ニュージーランドのワーキングホリデーに持参すべき持ち物23選
ニュージーランドでのワーキングホリデーを実現するためには、事前の計画と準備が欠かせません。とはいえ、「何を持っていけばいいの?」「これってニュージーランドにも売ってる?」など、疑問や悩みは尽きませんよね。
ここではニュージーランドでのワーキングホリデーに持参するべき持ち物ついて解説します。
現地での生活に必要な物を具体的に知っておけば、安心して渡航の準備ができると思います。
前提として、ニュージーランドは先進国なので日本同様たいていのものは手に入ります。そのため、全てを持っていかなければいけないということはないので安心してください。
ただ、日本で購入した方が安いものや質の良いものもあるので、そういったものを中心にご紹介します。
渡航に向けて必要なもの
ニュージーランドへの渡航に向けて絶対に欠かせないものをまずはご紹介します。
1. パスポート
パスポートは渡航の際はもちろん、ビザの申請や航空券の購入に必要です。また、お酒を買う時や外で飲む時の身分証明としても使用します。
申請から発行までに3週間ほどかかる場合があるので、余裕を持って申し込みましょう。
飛行機に乗る際は、機内持ち込みの手荷物バッグの中に入れ、肌身離さず携帯するようにしてください。また、原本だけでなく、複数枚カラーコピーして、それぞれの鞄に入れておきましょう。
2. 航空券
飛行機の便を予約するとEチケットが発行されるので、印刷しておきましょう。空港で航空便にチェックインする時や入国審査の際に提示が求められるので、パスポートと合わせて携帯します。
ニュージーランドに入国する場合、復路の航空券を購入済みであるか、もしくは購入できる資金を所有していることが必要です。
入国審査の際、審査官によっては、残高証明をチェックされる場合もあります。航空券を片道しか購入していない場合は、銀行の窓口で発行できる英文の残高証明を用意しておくと良いでしょう。
3. ワーキングホリデービザ
ニュージーランドでワーキングホリデーをしたい場合は、事前にビザの申請が必要です。ニュージーランド移民局のホームページで申請すると、メールにビザが届くため、必ず印刷しておきましょう。
飛行機のチェックイン時に提示を求められることがあるので、パスポートと一緒に機内持ち込み手荷物に入れておきましょう。
また、仕事を始める時にも見せる必要があるので、複数枚印刷しておくと良いでしょう。
4. 保険証
海外の病院にかかる場合、莫大な医療費を請求されることがあります。いざという時のために、保険に加入しておくことが重要です。
保険に加入すると保険証が発行されるので、プリントアウトして持参し、紛失しないよう保管しましょう。
5. クレジットカード
ニュージーランドでは、日本と比較してキャッシュレスが進んでいます。特に多いのが現地の銀行口座のデビットカードの使用ですが、クレジットカードも問題なく使えます(手数料がかかる場合もあり)。
また、ネットで宿やアクティビティなどを予約する場合にも必要になるので、必ず用意しておきましょう。
6. 現金
キャッシュレスが進んでいるとはいえ、現金もまだまだ使用できます。現地の銀行口座を開設するまでは現金が数万円分あると安心です。
ニュージーランドに到着してからも換金はできますが、空港はレートが悪いので、事前に日本の両替所などで両替しておくことをお勧めします。
7. 運転免許証(※現地で運転したい場合)
日本に比べて公共交通機関が発達していないニュージーランドでは、車での移動が便利です。ニュージーランドで車を運転するには、主に二つの方法で免許を取得します。
国際運転免許証
一つ目は、日本で事前に国際免許証を発行する方法です。日本の免許証があれば、国際免許はすぐに発行でき、到着したその日から運転できます。
日本の運転免許証
二つ目は、到着後に日本の免許証を大使館などで英訳し、それを使って現地の免許証を作成する方法です。お酒を購入する際などのIDとしても使用できて便利です。
また、車の保険に加入する場合、国際免許証より保険料が安くなるというメリットもあります。
道路は日本と同じ左側通行なので、運転の難易度は比較的低いです。滞在中に現地で中古車を購入して運転し、帰国時に売却する人も多くいます。
