ニュージーランドってどんな国?
ニュージーランドは日本と同じ島国です。日本からは遠い国ですが、日本で暮らしていて体験できない自然や現地の文化がそこにはあります。日本とは違い、北島と南島に大別できるのが特徴です。同じ島国でもどこがどのように違うのでしょうか?
そこでニュージーランドについて基本的なことから知ってほしいことまで様々なことを解説していきます。ニュージーランド旅行や留学を考えている方はチェックしてみて下さい。
ニュージーランドの基本情報
ニュージーランドは南半球に位置する国でこの国の起源を説明する前に、ニュージーランド一帯にかつてヨーロッパ人が来るまではポリネシア系の人がやってきて島に住み始め、彼らはマオリ人と呼ばれていました。
ヨーロッパ人として初めて島を発見したのがオランダ人のアベル・タスマンとされています。
ニュージーランド一帯の島はヨーロッパ人に認知されオランダ語で『Nieuw Zeeland』と名付けられました。
ただ、それ以降はイギリス海軍に所属していたジェームズ・クックがニュージーランド一帯をイギリス領と宣言し、イギリスの植民となりました。現地の先住民マオリ人とのいざこざがありましたが、お互いに停戦して条約を結び、その後は大きな争いごとがなく、財政再建の道を突き進んだ結果現在に至ります。
国旗の左上にはオーストラリア同様にイギリス国旗の文様が含まれており、現在でもイギリス連邦王国の一国となっています。
その面積は約270,000 ㎢(北島と南島以外の島もカウント)と日本よりは若干小さいです。
ニュージーランドに住む全体の人口は約480万人と同じ島国なのに日本と比べるとずっと少ないです。
ニュージーランドで最大の都市と言えばオークランドですが、首都はウェリントンとなっています。
ニュージーランドの公用語
ニュージーランドの公用語は英語です。歴史的にイギリスの植民地になったことが要因となっています。
ですが、独特な言語文化が発展して『ニュージーランド英語』というものができました。アメリカ英語やイギリス英語と異なり、独特のイントネーションがあることが特徴的です。
当社のカウンセラーも、ニュージーランドの人と英語で話し、フレンドを「フリンド」と発音していたので、最初はなかなか何を話しているのか難しかったです。
ニュージーランドの通貨
ニュージーランドではニュージーランドドル(NZD)が使用されています。平均すると日本円で、だいたい1ニュージーランドドル=77円となっています。旅行する時やニュージーランドに留学する時には現地の通貨と両替をするのできちんとレートなどをチェックしておきましょう。
ニュージーランドの自然と気候
ニュージーランドは雄大な大自然が数多く点在していることで有名です。
テカポ湖から夜になると眺める星空はきれいです。またニュージーランドにあるフィヨルドランド国立公園の晴れた日に氷河に浸食されてできた通称ミルフォードサウンドを見ると、光が湖面に反射してまるで鏡のようにそのフィヨルド群を見ることができます。
ニュージーランドは日本と違って南半球にあるので、季節が逆です。オークランドと東京を比べると、季節が逆なので気温が違いますが、年間平均気温に関してはオークランドの方が東京より差が穏やかとなっています。なお、年間降水量に関しては東京の方が多いです。
ニュージーランドの観光地
ニュージーランドの人気観光地と言えば、オークランドにあるスカイタワーです。
東京にあるスカイツリーと比べると高さこそ低いですが、晴れている日にはオークランドの街並みを一望することができます。
またワイカト地方にあるボビトンという地区には映画『ロード・オブ・ザリング』の舞台となった村があり、映画を見た人が喜びそうな景色が広がっております。
他にも上記で紹介したところ以外に、訪れて損はない自然が楽しめるところが観光スポットになっています。
ニュージーランド人の特徴
ニュージーランド人は寛容な人が多く、外国人の方々にもやさしく接してくれます。
愛国心が強く、自国の製品を愛着もって使用している方が多いです。またアイスクリームが好きで、ラグビー好きな方も多いです。
さらに日本と同様に『助け合い』の精神があることが特徴です。日本と似たような形をしている島国だからこそ共通点があるかもしれません。
最後に
ニュージーランドに関して基本情報などを取り上げました。魅力的な観光地や自然がニュージーランドにはあるので一目見ようといろんな国から観光客が訪れています。 またニュージーランド人は寛容な方が多いので、旅行先で困ったら現地の人に聞けば助けになってくれると思います。