オークランド(ニュージーランド)への行き方

オークランド(ニュージーランド)への行き方

ニュージーランドのオークランドに留学やワーキングホリデーで行く場合、どういった航空券を購入していくべきか考えることもあるかと思います。

直行便はあるのか経由便はどういったルートで購入できるのか、いくつかパターンを見ていきたいと思いますので、オークランドへの航空券選びの際のご参考にしてみてください。

オークランドへの航空券の探し方

ニュージーランドのオークランドへ航空券を探す場合に、直接航空会社から航空券を購入するか、または旅行代理店に購入をお願いするかというパターンにまずは大きく分かれます。

基礎知識として、オークランドのIATAコードは、「AKL」です。アメリカにもサンフランシスコのすぐ近くにオークランド(綴りはOakland、IATAコード:OAK)という都市がありますので、間違わないように気を付けましょう。

旅行代理店に依頼する場合

旅行代理店に依頼する場合でも、JTBやHISなどの大手旅行代理店の窓口で購入する場合は、どこから出発してオークランドに行きたいか、出発日と帰国日はいつなのか、予算はどのくらいかという事を告げて相談しながら航空券を探してもらうようになります。

その為、こちらが手を動かす必要がなく提案されたものを精査していけばよいだけなので、非常に楽ですが、自分の希望通りにカスタマイズしたりという事はなかなか難しいかもしれません。

OTAを利用する

OTAは楽天トラベルやアゴダ、エクスペディア、トリップ.comなどネット専業の旅行代理店のことを指します。

OTAでもオークランド行きの航空券は購入できます。こちらは比較的自分の希望に合わせて航空券を探して比較していけます。そのため、大手旅行代理店で相談しながら購入するよりも非常に多くの選択肢の中から選んでいけますので、融通が利きやすいかもしれません。

注意点としては、できれば日本語が通じるOTAであれば安心かと思います。航空便の遅延・欠航など何かトラブルがあった場合、海外のOTAだと窓口が海外という事もあったりしますので、英語でメールでやり取りなど煩わしい場合もあるため日本語の通じるOTAであれば安心できるかと思います。

航空会社から購入する

一切旅行代理店を通さずに直接航空会社から購入するパターンです。日系でいうとJALやANAのウェブサイトを通じて、または電話して購入することになります。

メリットとしては、マイルが溜まりやすい、航空会社のステータス取得に近づける、何かあった時も対応が早いといった点が挙げられます。値段に関しては、同じ路線でもOTAの方が安い場合もありますが、航空会社のセールなどあれば、直接購入した方がお得な場合も結構あります。

逆にデメリットとしては、経路や航空便の組み合わせパターンが自社または提携他社のコードシェア便に限られるという縛りが出てくる点かと思います。

オークランドへの直行便

それでは、実際にオークランドへ向かう航空便の色々なパターンを見ていきますが、まずは直行便があるかどうかという点が気になるところだと思います。

日本からオークランドへの直行便はあります。ニュージーランド航空(NZ)が成田からオークランドまで直行便を就航させています(※2024年現在)

2024年10月現在では、成田とオークランドの直行便は毎日飛んでおり、週に3日冬スケジュール期間中はダブルデイリー体制となっています。

セールも時々開催していますので、オークランドへの直行便を希望されている方は適宜ウェブサイトをチェックしてみると良いかもしれません。2024年10月のセールでは、燃油サーチャージ込みで往復10万円~というセールを開催していました。

オークランドへ日系航空会社で行けるか

オークランドへ日系航空会社で行けるか

オークランドへJALまたはANAの日系航空会社で行けるかという点ですが、どちらも自社の直行便は飛ばしていませんので、日系航空会社の直行便でオークランドへというのは難しく、直行便を希望する場合は、一例を除き上記のニュージーランド航空を利用するしかありません。

ANAでオークランド

ただ一例を除きという点ですが、ANAであればニュージーランド航空が同じスターアライアンスに加盟していますので、ニュージーランド航空の機材でANAの便名でコードシェア便を、成田から直行便として利用できるようになります。

ニュージーランド航空の機材となりますので、機内のクルーはニュージーランド航空のクルーとなります。ですが、れっきとしたANA便ですので、積算率は低い可能性もありますがANAのマイルも付きますし、ANAのポイントも溜まります。

ただ、日系エアラインによる海外エアラインのコードシェア便は一般的に値段が高くなりがちです。便にそこまでこだわりがなく直行便を優先されたいのであれば、ニュージーランド航空から直接購入した方が安くなる可能性が高いかと思います。