車があると行動範囲が一気に広がるので、免許取得も検討してみてはいかがでしょうか。
ニュージーランドでの生活に必要なもの
次にニュージーランドでワーキングホリデーで生活していく際に、必要なものをいくつか挙げてみます。
8. SIMフリーのスマホ、充電器
日本で使用しているスマホは現地でも使用できます。ただし、そのままの設定で使用すると多額の通信料を請求されてしまうので、現地でプリペイドSIMを購入して使用しましょう。
スマホは事前にSIMロックを解除しておくかSIMフリーであることを確認し、到着後すぐはモバイルデータ通信をOFFにしてWi-Fiのみを有効にしておきます。
そして、現地のSIMを購入して入れ替えたうえで、モバイルデータ通信をONにしましょう。
また、充電器やモバイルバッテリーも忘れずに持っていきましょう。
9. 変換プラグ、変圧器
ニュージーランドのコンセントの差し込み口は日本とは形状が違い、Oタイプと呼ばれるハの字型です。
日本の電子機器類を使用したい場合、現地のコンセント形状に合わせた変換プラグ(アダプター)が必要です。
また、ニュージーランドの電圧は日本よりかなり高く設定されています。基本的にスマホやパソコンの充電には変圧器は不要ですが、ヘアドライヤーなど、物によっては変圧器を通さないと壊れてしまうものがあるので注意しましょう。
ヘアドライヤーには変圧器の必要ない海外対応のものもありますが、かさばりますし、現地で安く売っているので、到着してから購入することをおすすめします。
10. 常備薬
日ごろ薬を服用している方は多めに持参しましょう。
現地で買おうとしても、店頭に置いていないことや、体に合わない可能性もあります。絆創膏などの医薬品も同様に、必要な方は持参すると良いでしょう。
注意点として、入国時の携帯品申告書には忘れずに記入して下さい。申告しないと没収される可能性があります。
また、持ち込める薬の量には制限があるので、持ち込めない分は家族に郵送をお願いするなど、前もって手配しておくといいでしょう。
11. メガネ、コンタクトレンズ
メガネやコンタクトレンズも現地で購入すると値段が高めです。眼科の診療代がかかる可能性もあるので、できるだけ日本から持参しましょう。
一方、コンタクトレンズの洗浄液は現地のドラッグストアで値段もそれほど高くなく買えるので、最初の数日分あれば十分でしょう。
12. 紫外線対策グッズ
ニュージーランドの紫外線は、日本の7倍とも言われています。
アウトドアアクティビティ時だけでなく、日常生活でもすぐに日焼けしてしまいます。そのため、日焼け止めはもちろんのこと、つばの広い帽子やサングラスも必ず着用しましょう。
夏はアームカバーやUVカットのパーカーが役に立ちます。ビタミンCの錠剤などを服用して体の内側からケアすることも効果的です。
13. スキンケア用品
スキンケア用品は、日本に比べると割高です。ただ、先述のように紫外線によって肌がダメージを受けやすいので、日本から多めに持参して適切にケアすることをお勧めします。
また、クレンジングは拭き取りタイプが主流で、オイルクレンジングはあまり売っていないので、こだわりのある方は持参しましょう。
14. 歯ブラシなどの衛生用品
ニュージーランドで売っている歯ブラシは、日本のものと比べてブラシ部分がとても大きく、磨きにくいです。日本から磨きやすいものを何本か持参することをお勧めします。
シャンプー・リンス、石鹸などは現地で購入可能ですが、環境の変化で髪や肌に不調が出やすい人は、使い慣れたものを持っていくと安心ですね。
15. 耳かき、爪切り、生理用品、カイロ
ニュージーランドでは綿棒は売っていますが、耳かきはなかなか手に入りません。また、爪切りや生理用品は日本の方が質がいいので、余裕があれば持っていきましょう。
使い捨てカイロも売っていないので、冬の寒さが心配な場合は持参すると良いでしょう。
16. 洋服・下着・靴
南半球にあるニュージーランドは、日本とは季節が真逆です。暖かいイメージがありますが、緯度が高く南極が近いので、冬はかなり寒くなります。ユニクロのヒートテックやウルトラライトダウンなどが役に立ちます。
また「一日の中に四季がある」と言われているほど一日の寒暖差が激しいので、羽織って体温を調整できるものが大活躍。
