハニー」などは、現地で味わうと格別。
このように自然や食生活の文化が豊かで、多様な食文化を体験できるのもニュージーランド留学の大きなメリットと言えるでしょう。
もちろん、語学学習の面でも、ニュージーランドは最適な環境です。
英語圏の中でも日本人留学生の割合が比較的少なく、自然と英語を使う機会が増えるため、英語のスピーキング力が飛躍的に向上しやすい環境が整っています。
ニュージーランドの現地の人々はフレンドリーな人が多く、英会話のハードルが低いので、実践的な英語力を身につけるのに最適な場所でもあるのです。
ニュージーランド留学で知っておきたいデメリットとリスク
- 物価の高さ
ニュージーランドは日本と比較して物価が高く、特に家賃や外食費が高めです - 気候の変動と自然災害
1日の中で天候が変わりやすく、地震も頻発するため、生活面での注意が必要です - 日本ほどの利便性の欠如
24時間営業の店舗が少なく、公共交通機関の遅延も珍しくありません - 日本人コミュニティの存在
日本人留学生が多く、英語環境を求める場合は意識的な行動が必要です - 紫外線の強さ
日本の7~9倍の紫外線量があり、日焼け対策が欠かせません
ニュージーランド留学中に特に気をつけるべきは、物価の高さと気候の大きな違いでしょう。
例えば、消費者物価指数はニュージーランドは日本よりも約30%も高く、特にスーパーでの食料品は日本の1.5〜2倍。
家賃はオークランドで東京の周辺部と同等かそれ以上で、長期留学の場合は日本よりも高額になる場合が、ほとんどです。
また、ニュージーランドは南半球に位置し、オゾン層の薄さから紫外線量が日本の約1.5〜2倍と強烈です。
ニュージーランドは比較的涼しく、温暖な国ではありますが冬季(6〜8月)は家屋の断熱性の低さから室内温度が10℃を下回ることも珍しくないんだとか。
さらに、ニュージーランドは都市間の公共交通機関が限られており、インターシティバスの本数は1日2〜4本程度しかなく、移動の自由度は日本の10分の1程度と言われています。
特に地方都市では公共交通機関の運行頻度が極めて少なく、最終バスが夕方17時台で終了するエリアも珍しくありません。
このようにニュージーランドの物価・気候・交通の違いを留学前にしっかり理解しておき、「お金」と「日焼け対策」に関しては、今のうちからしっかり対策しておきましょう。
【1ヶ月・半年・1年】ニュージーランド留学費用の内訳と費用比較一覧
ニュージーランド留学を検討する際、期間ごとの費用を把握することで、より現実的な留学プランを立てやすくなります。
以下に、1ヶ月、半年、1年間の留学費用の内訳とその目安をまとめました。
費用項目 | 1ヶ月 | 半年 | 1年 |
---|---|---|---|
授業料 | 20~30万円 | 100~150万円 | 200~300万円 |
滞在費 | 10~15万円 | 60~90万円 | 120~180万円 |
生活費 | 5~10万円 | 30~60万円 | 60~120万円 |
航空券 | 20~25万円 | 20~25万円 | 20~25万円 |
ビザ申請費用 | 1~2万円 | 1~2万円 | 1~2万円 |
海外保険 | 1~2万円 | 5~10万円 | 10~20万円 |
合計 | 57~84万円 | 216~337万円 | 411~647万円 |
(ニュージーランド留学費用の内訳と費用比較一覧表)
2025年現在、円安の影響により、留学費用は全体的に大幅な上昇傾向にあります。
2021年には1NZDあたり75円前後だった為替レートが、2025年2月時点では1NZDあたり90円超まで上昇し、わずか4年で円の価値は約20.67%下落しました。
この為替の変動により、2021年のレートで500万円をニュージーランド・ドル(NZD)に換算すると約66,667NZDでしたが、2025年のレートでは同額のNZDを確保するために約600万円が必要となり、同じ額のNZDを得るためには100万円の追加負担が発生する計算になっています。
また、ロシア・ウクライナ情勢の長期化による国際的なサプライチェーンの混乱と中東情勢の緊迫化の影響を受け、航空燃料価格は一時的に2021年比で35%以上上昇。
その後も高止まりが続いており、これに伴い日本-ニュージーランド間の往復エコノミー航空券の価格も上がっており、2019年頃には12〜18万円程度で購入できたものが、2025年2月時点では20〜28万円が一般的に。
特に繁忙期には35万円を超えるケースも増えています。
このようにニュージーランド留学費用は全体的に上昇傾向なため「ニュージーランドで英語を勉強したい!」という方は、さまざまな費用が上がる前の「今」の段階で留学を決めることをおすすめします。
