ニュージーランドで働くために事前にやっておくべき必要な事
ニュージーランドに渡航して働こうと考えている人のなかには、
「働くために何を準備しないといけないのだろう?」
「効率的に準備したいけど、何から準備すべき?」
といった疑問を抱えている人も多いのではないでしょうか。
ここでは、「ニュージーランドで働くために事前にやっておくべき必要な事」を6項目にわけて、解説しています。
また、事前に準備する際の注意点についても、わかりやすく説明しています。
ニュージーランドで働くために必要な準備や、渡航前〜渡航後の流れをまとめて紹介しているので、スムーズに準備を進めることができると思います。
働くために必要な6項目
ニュージーランドで働くためのビザを取得したものの、その他にどのような準備が必要なのかわからない、という人も多いのではないでしょうか?
このような人のために、ニュージーランドで働くために事前にやっておくべき必要な事について、以下の6項目にわけて解説します。
- 英語力向上
- CV(履歴書)の作成
- 携帯電話番号の取得
- 住所が証明できる書類の準備
- 銀行口座の開設
- IRDナンバー(納税者番号)の取得
渡航前からできる準備もありますので、ぜひ目を通してみてください。
英語力向上
ニュージーランドで働く際に、英語力は重要になります。
もちろん職種にはよりますが、英語力を向上させる事で、仕事の幅が広がる、よりよい条件で働けるなどメリットが多いといえるでしょう。
仕事の選択肢を増やすためにも、あらかじめ英語力の向上を図ることをおすすめします。
希望する職種では、どのくらいの英語力が求められるのかを確認し、それをもとに目標をたてるのもいいですね。
働き始めた後も、継続的に英語にふれることで英語力の向上を期待できます。
CV(履歴書)の作成
基本的に、仕事探しの際には、CVが必要です。
日本でいう履歴書ですが、日本とニュージーランドでは書き方や内容に違いがあります。
ニュージーランドでは、CVに性別や年齢などを書く必要はありません。
また、職歴は最新のものから順に書くのが一般的です。
CVならではの書き方や、英語の言い回しが多くありますので、可能であれば、英語話者の人にチェックしてもらうことをおすすめします。
仕事探しで直接お店に行く場合、「CVはお持ちですか?」と聞かれることが多いです。
そのため、CVはデータだけでなく、印刷して紙媒体でも用意しましょう。
携帯電話番号の取得
渡航後、できるだけ早い段階で、ニュージーランドで使用できる携帯電話番号を取得しましょう。
なぜなら、諸手続きの際に携帯電話番号が必要になるためです。
例としては、銀行口座の開設や、IRDナンバー(納税者番号)の取得などの手続きがあります。
お使いの携帯電話がSIMフリーであれば、現地でSIMカードを購入すると、携帯電話番号が取得できます。
もしくは、プリペイド携帯電話を購入する方法もありますね。
繰り返しにはなりますが、諸手続きを効率的に進めるためにも、早めに現地の携帯電話番号を取得することをおすすめします。
住所が証明できる書類の準備
銀行口座を開設するために、住所が証明できる書類が必要になるケースがほとんどです。
住所が証明できる書類の例としては、次のようなものが挙げられます。
- 政府からの手紙
- ニュージーランドの運転免許証
- 賃貸契約書
銀行口座の開設以外にも、ニュージーランド在住者に適用される割引などを使用する際に、これらの書類の提示を求められることがあります。
各機関によって、住所証明として認めている書類が異なる可能性があるため、詳細に関しては各機関の公式ページなどで確認することが重要です。
原本が必要なのか、コピーで問題ないのかなども併せて、事前に確認しましょう。
銀行口座の開設
ニュージーランドでは、給与は銀行口座に振り込まれるのが一般的です。
銀行によっては、1年間は手数料がかからないプランなども用意されているので、よく調べて検討してみてください。
銀行口座開設に関して、以下の2通りの方法が主流です。
- 日本からオンラインで申し込みをして、現地に到着してからアクティベート(有効化)する方法
- 現地の銀行窓口で直接手続きをする方法
ご自身のプランに合わせて、決定しましょう。
銀行口座を開設したら、ATMで異なる額で入金・出金を行い、窓口で「銀行取引証明書」を発行しておくことをおすすめします。
IRDナンバー取得の際、有効な銀行口座である証明として、上記の「銀行取引証明書」を提出できます。
※2024年時点の情報であるため、今後変更される可能性があります。お手続きの前に、ご自身で再度ご確認をお願いします。
働くことを考えている人は、早めに銀行口座を開設しましょう。
IRDナンバー(納税者番号)の取得
IRDナンバーとは、ニュージーランド税務局が発行する納税者番号を意味します。
個別に割り当てられる番号で、ニュージーランドで働く場合は、IRDナンバーの取得が必要になります。
申請方法や、申請の際に必要な書類など、詳しくはIRD (Inland Revenue Department)の公式ページをご参照ください。
手元に必要な書類が揃い次第、申請しましょう。
IRDナンバーの取得後は、雇用主と銀行へIRDナンバーを通知するのを忘れないようにお気をつけください。
事前準備に関する注意点
上記では、働くためにやっておくべき事について解説しましたが、次に準備の際に注意する点について説明します。
円滑に準備を進めるためにも役立つ情報ですので、ぜひご参考にしてみてください。
計画的に行動しよう
それぞれ所要時間が異なります。
手続きで2週間〜1ヶ月程度かかる可能性がある点にも注意が必要です。
同時並行で仕事探しに取り組むなど、自分の計画にあわせてスケジュールを組みましょう。
また、必要書類が揃っていない場合は、手続きができないという事態も起こり得ます。
手続きを行う前には、公式ページで確認する・直接問い合わせるなど、正確な情報を得られるよう心がけましょう。
内容をきちんと理解しよう
携帯電話のプラン契約や、銀行口座の開設などの場面で、相手の言っていることがわからないということも起こり得ます。
相手が何を言っているのか分からないまま、「Yes!」とばかり返事してしまうと、トラブルにつながる可能性もありますので、注意しましょう。
トラブルの例としては、本来必要ではないプランに加入してしまう、手数料を高く取られてしまうなどが挙げられます。
わからないことは曖昧なままにせず、翻訳アプリなどを使用して、内容をきちんと理解した上で手続きを進めましょう。
まとめ|準備をはじめよう!
この記事では、「ニュージーランドで働くために事前にやっておくべき必要な事」や「事前準備に関する注意点」について解説しました。
必要な手続きを効率的に行うことで、早いタイミングから仕事探しができます。
渡航前からできる準備もありますので、計画的に取り組みましょう。
ニュージーランドで働くためには、やるべき事も多く大変ですが、しっかりと準備することで、スムーズに働き始めることができます。
ニュージーランドで働こうと考えている人は、ここに記載した内容をぜひ参考にしてみてください!