ニュージーランドのワーホリでオークランド以外をお勧めする理由

ニュージーランドのワーホリでオークランド以外をお勧めする理由

ニュージーランドでのワーキングホリデーを実現するためには、事前の計画と準備が欠かせません。とはいえ、「ニュージーランドでどこに住めばいい?」「やっぱり最初はオークランド?」など、疑問や悩みは尽きないと思います。

そこで、ニュージーランドでワーホリする中でオークランド “以外”の場所をお勧めする理由について考えてみます。

ワーホリをスタートする場所として、最大都市オークランドを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。オークランドはとても便利で活気があり、留学やワーホリ先としても人気の街です。

ただし今回は、タウランガというオークランド以外の街でワーホリを始めた経験者の体験をもとに、あえてオークランド以外の都市を選ぶメリットをお伝えします。

オークランドとそのほかの都市の特徴が分かれば、自分に合った場所を選ぶことができると思います。

オークランドについて

オークランドの町

オークランド以外の都市をお勧めする前に、まずオークランドについて簡単にご紹介します。

ニュージーランド最大の都市オークランドは、首都であるウェリントン以上に人口が多く、なんとニュージーランドの人口の3分の1がオークランドに暮らしています。

そのため、生活に必要なものや娯楽などなんでも揃っていて、公共交通機関も発達しています。国内で最も便利な都市といえ、海外初心者の方でも生活に困ることは少ないでしょう。

港が近く活気があり、様々なイベントが開催されているのも特徴です。

また、日本をはじめ世界中から移民が集まっており、オークランドにおける移民の割合は40%を占めるとも言われています。各国のレストランやアジアンスーパーなども多く、日本人にとっても暮らしやすい街です。

人口が多い分、レストランやカフェなどの母数も多く、他の都市と比べると仕事が見つかりやすい傾向にあります。語学学校も沢山あるため、ワーホリをスタートする場所として人気があるのも頷けますね。

このような方には、オークランドはとてもお勧めです。

  • 海外に住むのが初めてで不安
  • 便利な都会が好き
  • 国際色豊かな環境に身を置きたい
  • 日本人が多い場所に住みたい

ポイント①「これぞNZ」という自然を感じられる

ニュージーランドの自然海岸

ワーホリの目的や渡航先を決める理由は人によって様々ですが、豊かな自然を求めてニュージーランドを選んだ方には、ぜひオークランド以外の地方に住むことをおすすめします。

オークランドは良くも悪くも都会です。

特にCBDと呼ばれる市街中心部は、高層ビルがひしめき合い、至る所が工事中で交通渋滞。CBDからバスで20分ほど離れたノースショアなどに行けば海水浴のできる綺麗なビーチもありますが、大自然をイメージして行くとギャップを感じるかもしれません。

この体験談をご提供いただいた経験者によると、ニュージーランド入国初日にオークランドに到着した際、想像していたニュージーランドのイメージとの違いにかなり戸惑われたようです。

実際、Kiwi(ニュージーランド人)からも「オークランドはニュージーランドで一番ニュージーランドらしくない」という声をよく聞くほどみたいです。

一つの都市に人口の3分の1もが集中しているということは、逆に言えば、残りの人口はその他大部分の地域に散らばっているということ。

そのため、一歩オークランドを出れば景色も大きく変わり、ニュージーランドと聞いてまずイメージされるような牧場や豊かな自然が広がります。

特に南島には総人口の4分の1しか住んでおらず、圧倒的な大自然を肌で感じることができます。

ニュージーランドらしい自然を満喫したい方には、ぜひオークランド以外の地方を選んでみてください。

ポイント② 日本人が少ない

ニュージーランドの自然山

日本人が少ない場所に身を置きたい、地元の人と交流したいという場合は、オークランドは避けた方がいいかもしれません。

オークランドは日本人に人気の街なので、留学やワーホリでの滞在者や長年在住されている方が沢山います。語学学校における日本人の割合も他の都市より高いです。

日本人の仲間ができやすい一方で、「せっかく語学学校に通ったものの、結局日本人同士で固まってしまってあまり英語が伸びなかった」という声も。

街全体も移民が多いため、地元の方と接する機会は比較的少ないかもしれません。

もちろんその環境でどう過ごすかは本人次第ですが、地方に行けば行くほど日本人の割合が減り、地元の人と出会える確率が高まるのも事実です。

体験者の方はタウランガという街のショッピングモールで働いていましたが、職場に日本人はおらず、お客様のほとんどが地元に住むKiwiやマオリの方々でした。

さらに、住んでいた家もKiwiオーナーのフラットだったため、その土地に根差したKiwiライフを体験することができました。

完全な英語環境で地元の方々と交流しながら働きたい方や、Kiwiライフを満喫したいという方は、オークランド以外の都市を検討してはいかがでしょうか。

ポイント③ 物価が安い

ニュージーランドは全体的に物価が高いですが、中でもオークランドは物価高が顕著です。少しでも生活費を安く抑えたい方は、そのほかの地域に住むことをおすすめします。

特に家賃は地域によって大きく相場が異なります。比較的家賃の安いクライストチャーチと比べると、オークランドの家賃は週$100ほど相場が高い傾向にあります。

家賃は支出の中でも特に大きな割合を占めるので、事前に相場を確認するようにしましょう。Facebookには各地域ごとに家やフラットの賃貸コミュニティがあるので、参考にすると良いでしょう。

ただし、国際的な観光地として有名なクイーンズタウンなど、一部の地域はオークランド以上に家賃や物価が高いことも。

また、田舎すぎると車が必要になり、別のところでお金がかかってくる場合もあるので注意してください。

まとめ

ニュージーランドのワーホリでオークランド以外をお勧めする理由をご紹介してきました。

オークランド以外をお勧めするポイントとしては、ニュージーランドらしい自然を感じられる点、日本人が少ない点、そして物価の安さを挙げさせてもらいました。

オークランドにもそのほかの都市にもそれぞれ違った魅力があるので、自分の理想とする生活をイメージして、自分に合った場所を選んでください。

また、ワーホリ開始後、一つの都市にとどまる必要はありません。入国してしばらくしてから気になる場所に移住するのもお勧めです。

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