フランス留学費用の相場内訳一覧と賢い節約方法は?お得に留学するコツ
「フランス留学に憧れているけれど、どれくらいの費用がかかるのか不安...」そんな悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。
航空券や授業料、滞在費など、かかる費用はそれなりですが、それでも月15〜30万円程度でフランス留学ができるため、決してフランス留学は夢物語ではありません。
フランス留学で損をしないためにも、円安や物価上昇が続く中で、安心して留学するためにも、留学エージェント選びが重要になります!
この記事では、フランス留学に必要な費用の相場や、節約のコツについて詳しく解説しています。
フランス留学の費用内訳と相場価格一覧
費用項目 | 相場価格(2025年現在) | 補足情報 |
---|---|---|
入学金 | 約5万~15万円 | 学校によって異なる一時的な費用 |
ビザ代(長期留学用) | 約1万~2万円 | 学生ビザ申請費用 |
航空券(往復) | 7万~20万円 | 季節や予約時期により変動 |
授業料(月額) | 約8万~15万円 | 学校やコースにより異なる |
滞在費(月額) | 約10万~15万円 | 都市部では高額になる傾向 |
生活費(月額) | 約5万~15万円 | 自炊で節約可能 |
交通費(月額) | 約1万~2万円 | 定期券の利用で割安に |
保険料(年間) | 約10万円〜 | 海外旅行保険の加入が推奨されます |
フランス留学に必要な費用は、2025年現在、全体的に高騰しています。
主な理由は日本円の円安が続いており、ユーロとの為替レートが留学費用の負担を大きくしているからです。
また、ロシア危機によりエネルギー価格が上昇し、フランス国内の物価も高くなっています。
特に都市部での滞在費や食費が上昇しており、留学生にとっては思わぬ打撃になっていることでしょう。
しかも、滞在費や食費がどこまで上がるのかは、誰にもわからないような状況になっています。
フランス留学の入学費用は学校によって幅がある!語学留学のみなら高くない?
- フランス留学の入学費用は、学校の種類や学習内容によって大きく異なる。
- 語学留学の入学費用は比較的安価で、5万円から15万円程度が一般的。
- 公立大学の授業料は政府補助により非常に安く抑えられている。
- ファッションや料理など専門学校は、年間100万円以上かかる場合もある。
- 留学エージェントを活用することで、費用の見積もりや申請手続きがスムーズになる。
フランス留学にかかる入学費用は、学校の種類や目的によって大きく異なります。
語学留学の場合、費用は比較的安価で、入学金や授業料を合わせても月額で約8万〜15万円程度に抑えられると考えて良いでしょう。
ただし、フランスで専門的な知識やスキルを学ぶためにファッションや料理、芸術などの専門学校へ通う場合は、年間で100万円以上の費用がかかります。
フランス留学に必要なビザは?ビザ代はいくらぐらいかかるの?