1ヶ月のニュージーランド留学費用
費用の内訳と目安
- 学費:約10~15万円
- 滞在費:約8~10万円(ホームステイの場合)
- 生活費:約2~4万円
1ヶ月の短期留学で費用を抑えたい場合、まず学費を節約する方法として、「短期留学キャンペーン」や割引を実施している語学学校を選ぶのが良いでしょう。
例えば、キャンペーン期間中なら通常1ヶ月20万円の授業料が15万円程度になることもあります。
滞在費については、ホームステイの相場が月10〜15万円に対し、シェアハウスなら6〜10万円、学生寮なら8〜12万円程度と「どこに宿泊するか?」によってコストが大きく変わります。
そして、1ヶ月の留学とは家、生活費を抑えるためには、自炊を心がけるのがポイントです。
外食は1食1,500〜2,500円かかるのに対し、自炊すれば1日1,000円以内に抑えることも夢ではありません。
交通費についても、バスや電車の定期券(約1万円/月)を利用すれば、移動コストを抑えられます。
半年のニュージーランド留学費用
費用の内訳と目安
- 学費:約50~75万円
- 滞在費:約48~60万円
- 生活費:約12~24万円
半年間のニュージーランド留学費用を抑えるたいのなら、まず学生ビザを取得し、週20時間までのアルバイトをするようにしましょう。
ニュージーランドの最低賃金は時給約23NZD(約2,070円)で、日本よりも高く、週20時間働けば月約18万円の収入を得ることができます。
滞在費はシェアハウス(月7〜12万円)か学生寮(月8〜13万円)を選び、さらに自炊を基本とし、1食あたりのコストを下げることで生活費を大幅に下げることができます。
また、公共交通機関の定期券(約1.5万円/月)を使って、移動費を節約したり、現地の奨学金制度や学費の分割払いを利用することで、ニュージーランド留学の初期費用を大幅に軽減できるでしょう。
1年間のニュージーランド留学費用
費用の内訳と目安
- 学費:約100~150万円
- 滞在費:約96~120万円
- 生活費:約24~48万円
1年間の長期留学では計画的な節約と生活の工夫を行うことで、トータルして大きな留学費用の節約につながります。
まず、住居費は年間を通して大きな支出となるため、シェアハウスの長期契約を結ぶことで、月々の家賃を抑えることができるでしょう。
例えば、1ヶ月契約のシェアハウスが月10万円だとしても、半年〜1年契約なら月7〜8万円に割引されるケースが多く、年間で30〜50万円の節約が可能です。
また、アルバイトとして積極的に働き、半年以上の勤務を見越して仕事を探せば、時給が上がる可能性は十分あります。
生活費の面では、スーパーの会員割引や、現地の学生向けクーポンを積極的に活用したり、週ごとにまとめ買いしたり、農産物の直売所を利用することで、食費を大きく節約することができるでしょう。
ニュージーランド留学費用を抑えるには?アルバイトや奨学金情報を知っておこう
ニュージーランド留学費用を抑えるためのポイント
- 学生ビザでの就労条件
14週間以上のフルタイムコースに在籍し、NZQAカテゴリー1の教育機関で学ぶ学生は、週20時間までの就労が認められています - 最低賃金と収入の目安
2025年現在、ニュージーランドの最低賃金は時給23.15NZDです。フルタイム(週40時間)で働くと、月に約3,870NZDの手取り収入が期待できます - 奨学金の活用
Education New Zealandなどの公式サイトでは、留学生向けの奨学金情報が提供されています。これらを活用することで、学費や生活費の負担を軽減できます - 現地でのアルバイト探し
ニュージーランドでは、飲食店や小売店などでのアルバイト求人が豊富です。現地の求人サイトや学校のキャリアセンターを活用して、適切な仕事を見つけましょう
ニュージーランド留学を検討中の方にとって、費用面は大きな関心事ですよね。
特に、物価上昇や円安の影響で、留学費用は年々増加傾向にあります。
しかし、現地でのアルバイトや奨学金の活用によって、これらの負担を軽減することが可能です。
まずニュージーランドの学生ビザでは、14週間以上のフルタイムコースに在籍し、NZQAカテゴリー1の教育機関で学ぶ学生は、週20時間までアルバイトができるようになっています。
先にも触れましたが2025年現在、ニュージーランドの最低賃金は日本よりも高く、週20時間働いた場合は月に約18万円程度の収入が見込まれるため、かなり大きな収入になります。
そして、ニュージーランド留学費用を抑えるもう一つの方法は、奨学金の活用です。
「Education New Zealand」などの公式サイトでは、留学生向けのさまざまな奨学金プログラムを紹介しており、このサイトの内容をもとに自分にあったニュージーランドでの奨学金を選ぶのも1つの手でしょう。
