ニュージーランド留学に必要な留学費用がどのくらいか徹底的にご紹介
ニュージーランドは自然が豊かで治安が良く、留学生から人気の高い留学地です。留学の際は1年間で250~500万円程度かかります。ただし、留学する期間や学校、滞在方法などによって費用が異なります。どれくらいの費用がかかるか事前に確認しておきましょう。留学する際は費用の目安金額を確認し、予算に合う留学地・留学方法を探しましょう。
1年間のニュージーランド留学にかかる費用
1年間ニュージーランドに留学した場合にかかる費用は、250~500万円程度です。費用の内訳を紹介します。
渡航費
日本からニュージーランドへの往復にかかる費用は、約25~30万円程度です。直行便で約11時間の距離となっており、時期によっては目安金額よりも高くなることもあります。ニュージーランドの航空券が高くなる時期と安くなる時期は以下の通りです。
- 高くなる時期:12~2月、7~8月
- 安くなる時期:3月
7~8月は日本の夏休みの時期で、12~2月はニュージーランドが夏の観光シーズンに突入するため値段が上がる傾向があります。
学費
ニュージーランドの留学にかかる学費は、1年間で100~350万円程度です。留学方法によって学費に違いがあります。
留学方法 | 費用 |
---|---|
語学学校 | 100~200万円程度 |
高校 | 250~300万円程度 |
大学 | 350万円程度 |
大学院 | 350万円程度 |
現地の大学に進学する場合はまとまった費用が必要です。しっかりと準備を進めましょう。
滞在費
家賃にかかる費用は1年間で100~150万円程度です。滞在方法によりかかる費用が変わります。ニュージーランド留学での代表的な滞在方法は以下の通りです。
- シェアハウス
- ホームステイ
- 学生寮
ニュージーランド留学ではシェアハウスを選択する方が多いでしょう。シェアハウスであれば、都心からの距離や使用する部屋のタイプ、1部屋あたりの人数によっては費用を安く抑えられるケースもあります。
ただし、「留学に慣れていない」「現地での生活に不安がある」という方は、ホームステイや学生寮がおすすめです。日本から滞在先を予約できます。1~3ヵ月程度はホームステイや学生寮で過ごし、慣れてきてからシェアハウスに移動する方も少なくありません。
生活費
食費や交際費などにかかる費用は、100~200万円程度です。ホームステイでは1日1~2食付きで計算されていることも多いため、食費をセーブできます。
また、外食をすると食費はかさみやすくなります。1回の食事で2,000円~3,000円程度の支払いが必要になるケースも多いため、費用を節約したい方は自炊を心がけましょう。
その他の費用
その他、ニュージーランド留学にかかる費用としては、以下のような費用が挙げられます。
- 海外旅行保険:20万円程度
- 語学学校の入学金:2~3万円程度
- 教科書代:数千円~3万円程度
- 空港の送迎費:1万円程度
- ビザ:5~6万円程度
留学資金は余裕を持った金額を用意しましょう。現地でどのように過ごすかは予測できないため、多めに見積もっておくと安心です。
期間別の費用目安
1年間のニュージーランド留学にかかる費用は250~500万円程度ですが、期間が短ければ必要となる費用も少なくなります。費用の目安金額は以下の通りです。
留学方法 | 目安費用 |
---|---|
1ヵ月 | 20~50万円程度 |
3ヵ月 | 50~100万円程度 |
6ヵ月 | 100~200万円程度 |
1年間 | 200~500万円程度 |
「とにかくどこかに留学してみたい」「休みの期間を利用して海外に滞在したい」といった場合は、1~3ヵ月の短期留学も検討しましょう。費用を抑えながら、英語の勉強もできます。
ニュージーランドの語学学校にかかる費用
ニュージーランド留学をする際は、語学学校に通う方がほとんどです。語学学校では、就学期間やコース、授業のコマ数などによって留学にかかる費用が変わります。事例としてオークランドにある『ニュージーランドランゲージ―センター』の学費でチェックしてみます。
コース | 4週間の学費 | 12週間の学費 | 24週間の学費 |
---|---|---|---|
フルタイム | $1760 (約161,920円) | $5160 (約474,720円) | $10080 (約927,360円) |
パートタイムA | $1200 (約110,400円) | $3600 (約331,200円) | $7200 (約662,400円) |
※入学金や教材費等を除く
学校によっても費用やコース内容に違いがあるため、しっかりと比較し、自身の希望に合った語学学校を選びましょう。
ニュージーランド留学にかかる費用の節約方法
「できれば留学費用を抑えたい」「予算が足りない」と感じている方もいるかもしれません。節約方法をいくつか紹介するので、参考にしてみてください。
留学する時期を変える
留学時期の変更は、特に短期留学を検討中の方に適した節約方法です。観光に人気のあるハイシーズンは、渡航費や滞在費などが割高になる傾向があります。そのため、費用が抑えめになる3月~4月の期間を狙って滞在すると、余計な支出を節約できます。
ただし、英語の学習をメインに考えている方の場合、費用だけを見て短期留学に変更するのは避けるのが無難です。短期留学では想像よりも語学力を高めきれない可能性があります。留学の目的や目指す英語レベルを再確認し、適切な期間を設定しましょう。
現地でアルバイトをする
ニュージーランドでは、学生ビザで滞在する場合には週20時間以内、ワーキングホリデービザで滞在する際は時間無制限で就労できます。
特に、長期で留学するときは大きな出費が発生するため、アルバイトで少しでも収入を得られると総支出額の減少に役立ちます。
なお、ニュージーランドの時給は2022年11月現在で21.20ドルです。週20時間×4週間で、6ヵ月間働くだけでも10,176ドル(87万円程度)の収入が発生します。
また、現地での就労経験は英語の勉強や友達作りにも最適です。たくさんの人と関り、コミュニケーションを取る中で、自然と英語を学ぶことができます。
まとめ
ニュージーランド留学にかかる費用は、語学学校に通う場合ではありますが、1年間で250~500万円程度です。滞在期間や滞在方法、学校の種類やコースなどによって留学費用は異なります。自身の留学の目的を明確にしながら、希望に即した留学計画を立てましょう。留学にかかる費用や節約方法などここで取りあげた内容をぜひ参考にしてみてください。