天気が変わりやすく、風が強い時や急に雨が降ることもあるため、かっぱにもなるウィンドブレーカーを持っていると重宝します。
ビーチに行く機会も多いと思うので、水着も持っていって損はないでしょう。靴はスニーカーやサンダルがあると良いですが、サンダルは現地でも安く調達できます。
服はかさばるので、百均などに売っている圧縮袋を使用すると便利です。
必須ではないがあるとニュージーランドで便利なもの
ニュージーランドへ持っていくのに必須では無いですが、あったらあったで役立つものもピックアップしてご紹介してみます。
17. 機内で使うグッズ
ニュージーランドに向かう飛行機は直行便で10時間ほどかかります。長旅を乗り切るために、アイマスクや耳栓、枕があると快適です。
枕は空気で膨らませるタイプがコンパクトでおすすめ。着圧ソックスも履いておくと浮腫を抑えることができますよ。
18. PC、USB
必ず使用するものではないですが、仕事探しのためにCV(履歴書のようなもの)を作成するときなど、持っていると便利です。USBがあれば、図書館で簡単にプリントアウトすることができます。
19. 文房具
ニュージーランドの文房具は、良くも悪くもシンプル。日本のような高性能なものもはないので、お気に入りのノートやペンなどを持参すると勉強が捗ります。
20. 貴重品を入れて身に付けられる鞄、ワイヤーロック
ニュージーランドは比較的治安がいいとはいえ、パスポートを携帯するときなどはやはり緊張することもありますよね。そうした時に、ウエストポーチなど、貴重品を入れて身に付けられる鞄があると安心です。
さらに、ホステルに泊まるときなどはワイヤーロックがあると貴重品管理がしやすいです。
21. 双眼鏡
小鳥や動物が多いので、双眼鏡があると散歩やアウトドアアクティビティがより楽しめます。
22. 菜箸、お箸置き
お箸は買えても菜箸やお箸置きは意外と売っていません。かさばるものではないので、日本で使っているものをスーツケースに忍ばせてみてはいかがでしょうか。
23. 日本食
慣れ親しんだ日本の味があると安心ですよね。ただし、食料品の持ち込みには制限があります。
少し割高ではあるものの、ニュージーランドでも日本の調味料は手に入るので、持ち込みたい場合は事前に条件を確認した上で厳選して持参すると良いでしょう。
持ち込むものや大体の材料を英語でリストアップしておけば、税関をスムーズに通ることができるのでおすすめです。
相場を知りたい方のために
ニュージーランドに持参すべき物を沢山ご紹介しましたが、「現地で購入できるならそうしたい!」という方もいるかと思います。
そうした方のために、ニュージーランドでポピュラーなお店のオンラインショッピングサイトをご紹介します。ぜひ参考にしてください。
New World
ニュージーランドの大手スーパー。食料品だけでなく、洗剤や日用品なども売っています。他のスーパーと比較するとちょうど真ん中ぐらいの価格帯です。
Kmart
ニュージーランドのなんでも屋さん。服、電化製品、食器、コスメ、文房具、自転車、キャンプ用品・・・。ありとあらゆるものが低価格で揃います。
品質は抜群とはいえませんが、生活に必要なものをとりあえず揃えるにはうってつけのお店です。
ご参考Kmartのサイト
まとめとチェックリスト
ここでは、ニュージーランドでのワーキングホリデーに必要な持ち物について解説しました。紹介したものをチェックリストにしたので、しっかりと確認して渡航の準備を進めましょう。
渡航に向けて必要なもの
- パスポート
- 航空券
- ワーキングホリデービザ
- 保険証
- クレジットカード
- 現金
- 運転免許証
現地での生活に必要なもの
- SIMフリーのスマホ、充電器
- 変換プラグ、変圧器
- 常備薬
- メガネ、コンタクトレンズ
- 紫外線対策グッズ
- スキンケア用品
- 歯ブラシなどの衛生用品
- 耳かき、爪切り、生理用品、カイロ
- 洋服・下着・靴
必須ではないがあると便利なもの
- 機内で使うグッズ
- PC、USB
- 文房具
- 貴重品を入れて身に付けられる鞄、ワイヤーロック
- 双眼鏡
- 菜箸、お箸置き
- 日本食
ニュージーランド現地での過ごし方など、不安なことも多々あるかと思います。お困りごとがありましたら留学スクエアまでぜひご相談ください。