- フランス留学では主に**長期学生ビザ(VLS-TS)が必要。
- 有効期間は4か月以上1年未満で、更新手続きを行うことで延長可能。
- 申請費用は約50ユーロ(約7500円)で、滞在税として支払う。
- 申請は日本国内のフランス大使館で行うが、事前にCamlius Franceで手続きが必要。
- ビザ取得後はフランス滞在中に年間964時間(週20時間)までのアルバイトが可能。
フランス留学には、長期学生ビザ(VLS-TS)の取得が必要です。
このビザは、フランスで4か月以上1年未満の学習活動を行う場合に必要なビザで、ビザを取得しているとシェンゲン圏内(EU域内のこと)の他国への移動も可能です。
また、ビザの有効期間が切れそうな場合には、フランス国内で更新手続きを行い、滞在を延長することもできます。
ビザの申請費用は、滞在税として約50ユーロ(約7500円)が必要です。
電子印紙としてクレジットカードで支払うか、フランス国内のタバコ屋で現金購入することも可能です。
なおビザ申請の際には、月額615ユーロ以上の経済力があることの証明や、留学先の教育機関への登録証明書が必要になります。
フランス留学、長期学生ビザ(VLS-TS)の申請手続きについて
申請手続きは日本国内で行う必要があり、東京のフランス大使館領事部が窓口となります。
ただし、申請前にCampus Franceの「Etudes en France」手続きを完了させることが義務付けられており、の手続きが完了していないと、ビザ申請を受理してもらえないため、注意が必要です。
留学エージェントは、これらの手続きをスムーズに進めるためのサポートとして、次のことを行ってくれます。
- 学校選びと入学手続きの代行:希望する分野や目的に合わせて最適な学校を提案し、入学申請の手続きをサポートします。
- ビザ申請サポート:必要書類の準備や申請書の作成、フランス語での書類作成が不安な方への支援を行います。
- 住居探しのサポート:ホームステイやアパート、学生寮など、希望に応じた滞在先の紹介や契約手続きをサポートします。
- 現地生活のサポート: 到着後のオリエンテーションや生活に必要な情報の提供、緊急時の対応など、安心して留学生活を始められるよう支援します。
留学エージェントを使って上記のサポートを受けることで、初めてのフランス留学でも安心してビザの準備を進めることができますよ。
また、個人でフランスの留学ビザを取得できないわけではないですが、求められる語学レベルが非常に高いので、手間を考えると留学エージェントを使うことをおすすめします。
航空券はオフシーズンを選ぶと安くなる場合も!
- 往復で約7万~20万円かかる。
- 季節や航空会社、予約時期によって大きく変動。
- 観光シーズンを避けると大幅な節約が可能。
航空券は留学計画の中で最も変動の激しい費用の一つです。
特に夏の観光シーズンや年末年始にはチケットが高騰し、20万円を超えることも少なくありません。
ただ、1月から3月のオフシーズンは価格が落ち着き、往復で7万円台の格安チケットを手に入れることも。
また格安航空会社(LCC)の利用や、経由便を選ぶことでさらに安くなる場合もあります。
最近では円安が続いているため、外国通貨建てで購入する航空券が割高になる点は覚えておきましょう。
なお、フランス留学をすでに決めているのなら、複数の旅行サイトで比較し、航空券は早めに予約し、購入しておきましょう。
授業料の費用は学習内容によって変わる!
- 月額で約8万~15万円が相場。
- 公立大学は学費が安く、私立校や専門コースは高額。
- 奨学金の活用で大幅な節約が可能。
授業料は選択する語学学校によって大きな差があります。
例えば、フランス政府が支援する公立大学では、年間数万円程度で学べる場合があります。
一方で、私立の語学学校や料理、ファッションといった専門分野の学校では、月額15万円以上の費用が必要になることも。
ここで大事なのは、自分の目的やキャリアプランに応じて適切な学校を選ぶことです。
さらに奨学金を利用すれば負担を軽減できます。フランス政府や日本国内の留学奨学金プログラム(例:トビタテ留学JAPAN)に応募することで、年間数十万円以上の支援を受けられる場合もありますよ。
滞在費はいくらぐらいかかる?