ANAで経由便

直行便ではなくてもいいので、できるだけANAを利用したいという方は、羽田または成田からANAが就航している都市まで飛んで、そこからオークランド行きの便に乗り継ぐという形もとれます。

ANAを利用した代表的な経由便例が以下の通りとなります。

  • 羽田⇔シドニー(ANA)/シドニー⇔オークランド(ニュージーランド航空)

まずは羽田からオーストラリアのシドニーまでANAの機材で飛んで、シドニーからはニュージーランド航空の便でオークランドまで行くというパターンになります。

JALでオークランド

オークランドへ日系航空会社で行けるか

JALはオークランドまで直行便を飛ばしておりませんし、ニュージーランド航空とも提携しておりませんので、自動的に経由便となります。

羽田または成田からの便はJAL便(機材もクルーもJAL)で、経由地で提携航空会社のオークランド行きに乗り換えてオークランドまで行く形になります。

では、どういったルートでJALの航空券が購入できるかというと、代表的な例としては次の通りです。

     
  • 羽田⇔シドニー(JAL)/シドニー⇔オークランド(カンタス航空)
  • 成田⇔メルボルン(JAL)/メルボルン⇔オークランド(カンタス航空)

このように、まずはオーストラリアまでJALの機材で行き、シドニーかメルボルンで同じワンワールド加盟のカンタス航空に乗り継ぎをするというパターンになります。

海外エアライン利用の経由便

日本から飛んでいる航空会社はJALとANAだけではなく、アジアやオセアニアの航空会社も数多く日本に就航しています。

逆に関空・中部・福岡などの地方空港から出発する場合は、海外エアラインを利用し経由してオークランドに行く方が便利な場合も多々あります。

海外航空会社の経由便利用の最大のメリットは、日系エアラインや直行便を利用する場合より安い航空券が多々あるという点です。

では、どういったパターンで海外エアラインを利用してオークランドまで行けるかをご紹介します。

航空会社経由地出発地
カンタス航空シドニー羽田
カンタス航空メルボルン・ブリスベン成田
キャセイ香港羽田・成田・関空・中部・福岡
シンガポール航空シンガポール羽田・成田・関空・中部・福岡
大韓航空ソウル(仁川)成田・関空・中部・福岡・札幌・青森・新潟・金沢・長崎・熊本・沖縄など
チャイナエアライン台北(桃園)成田・関空・中部・福岡・札幌・広島・高松・熊本・沖縄など
マレーシア航空クアラルンプール成田・関空
中国東方航空上海羽田・成田・関空・中部・福岡・札幌・広島・新潟・金沢・岡山・沖縄
フィジー航空ナンディ成田

経由便の注意点

待ち時間

経由便を探す場合の最大の注意点は、経由地でどのくらい待ち時間があるかという点です。

3-5時間程度であれば大きな問題は無いですが、6時間-12時間になると経由地の空港でどう過ごそうか悩んできますし、12時間以上になると逆に経由地で1泊するかというオプションも出てくるようになります。そうなれば1泊分の宿泊費も追加になってきます。

ただし、1泊する場合はその国へ入国する必要が出てきます。入国の条件などについて別途確認する必要があります。

出発時間や到着時間

経由便になると乗り継ぎ先の便の時間に合わせる為、日本やオークランドの出発時間が早朝だったり夜遅くなったりする場合もあります。また逆に日本やオークランドの到着時間も早朝だったり夜遅いという事も出てきます。

ここはどこまでご自身が許容できるかという事にかかわってきますが、自分の都合に合った時間で便がとれなかったりする場合もあります。

日本語が通じないことが多い

海外の航空会社を利用しますので、日本語が通じないという事も念頭に置く必要があります。日本からの出発便または日本への到着便には日本語が話せるクルーさんが乗務していることもありますが、経由地とオークランドの間はまず日本語が通じないと思っておいた方が良いです。

まとめ

日本からオークランドに行く航空便は、直行便はニュージーランド航空が出していますが、それ以外の航空会社利用は経由便が主となります。

日系では、ANAがニュージーランド航空のコードシェアで直行便の利用も可能ですが、経由便としてはシドニー経由が利用できます。JALだとシドニーまたはメルボルンでの経由便が利用できます。

それ以外であれば、海外エアラインの経由便となりますが、いくつか注意点もありますので、事前に確認して航空券を購入するようにしましょう。

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