TOEFL ibtについて
TOEFL ibtテスト概要
- 試験内容
- ●リーディング
- ●リスニング
- ●ライティング
- ●スピーキング
- 実施頻度
- 月に4回~5回(大都市圏)
- 申込締切
- 試験日の7日前
- 結果通知
- 試験日の10日後
- 受験料
- $230*
- *受験料は、2016年10月現在
- 開催地
- 愛知・秋田・千葉・福島・群馬・広島・北海道・兵庫・茨城・石川・香川・鹿児島・神奈川・熊本・京都・三重・宮城・宮崎・奈良・新潟・岡山・沖縄・大阪・埼玉・静岡・栃木・東京・和歌山・山梨・福岡
*受験料は、2016年10月現在
TOEFLとは
TOEFLとはアメリカの英語試験機関ETS(Educational Testing Service)が実施している英語が母国語ではない人の英語能力を測るテストです。一昔前は、TOEFLもマークシートで行う紙主体のペーパーベース(PBT)が主流でしたが、昨今ではインターネットベースのibtが主流となっています。
アメリカの大学や大学院へ留学したい場合、多くの大学で英語能力を証明するテストとしてTOEFLは利用されています。またカナダの大学でも多くの大学で認められています。
一方で、イギリスやオーストラリアなどではTOEFLも受け付けてくれるケースもありますが、多くの場合英語能力証明としてIELTSがメジャーになっています。そのためTOEFLテストは、どちらかといえばアメリカやカナダなどの北米の大学・大学院への進学に適したテストだと念頭に置かれていたほうが良いでしょう。
TOEFL ibtは、インターネットベースなので、決められた会場に出向きパソコンに向かいながオンラインでテストを受講するという仕組みになります。
TOEFL ibtの構成
TOEFLテストは、リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4技能を測ります。各技能30点満点で、合計120点が満点となります。
昔のTOEFLテストは、リーディング・リスニング・グラマーのみの構成で、スピーキングやライティングは試験内容に入っていなかったです。ただ、英語で話せるスキルや英語で書けるスキルは、現地の大学で非常に需要な要素となります。ペーパーベースのテストではない、パソコンやインターネットをベースとした受験システムからしっかりと話すスキルと書くスキルが試されるようになりました。
また、これらの4技能がそれぞれ独立した試験内容になっているということもなくなり、例えば、ライティングの試験で講義を聞いてから自分の主張を書かせるなどスキルをミックスさせた形式になっています。
各英語スキルを測る試験内容も大学や大学院への進学を目指すことを念頭に置いているため、アカデミックな内容ばかりです。
経済学・ビジネス・環境学・物理学・医学などなど、アカデミックな内容で各スキルが測られますので、使われる英単語の難易度も高くなっています。リスニングなども実際の大学の講義やゼミを想定した内容で出題されます。
【テスト構成まとめ】
- ● リーディング・・・30点
- ● リスニング・・・・30点
- ● ライティング・・・30点
- ● スピーキング・・・30点
TOEFL ibtのスコア
TOEFL ibtのスコアは、4つのスキルが各30点満点で、合計120点満点です。目安として、コミュニティカレッジへの出願に60点、大学学部への出願に80点、大学院進学で90点が目安となります。ただし、実際は出願するカレッジや大学が求めている最低スコアをクリアする必要があります。
といっても、80点が実際のところどの程度かというのはわかりずらいところなので、TOEFL ibtのスコアをほかの英語能力テストと比べてみると下の表のようになります。ただし、注意していただきたいのは、この換算表通りにはならないという点です。実際のTOEICが900点でも、TOEFLでは60点ということもよくあります。それぞれの試験の内容も異なれば、出題形式も異なります。そのまま同じ尺度で測れないことだけ注意する必要があります。
スコア換算表
TOEFL ibt | IELTS | TOEIC | 英検 |
---|---|---|---|
0-31 | 4.0 | 405-600 | 4級 |
32-34 | 4.5 | 3級 | |
35-45 | 5.0 | 600-620 | |
46-59 | 5.5 | 620-670 | 準2級 |
60-78 | 6.0 | 670-720 | |
79-94 | 6.5 | 720-780 | 2級 |
94-101 | 7.0 | 780-790 | 準1級 |
102-109 | 7.5 | 790-850 | 1級 |
110-114 | 8.0 | 850-900 | |
115-120 | 8.5 |
TOEFL受験方法
- STEP1: テストの受験地と受験日を確認
- 最寄りのTOEFL ibtの受験地がどこになるのか、そしてその受験地でテストが受験できるのはいつなのか、ETSのサイトで確かめます。
- >>ETSで受験地と受験日を確認
- Japanを選択して、選んでください。もちろん他の国での受験も可能です。
- ※2週間~2ヶ月半先の受験日が確認できます。
- STEP2: 登録
- オンライン・郵送・電話で登録可能です。
- オンラインの場合は、以下のサイトから登録を開始します。オンライン上で受験料もクレジットカードで支払います。
- 登録の際には、パスポートなどの身分証明の登録も求められます。
- >>オンラインで試験を登録
- ※基本的に、試験日の7日前まで登録可能です。
- STEP3: 確認
- 登録したメールアドレスに確認書類が届きます。そこに、受験日・開始時間・試験会場の住所が記されています。
- 試験日の直線に変更される可能性もあるので、試験日前日にもう一度オンライン上で変更がないか確認しておきましょう。
- STEP4: 試験日当日
- 試験会場の30分前までには到着できるようにしてきます。
- また試験会場には、必ず登録した身分証明書の原本を持参しなければなりません。
- STEP5: スコアチェック
- 試験日の10日後にはオンライン上でスコアの確認ができるようになります。
- TOEFLのオンラインアカウントでログインして、スコアを確認します。