- パリでは月額10万~15万円、地方都市では5万~10万円程度。
- 学生寮やルームシェアは節約に効果的。
- 家探しは早めにスタートするのが成功の秘訣。
滞在費は、留学中の大部分を占める出費です。
特にパリのような大都市では家賃が高騰しており、月額15万円を超えることも一般的です。
2022年以降、インフレの影響で家賃がさらに上昇しています。
一方、リヨンやトゥールーズといった地方都市では、5万円台で家を見つけられる場合もあります。
滞在費用を抑えたい場合、学生寮やルームシェアが選択肢にいれること。
そして、早めに家探しを始めると、選べる物件の選択肢が広がります。
語学に自信がある場合は不動産サイトや現地の学生掲示板を活用し、信頼できる物件を見つけるのも手です。
生活費も高騰中!自炊中心で節約しよう
- 月額5万~15万円が目安。
- 自炊中心で費用を3万円台に抑えることが可能。
- 外食は一食5000円以上かかることも。
日本に比べてフランスの外食費は高額で、カジュアルなレストランでも一食5000円以上することが多いため、頻繁な外食はおすすめできません。
ただし、自炊中心の生活にすれば月3万円程度に抑えられることもあります。
生活費節約のコツは地元のスーパーマーケットやマルシェ(市場)を利用すること。
フランスのマルシェでは、その場所でしか食べられない新鮮な野菜や魚、思わぬ食材が手に入ることもあり、留学中に一度は足を運んでほしい場所でもあります。
マルシェの中には、フランスらしいチーズやワインが売られていることもあり、その場所でしか食べられない地元の味がお手ごろな価格で購入可能なので、楽しみながら節約が可能です。
交通費はパスなどを利用すれば意外に安く抑えられる
- 月額約1万~2万円が相場。
- NAVIGOパスなどの割引定期券を利用可能。
- 地方都市では交通費がさらに低く抑えられる。
フランスの公共交通機関は発達しており、留学生にとって便利です。特にパリのNAVIGOパスは、市内全域で使える学生向け定期券で、月額約75ユーロ(約1万2000円)とお得です。
また、地方都市では公共交通機関の利用料金がさらに安くなることもあります。
多くのフランスの都市では留学生であれば、学生割引制度が適用されるため、フランス留学到着後に交通カードを作ることをおすすめします。
保険料は節約せずに、万が一の備えとして準備を!
- 年間約10万円が一般的な相場。
- 医療費や盗難補償を含むプランを選ぶのが安心。
- 学生向けプランでコストを削減。
海外旅行保険は、万が一に備えて欠かせない出費です。
フランスでは医療費が高額で、海外旅行保険を選ぶ際には、医療費補償が充実したプランを選ぶようにしましょう。
特に留学生向けの保険プランでは、年間10万円程度で十分な補償が受けられるプランもあるので、日本国内にいる間に自分にあった海外旅行保険を見つけておいてください。
また、クレジットカード付帯の保険を活用することで、保険料を節約することもできますよ。
ただし、クレジットカード付帯の保険を選ぶ際には、保険内容をしっかり確認し、必要な補償が揃ったプランを選ぶようにしましょう。
フランス留学の助成金と申請方法は?奨学金が使える場合も!
助成金の概要
- 日本学生支援機構(JASSO)による海外留学支援制度が利用可能。
- 月額6万円から10万円程度の奨学金が給付される。
- フランス政府の助成金制度では、現地の学生と同様に住宅補助が受けられる。
- 申請方法は、大学や留学エージェントを通じて行う場合が多い。
- 奨学金の申請には、一定の学力基準や語学スキルの証明が必要。
フランス留学にかかる費用負担を軽減するため、日本やフランスのさまざまな助成金制度を活用することができます。
日本では、JASSO(日本学生支援機構)の海外留学支援制度が代表的です。
この奨学金では、留学先の生活費や学費を補助する形で、月額6万円から10万円程度が給付されます。
フランス政府が提供する住宅補助(CAF)も魅力的な制度で、家賃の一部をカバーしてくれます。これはフランスの現地学生と同様の補助金が受けられる制度で非常に魅力的です。
なお、JASSO奨学金の申請には、学校推薦やエージェントを通じた手続きを行うのが一般的です。
奨学金の選考時には学力や語学スキルの証明が求められる場合が多く、社会人からの留学よりも現役学生の方が、JASSO奨学金を支給しやすくなっています。
フランス留学のために、JASSO奨学金を申請する場合は、フランス語の基礎スキルを証明する「DELF/DALF」を取得していると、審査が有利になることがあります。
もちろん、JASSO奨学金を利用する際には事前にしっかりと応募条件を確認し、必要書類を準備することが成功の鍵です。
フランス留学は留学エージェントに任せて安心!
フランス留学に必要な費用は、決して安くはありませんが、月々の予算は15万~30万円程度と決して夢物語とも言えない金額です。
また留学費用を節約したい方には、奨学金制度の活用やルームシェア、自炊などを選ぶのもおすすめです。
ただ、フランスならではの文化やライフスタイルを楽しむためにも、留学費用を切り詰めるよりも、少し余裕を持った予算を立てることをおすすめします。
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