留学準備のチェックリスト
留学を検討し始めるにあたって、何から準備してよいか迷うことも多々あるかと思います。
何から考えていけば良いか、何を準備していけば良いのか、実際に留学する時には何が必要?などなど留学が初めての場合、どこから手を付けてよいかわからないかもしれません。そこで、留学に向けた準備について、初期の段階から丁寧にご紹介してみたいと思います。
留学検討段階
留学を思いついたら、まずは何を勉強したいのか、いつから勉強したいのか、どこで勉強したいのか、留学に対しての自分の希望をまとめてみましょう。
- 何を勉強する
- 語学(英語・フランス語・ドイツ語・・・)
- 専門スキル(メイクアップ・デザイン・ビジネス・・・)
- 大学へ進学や聴講
- 就業経験
- などなど
- いつから始める
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- 夏休み
- 春休み
- ゴールデンウィーク
- 1ヵ月後
- 1年後
- などなど
- どのくらい留学する
-
- 1週間
- 1ヵ月
- 半年
- 1年
- 1年以上
- などなど
- どこへ留学する
-
- アメリカ
- イギリス
- カナダ
- オーストラリア
- フランス
- などなど
- 滞在先はどうしたい
-
- ホームステイ
- 学生寮
- ホテル
- アパート
- 自分で手配
- などなど
まずは、大雑把でも構いませんので、どういった留学がしたいのか自分なりに考えてみましょう。そうすれば次の準備で実際に留学について相談する時にも話が進みやすくなります。
留学相談に向けての準備
利用するしないは別として、ある程度留学の希望が固まったら、一度留学会社に電話やメールするなどして相談してみるのも良いかもしれません。またある程度留学先も絞っていれば、実際どのくらい費用が掛かるものなのか見積もりを取ってみるのもいいでしょう。
相談する時には、【留学開始時期】【留学期間】【予算】【留学の目的】【留学先候補】は、ある程度決めて準備しておくと相談を受ける側も話をしやすいですし、留学のイメージも湧きやすくなります。
ここまで準備していれば、留学会社も見積もりを出しやすくなりますので、どの国の留学だったらいくらで、どのくらい費用が変わってくるといった少し突っ込んだ話もしやすくなります。
留学会の利用を念頭におかれている場合は、この1つの会社で決めるのではなく、同じ条件でいくつか見積もりをもらって比較検討するようにしてください。
留学申込にあたっての準備
いくつか留学会社に相談し見積もりももらって、1つの会社に決めたら申し込みをしなければいけません。または直接申し込みの場合は、海外の学校に申し込みが必要です。その時の申込に際していくつか準備をしておくことも肝要です。
留学会社と学校の規約
留学会社に申し込むにあたり、いつまでに何が必要かしっかりチェックしておきます。申込金などの前金を求められる場合は、いくらをいつまでに払うのか、そして解約することになってしまった場合の解約や返金の条件など申込前にチェックしておきましょう。
申込する学校に関しても同様で、学校を途中でやめることになった場合の学校独自の解約条件や返金条件も留学会社を通して前もって確認しておきましょう。自己手配の場合は、学校のポリシーを見せてもらって、解約条件等しっかり確認しておく準備をもう申込前に行ってください。
必要書類
留学会社に申し込む場合でも、学校の直接申し込む場合でも、申し込みに当たり以下の書類の提出が求められます。特にパスポートはあらかじめ準備しておくようにしておきましょう。
- ● 所定の申込用紙(フォーム)
- ● パスポートのコピー
- ● 保護者の同意(未成年の場合)
- ● 財政証明(アメリカのビザを取得する場合)
留学への持ち物準備
留学先や渡航日も決まり、実際に出発するまでが、一連の留学準備期間の中で一番忙しく何を持って行くべきかいろいろと悩む時期でもあります。スーツケースを準備し、留学先で必要なものをパッキングしていくようになります。
実際に、どういった持ち物が必要かは留学される国に応じて多少異なります。例えば、オーストラリアでは日焼け止めやサングラスがあったらよいなど。それぞれの留学先の国に応じて準備をしていくようにしましょう。すべての国に共通して準備しておいた方が良いものは、以下のリンク先のページでまとめていますので、参考にしてみてください。
現地生活準備
現地での留学生活にむけて準備するべきものは、前にご紹介している留学持ち物の準備の中でもご紹介しているので割愛しますが、ソフト面として準備しておくべきものあったりします。
日本の文化を知ろう
その一つが日本のついてです。日本の文化や風習、日本人の考え方や価値観などなど、実際に留学して知り合いになる他国出身者やホームステイのホストに話しても恥ずかしくない程度に日本に関する知識を事前に入れておきましょう。海外に出れば、日本人として日本のことに興味を持っている人もたくさんいますので、身近な日本代表として日本に関する知識を入れておくと現地でのコミュニケーションもやりやすくなると思います。
現地の観光スポットなど
せっかく留学しているのですから、その国のこともしっかりと知っていくような心がけをしていくとベターです。その国の観光スポットや名勝を事前に調べ準備しておいて、留学中に訪ねてみるのもいいのではないかと思います。
留学は単位語学を勉強したり、専門知識を学びに行くだけではありません、留学の醍醐味は異文化や異なる価値観・考え方を知り多様性を肌で感じていくことにあると思います。その為にも、自分の国のことを知り、留学先の国のことを知るという姿勢はとても大切です。
語学学習準備
と言いつつも、やはり留学先では現地の国の言葉を使って生活していくことになるので、英語圏なら英語、フランス語圏ならフランス語というように、語学の事前学習を進めておくことで、実際に留学先での勉強の進み具合も異なってきます。日本にいる間に語学の勉強はできるところまでやっておければ理想的です。
英会話学校などの会話学校
いまでは日本中至る所に英会話学校などの語学の会話学校があります。お値段は高いところからお安いところまで揃っていたりもするので、こういった会話学校で事前学習を進めるのも一つの手段です。
オンライン英会話
昨今ではオンラインでの英会話レッスンも普及しています。教室型の英会話学校よりもお安くリーズナブルなので、パソコンやスマホがあれば気軽にレッスンを受けることができます。
参考書等での自宅学習
留学先の語学学校では、必ずと言っていいほど多くの学校で英文法のレッスンが含まれています。英文法のレッスンを英語で授業されますので、いまいち理解できないという声も時々聞くこともあります。それに備えて、文法書など日本語で書かれた参考書で、事前に語学の学習を進めておくことも有効です。