日本人が就きやすいニュージーランドでのワーホリの仕事

「日本人が就きやすい仕事4選」と「求められる英語力」

ニュージーランドにワーキングホリデーで渡航する人の多くは、

「ニュージーランドで働いてみたい！」
「現地の生活費をアルバイトでまかないたい！」

と考えているのではないでしょうか。

この章では、ワーキングホリデーでできる仕事のなかで、日本人が就きやすい仕事とそれぞれの職種で求められる英語力について、解説します。

ニュージーランドのワーキングホリデーで日本人が就きやすい仕事4選は、次の通りです。

それでは、ひとつひとつ詳細をみていきましょう。

ファーム

農業が盛んなニュージーランドでは、ファームでの仕事は人気があります。

野菜・フルーツの収穫や梱包など、仕事の種類も多岐にわたります。

繫忙期（収穫時期）は求人が多く、仕事に就きやすいといえるでしょう。

青果物によって収穫時期が異なりますので、事前のリサーチと渡航時期の検討が重要になります。

■ ファームの英語力について

ファームで働く際、英語力は初級程度でも問題のないことが多いです。

ただし、オーナーとのやり取りや業務内容の説明は、英語であることがほとんどですので、簡単な英語が聞き取れるリスニング力を身につけておくと安心です。

ニュージーランドにおけるワーキングホリデービザの延長を考えている人は、規定を満たす業務内容であるかなど、就業前にきちんと確認しましょう。

宿泊費や食事代などの詳細に関しても、併せて確認することをお勧めします。

日本食レストラン

ニュージーランドには、寿司屋・ラーメン屋・居酒屋などが多く、日本食レストランのスタッフは日本人が就きやすい仕事のひとつです。

まかないがもらえる場合、食費の節約につながるというメリットがあります。

同僚に日本人がいる場合も多く、サポートを受けやすいという点は、「海外で働くのが初めてで不安……」という人には嬉しいポイントです。

飲食業界での勤務経験がある人は、就職に有利になる傾向がありますので、CV（履歴書）に記載する・面接の際に直接伝えることをお勧めします。

■ 日系レストランの英語力について

接客が必要なホールスタッフでは、中級程度の英語力があるのが好ましいです。

調理や仕込みをするキッチンスタッフであれば、英語に自信がない人でも挑戦しやすいでしょう。

ただし、スタッフ全員が日本人ということもあり得ますので、英語環境のなかで過ごしたいと考えている人は、仕事以外で他の国の人とのつながりをもつなど、工夫が必要かもしれません。

カフェ・バリスタ

ニュージーランドは、政府認定のバリスタに関する資格が存在するほど、カフェ文化が浸透している国といえます。

そのため、カフェの数も比較的多く、ワーキングホリデーで人気の職種のひとつです。

即戦力としてのスキルが求められることが多く、バリスタとしての実務経験や資格がある人にとっては、就きやすい仕事であるといえるでしょう。

料理を提供しているカフェであれば、キッチンスタッフの求人がある可能性も考えられますので、バリスタの経験がないからとすぐに諦めてしまわず、応募してみてはいかがでしょうか？

■ カフェでの英語力について

求められる英語力としては、日常会話ができる中級程度の英語力が必要でしょう。

ローカルなカフェであれば、中上級～上級程度の英語力が求められることも少なくありません。

ホテルスタッフ

観光地として人気の高いニュージーランドの都市では、ホテルスタッフは求人数が多く、日本人が就きやすい仕事のひとつといえるでしょう。

ホテル内には、以下で示すように、様々な仕事があります。

• フロントスタッフ
• レストラン・バーのホールスタッフ
• レストラン・バーのキッチンスタッフ
• 清掃スタッフ

観光客で賑わう夏（12月ごろ～2月ごろ）は人手が必要なため、比較的求人が多い傾向にあります。

クイーンズタウンなど南島では、冬のアクティビティも人気のため、冬（6月ごろ～8月ごろ）でも仕事に就けるチャンスがあるといえるでしょう。

■ ホテルでの英語力について

フロントスタッフやホールスタッフは、接客やトラブル対応などができる中上級～上級程度の英語力が必要です。

キッチンスタッフや清掃スタッフは、業務内容を理解できる初級～中級程度の英語力があると良いでしょう。

ご自身の希望や英語力に合わせて、検討してみてください。

まとめ｜積極的に行動しよう

ここでは、「ニュージーランドのワーキングホリデーで日本人が就きやすい仕事4選」と「求められる英語力」について解説しました。

繰り返しにはなりますが、職種によっては、実務経験や資格があれば、より円滑に仕事探しを進められる可能性があります。

また、英語力を向上させておくことで、仕事の選択肢が多くなります。

都市や渡航時期によっても、仕事探しの難易度は異なりますが、共通して言えるのは、事前の準備と積極的な行動が重要であるということです。

ご紹介した「日本人が就きやすい仕事4選」を参考に、ニュージーランドのワーキングホリデーでどのような仕事に就きたいのかを考え、行動しましょう！