ワーキングホリデーでニュージーランドに到着して初めの1週間でこれはやっておくべきこと

ワーキングホリデーでニュージーランドに到着して初めの1週間でこれはやっておくべきこと

ニュージーランドでのワーキングホリデーを実現するためには、事前の計画と準備が欠かせません。とはいえ、「あとは出国日を待つだけだけど、到着したらどうしたらいいの?」「現地で必要な手続きは?」など、疑問や悩みは尽きないかと思います。

ここでは、最初に語学学校などの学校に通わない場合を想定し、ニュージーランドに到着してすぐに働きたい場合を念頭に到着して初めの1週間ですべきことについて解説します。

現地到着後のステップを把握しておけば、安心して渡航できると思います。

ニュージーランドに到着当日にすること

SIMカードの購入

SIMカードを購入し、電話番号とモバイルデータ通信を手に入れましょう。ニュージーランドでは、携帯のプランを契約するのではなく、プリペイドタイプのSIMカードを購入し、月毎などにトップアップ(購入・チャージ)して使用するのが主流です。

SIMカードはスーパーやコンビニなどで購入できます。携帯会社はいくつかあり、それぞれにプランも異なるので、自分に合ったものを選びましょう。

ニュージーランドのワーホリ経験者はよくSkinnyというブランドのSIMカードを購入し、1ヶ月ごとにデータ使用量を選んでトップアップしているようです。あと日本を出発する前にSIMロックを解除しておくことをお忘れなく。

Skinny SIM

交通系ICカードの購入

ニュージーランド到着後、公共交通機関を使って宿泊先まで移動する場合、交通系ICカードの購入・登録をおすすめします。

例えばオークランドでは、バスや電車で使用できるプリペイド式のICカード「AT HOPカード」が使用され、通常よりかなりお得に乗車できます。

AT HOPカードはオークランド国際空港の売店でも購入可能です。

そのほかTaurangaではAT HOPカードの代わりに「Beeカード」が使用されるなど、各地域でカードが異なるので注意してください。

AT HOPカード

ニュージーランド到着後3日以内にすること

NZ Inland Revenue

銀行口座の開設

ニュージーランドでは、ほぼ全ての支払いをEftposと呼ばれる銀行のデビットカードで行うことができます。

主要な銀行として、ANZ、BNZ、Kiwi Bankの3つがあり、各銀行によって口座開設のために必要なものや予約の必要性が異なりますので、開設したい銀行の情報をよく確認してください。

ワーホリ経験者の方はKiwi Bankを選ぶ方も多いですが、Kiwi Bankの場合、予約は必要なく以下のものを用意して窓口に行くとその場で開設することができます。

  • パスポート原本
  • ビザの番号
  • 住所を証明する書類(滞在証明)
  • 日本のマイナンバー(番号)

IRDナンバーの申請

IRDナンバー申請

ニュージーランドで働くためには、IRDナンバーと呼ばれる納税者番号と、銀行口座が必要です。

IRDとは、Inland Revenue Departmentの略で、日本の国税局に当たります。IRDナンバーはNZ Inland Revenueのサイトから申請できます。以下のものが必要です。

  • パスポート原本
  • ビザ
  • 日本のマイナンバー(番号)
  • ニュージーランドの住所
  • 銀行口座(後から申告も可能)

在留届の提出

ニュージーランドに入国したら、在留届を提出しましょう。外国に住所や居所を定めて3か月以上滞在する場合は、在留届の提出が法律で義務付けられています。

最新の安全情報や現地での生活に必要な最新情報がメールで送られてくるほか、緊急事態発生時には、この情報をもとに安否確認・支援活動などが行われます。

外務省のホームページから、オンライン上で簡単に申請することができます。

ニュージーランド到着後1週間以内にすること

家探し

最初はホステルに宿泊する方も多いと思いますが、早めに家を決めて生活を安定させたいですよね。ニュージーランドでは、フラットと呼ばれるシェアハウスに住むことが一般的です。

家探しの方法としては、オンラインで行うか、宿泊しているホステルの掲示板で情報を見つけることなどが挙げられます。

オンラインで家を探す場合、日本人向けのサイト「NZ daisuki」の掲示板や「Trade Me」というサイト、Facebookのコミュニティページが便利です。気になる物件が見つかったらすぐにオーナーなどに連絡を取り、内見しましょう。人気の物件はすぐ埋まってしまうので、タイミングを逃さないことが肝心です。気になることやルールは内見の際に必ず確認しておきましょう。

入居が決まったら、これまでホステル等の住所を登録に使用していたものを新しい住所に変更しましょう。

CVの作成

仕事を探す際、重要になるのがCVと呼ばれる履歴書のようなものです。これまでの職務経験や生かせそうな長所を書くと良いでしょう。CVが書けたら沢山印刷してさっそく仕事探しに行きましょう。

仕事探し

どのような仕事をしたいかにもよりますが、一番一般的かつ可能性が高いのは、直接お店などに行ってCVを手渡す方法です。ダメ元でどんどんアプライしましょう。また、バックパッカー向けのサイト「backpackerboard」やFacebookのコミュニティページにも情報が出ているので、ネットも駆使して仕事を見つけましょう。

運転免許証の英訳(現地で運転したい場合)

日本に比べて公共交通機関が発達していないニュージーランドでは、車での移動が便利です。ニュージーランドで車を運転するには、主に二つの方法で免許を取得します。

一つ目は、日本で事前に国際免許証を発行する方法です。日本の免許証があれば、国際免許はすぐに発行でき、到着したその日から運転できます。

二つ目は、現地の免許証を作成する方法です。お酒を購入する際などのIDとしても使用できて便利なほか、車の保険に加入する場合、国際免許証より保険料が安くなるというメリットもあります。

現地の免許証を作成するには、日本の免許証を領事館で英訳してもらうことが必要です。領事館などの窓口で申請すると、約3営業日で英訳したものを受け取ることができます。それを持って近くのAA(日本のJAFのようなもの)に行き、ニュージーランドの免許証を申請しましょう。

まとめ

ここでは、ニュージーランドのワーキングホリデーで、最初に学校に通わない場合を想定してニュージーランドに到着して初めの1週間でやっておいた方が良い事について解説しました。しっかりと確認して渡航後の動きをおさらいしましょう。

もちろん、すべてを1週間以内しなければいけないという事ではありませんが、時間が許せばここでご紹介した内容を時間をかけてやっていくのでも良いかと思います。

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