ニュージーランドのワーホリで失敗しないための心構え
「ワーキングホリデーの失敗ってなんだろう?」
「失敗しないためには、どうしたらいいだろう?」
このような疑問を抱えていませんか?
このページでは、ワーキングホリデーでニュージーランドのオークランドに在住中の筆者Sさんが、ワーキングホリデーのよくある失敗と、ニュージーランドのワーキングホリデーで失敗しないための心構えについて、まとめています。
この内容を読むことで、ワーキングホリデーでの大切な心構えについて理解でき、充実した日々を送ることができますよ。
ぜひ最後まで読んで、お役立てくださいね!
ワーキングホリデーのよくある「失敗」4選
ワーキングホリデーと聞いて、キラキラした日々を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
実際は、キラキラしたことばかりではなく、もちろん「失敗」もあります。
よくある「失敗」をまとめましたので、ひとつひとつみていきましょう。
語学力が足りず苦労した
語学力が足りないことで、以下のような場面で苦労する可能性があります。
●語学学校に入学したものの授業についていけない
ニュージーランドの語学学校では、授業内容は英語で説明されることがほとんどです。
つまり語学力が足りないということは、授業内容を理解できないことにつながるおそれがあります。
●諸手続きで時間がかかる
銀行口座の開設や、シェアハウスの内見などのやりとりは、基本的に英語であることが多いです。
相手の言っていることがわからず、手続きで予想以上に時間がかかってしまう可能性があります。
●仕事探しが難しい
仕事探しの面でも、語学力は重要視されます。
接客業はもちろん、そうでなくともオーナーとのやりとりが英語である場合は、ある程度の語学力があると望ましいでしょう。
資金不足で帰国するはめに
資金不足で帰国しなくてはいけなくなる、といった失敗もあります。
ワーキングホリデーでは、「現地ですぐに仕事を見つけて、生活費を稼ごう」と考える人も多いですよね。
そのため、「とりあえず渡航費と数ヶ月分の生活費があれば大丈夫だろう」と渡航する人もいます。
しかし、仕事が見つからない場合、簡単に滞在資金不足になってしまいます。
勇気を出してワーキングホリデーにいったのに、滞在資金が足りなくなって日本へ帰国、ということが起こってしまうのが現実です。
現地の友達ができず孤独だった
よく耳にするのが
「現地の友達をつくりたい!」
そう願ってワーキングホリデーにいったはずなのに、現地の友達は1人もできず、滞在期間中ずっと孤独だった、という失敗です。
「現地の友達をつくる方法がわからないから、なにもできなかった」という人もいるでしょう。
国によっては、英語を使わなくとも過ごせる日本人コミュニティがあります。
居心地が良いという理由で、ワーキングホリデー先にいる日本人とだけ過ごしていると、現地の友達をつくるのは難しいかもしれませんね。
楽しめずに滞在期間終了
これは“ワーキングホリデー”という自由度の高い制度だからこそ、起こってしまう失敗です。
「ワーキングホリデー先でなにをしていたのか」と聞かれて、「なにをしていたんだろう」と、特にこれといった楽しい思い出もなく、滞在期間が終了してしまった、といったことにもなりかねません。
「ただ1年間、海外で過ごしたい」と渡航した人にとっては失敗ではありませんが、なにかを思い浮かべてワーキングホリデーにいった人にとっては、少し悔しい経験になるかもしれません。
ニュージーランドのワーホリで失敗しないための心構え
ワーキングホリデーのよくある「失敗」4選を読んで、「ワーキングホリデーで失敗しないために、どうすればいいの?」と疑問に思う人も多いかもしれません。
そのような人のために、「ニュージーランドのワーホリで失敗しないための心構え」について、以下で解説しています。
ニュージーランドのワーキングホリデーを考えている人にとって、役に立つ内容になっていますので、ぜひご参考にしてみてくださいね。
ニュージーランドという国に興味をもとう
まず、大前提として、ニュージーランドという国に興味をもつことが大切です。
ニュージーランドは、大自然と豊かな文化をもつ国として有名です。
都市によっても、また違った雰囲気を味わえます。
ゆったりと時間が流れているような感覚があり、自然と人間がバランスよく共存しています。
トレッキングコースや海水浴ができるビーチなど、自然へのアクセスが良いところは、アウトドアが好きな人には嬉しい点でしょう。
ただし、日本の大都市と比べると、娯楽施設はあまり多くありません。
だからこそ、自分で計画して、自分なりに楽しめるのも素敵なポイントです。
ニュージーランドという国のなかで、あなたなりの「興味」や「好き」を見つけることが、大切な心構えだといえるでしょう。
中級程度の英語力を目指して勉強しよう
中級程度の英語力を習得することで、ニュージーランドのワーキングホリデーをより充実させることができます。
なぜなら、英語には生活を便利に、そして経験を豊かにする力があるためです。
例えば、ニュージーランドに住む人は、フレンドリーで優しい人が多いです。
会話が弾むと、おすすめの場所や知り合いを紹介してくれるなど、知識や人脈が広がるきっかけにもなります。
ワーキングホリデー前の準備期間や、ワーキングホリデーの期間中に、中級程度の英語力を身につけられるよう勉強しましょう。
十分な資金準備、生活費を現地でまかないたい人は渡航時期にも注意を!
資金不足で帰国しなければならなくなった、という失敗をしないためにも、十分な資金準備を心がけましょう。
また、現地で仕事を見つけて生活費をまかなおうと考えている人は、渡航時期にも注意が必要です。
ニュージーランドでは、渡航時期によって仕事探しの難易度が変化します。
レストランやお土産屋さんなどの接客業は、観光シーズンである夏(12月〜2月ごろ)に向けて、求人が増える傾向があります。
つまり、秋以降は求人募集をしているところは減ってしまいます。
予想以上に仕事探しが難航する可能性がありますので、ご注意くださいね。
また、ファームジョブを考えている場合は、希望する青果物の収穫時期を考慮して、渡航時期を決定する必要があるでしょう。
積極的に行動しよう
現地の友達をつくるためには、とにかく積極的に行動することが大切です。
Meetupなどアプリを使って、イベントに参加したり、メッセージのやりとりをしたり、なにかできそうなことから始めてみるといいでしょう。
イベントの種類も多岐にわたります。
ハイキングやテニスなどのアウトドアアクティビティから、クイズや言語交流などをテーマにしたイベントまで、様々なイベントがあります。
興味のあることに参加してみましょう。
これを機に、新しい趣味をみつけてもいいですね!
目標をたてよう
「ワーキングホリデーにいったけれど、楽しめず、何もせずに終わってしまった」
このような失敗をしないためには、目標をたてることが重要です。
なにをもってワーキングホリデーを成功とみなすのか、それは個人によって異なります。
だからこそ、自分と向き合い、自分なりの目標をたてることがキーになります。
英語力、趣味、帰国後の進路……
具体的にイメージできるよう目標をたてると、目標達成に必要なステップが意識できるため、モチベーションの維持にもつながりますね!
まとめ|ニュージーランドでのワーキングホリデーを成功させよう♪
このページでは、ニュージーランド在住の筆者Sさんが、よくある失敗をもとに「ニュージーランドのワーホリで失敗しないための心構え」について解説しました。
文化の違いを感じられたり、新しい景色をみたり……
自由度の高いワーキングホリデーだからこそできる経験があります。
ニュージーランドのワーキングホリデーがあなたなりの「成功」になるように、しっかりと準備して渡航しましょう。
ニュージーランドへのワーキングホリデーを考える際には、この記事をぜひお役立てくださいね♪