物価高や円安による留学費用の上昇は避けられない現実ですが、ご紹介したような対策を組み合わせることで、ニュージーランド留学中の経済的な負担を軽減しながら充実した留学生活と語学学習を目指すことができます。
留学費用の強い味方!JASSO海外留学支援制度を活用しよう
- 月額最大11.8万円の生活支援と年間250万円までの学費補助で留学費用を大幅カット
- 応募資格は大学の成績GPA2.3以上と語学力証明が必須、早めの準備が合格への鍵
- 給付型奨学金のため返済不要、年間1,000人以上の日本人学生が世界中で活用中
- 出発の6か月前までに申請する必要があり、大学の国際課などでサポートが受けられる
JASSOの海外留学支援制度は、ニュージーランド留学を考える日本人学生にとって最も頼りになる奨学金の一つです。
この制度の大きな魅力は、月々の生活費と年間の学費の両方をカバーする点にあります。
特に学部留学の場合、最長48ヶ月(4年間)の支給が可能で、総額で1,000万円を超える支援となることも珍しくありません。
申請には成績証明書や語学力証明書、留学計画書などの書類準備が必要ですが、丁寧に準備することで採用確率が高まります。
また、大学によっては学内選考があるケースもあるため、在籍する教育機関の国際交流課や留学センターに早めに相談することをお勧めします。
ニュージーランド政府提供の奨学金
学業優秀者に朗報!Manaaki New Zealand Scholarships
- 学費・生活費・渡航費を含む包括的な経済支援で留学費用のほぼ全額をカバー可能
- 英語力証明としてIELTS 6.5以上が一般的な条件、専攻分野によって基準が変動も
- 発展途上国からの留学生が主な対象だが日本人枠も少数あり、独自の貢献計画が重要
- 応募締切は例年10月頃で競争率は非常に高く、早期からの準備と計画立案が不可欠
- 最新情報はNZ政府教育機関サイトでチェック必須、条件変更が毎年あるため注意
Manaaki New Zealand Scholarshipsは、ニュージーランド政府が直接提供する最も手厚い奨学金制度の一つです。
ニュージーランド奨学金は、学費だけでなく生活費や渡航費用まで包括的にカバーしてくれます。
奨学金が採用されれば実質的に費用負担なしで留学が可能になるケースも少なくありません。
主に発展途上国からの優秀な学生を対象としていますが、日本人向けの枠も限定的に設けられています。
審査では学業成績や英語力に加え、「留学後にどのように自国とニュージーランドの関係強化に貢献できるか」という明確なビジョンが求められます。
特にニュージーランドの重点分野(持続可能な開発、気候変動対策、先住民研究など)に関連する研究計画がある場合、採用確率が高まる傾向があります。
応募にはニュージーランドの大学からの条件付き入学許可を先に取得しておく必要があるため、最低でも応募締切の半年前から準備を始めましょう。
ニュージーランド留学生のバイト事情と賢い探し方
- 学生ビザで週20時間の就労が可能、3ヶ月以上のフルタイムコースが条件
- 時給は最低18.90NZD(約1,470円)と日本より高水準で効率的に稼げる
- 始める前にIRDナンバー(納税者番号)の取得が必須、オンラインで申請可能
- 日本食レストランや土産物店は英語力に自信がない方でも働きやすい環境
- 求人サイト、学校掲示板、日本語情報誌が効果的な仕事探しの情報源に
ニュージーランドでは政府認定のカテゴリー1教育機関に在籍していることが条件ですが、この基準を満たせば比較的自由に留学生であっても、アルバイトとして働くことができます。
また先にも触れているように日本と比較して高い最低賃金設定は大きな魅力で、かなりの収入が見込めます。
アルバイト先としては、接客業やカフェスタッフが人気ですが、英語に不安がある場合は日系企業や日本食レストランから始めるのも良いでしょう。
ニュージーランド留学費用のまとめ
ニュージーランド留学には、学費や滞在費、生活費、ビザ申請費などさまざまな費用がかかります。
1ヶ月の短期留学なら約60〜80万円、半年なら約200〜300万円、1年では約400〜600万円が目安です。
最近では円安や物価上昇の影響で費用が高騰していますが、記事の中でご紹介したように奨学金を活用したり、アルバイトやルームシェア、自炊などの工夫を行ったりすることで経済的な負担を軽減することができるでしょう。
この記事を読んで、ニュージーランドへの留学やホームステイに興味が出たという方は、ぜひ無料LINE登録でお気軽にご相談ください!
留学の詳細や気になる費用について、LINEで情報をお届けします。