日本からカルガリーへの行き方
カナダ西部に位置するアルバータ州最大の都市、カルガリー。カナディアンロッキー観光の玄関口であるこの街は、高層ビルが立ち並ぶ洗練された都市でもあります。緑豊かな公園があちこちにあり、自然と都会とが共存するカルガリーは、留学にも旅行にもとても人気のある街です。
そんなカルガリーへは日本からどうやって行けばよいのでしょうか?ここでは日本からカルガリーへの行き方としていろいろなパターンをご紹介していきます!
※ここでご紹介している航空便運航スケジュールはコロナパンデミック前の情報でご紹介しています。最新の運航スケジュールは定期便復帰確定後に随時更新していきます。
カルガリーへの行くのに直行便はある?
日本からカルガリーへの直行便は、エアカナダが夏季限定(4月~10月)で運航を予定しています。
エアカナダ
出発地 | 成田空港 |
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便名 | AC10 |
出発時間 | 16:25 |
到着時間 | 11:05 |
所要時間 | 9時間40分 |
運航日 | 月・木・金・土・日 |
繁忙期の夏季のみ運航しているエアカナダの直行便です。週5日運航しているというのも嬉しいですね。時間も有効に使え、身体的にも負担が少ないので直行便はやはりおすすめです!
※ご紹介している運航スケジュールは変更になることもありますので、最新のスケジュールをご確認下さい。
日本とカルガリーとの時差は-16時間。日本の方が16時間進んでいるということになります。例えば、日本が20時だとカルガリーは4時。ちなみにサマータイム期間中(3月上旬~11月上旬)は時差が-15時間になります。
日本からカルガリーへその他の行き方
夏季以外の時期ににカルガリーへ行く場合や、直行便のチケットが取れなかった時は経由便を検討してみましょう。カルガリーへは、カナダやアメリカの各都市を経由して行く方法が多くみられます。
特徴として経由便は乗り継ぎに時間がかかることが多く、カルガリーまで長い便で20時間近くかかってしまう場合もあります。ですが、直行便と比較して料金を抑えられるというメリットもあるので、少しでもお安く行きたい方には良いでしょう。
カナダ国内経由
バンクーバー
羽田からANAが、成田からはJALとエアカナダがバンクーバーまで直行便を出しています。バンクーバーからはエアカナダ便に乗り換えてカルガリーまで。日本からバンクーバーまでは約9時間、バンクーバーからカルガリーまで約1時間30分です。
トロント
トロント経由の便はエアカナダが羽田から運航しています。羽田からトロントまでは12時間、トロントからカルガリーまで約4時間30分です。
モントリオール
続いてモントリオール経由の便もエアカナダから。成田からモントリオールまで約12時間、モントリオールからカルガリーまでは約5時間です。
カナダの各都市を経由する便の中では、エアカナダのバンクーバー経由が一番料金がお手頃です。
アメリカ経由
アメリカで経由する場合は注意点が2つあります。
1つは経由地で荷物を受け取ってから、再度チェックインしなければいけないこと。
もう1つは、目的地がアメリカでなくても入国審査を受けないといけないのでESTAの事前申請が必要、ということです。ESTAはオンラインで所要時間約10分で申請できるので、出発の72時間前までに手続きを済ませておきましょう。
飛行機の遅延の可能性に加え、入国審査などで時間がかかることを考えると乗り継ぎ時間は3時間以上ある便を選ぶと安心です。
ロサンゼルス
ロサンゼルスまでは羽田からJALとデルタ航空が、関西からJALの直行便があります。そこからデルタ航空やエアカナダ、ウエストジェット航空の便を利用してカルガリーまで行くことができます。
日本からロサンゼルスまでは約10時間、ロサンゼルスからカルガリーまで約3時間。関西空港からも出ているので、地方在住の方は選択肢が増えるかと思います。ちなみに、ウエストジェット航空はカルガリーを本拠地とする格安航空会社(LCC)です。
サンフランシスコ
羽田からANAとJALが、そして成田からはANA、加えて関西からエアカナダとユナイテッド航空がサンフランシスコまで直行便を運航しています。サンフランシスコからはエアカナダやウエストジェット航空の便に乗り継いで行きます。
日本からサンフランシスコまでは約9時間30分~10時間、サンフランシスコからカルガリーまでは約3時間です。こちらも関西空港から出発しているので、東京まで行かずともカルガリーまで行くことができるので便利ですね。
ダラス
ダラス経由はアメリカン航空により、羽田と成田から運航があります。日本からダラスまで約12時間、ダラスからカルガリーまでは約4時間です。
シアトル
デルタ航空が羽田から、シアトル経由の便を運航しています。羽田からシアトルまでは約9時間、シアトルからカルガリーまで約1時間30分で行くことができます。
ミネアポリス
ミネアポリス経由の便もデルタ航空から。羽田からミネアポリスまで約11時間、ミネアポリスからカルガリーまでは約3時間。
シカゴ
シカゴ経由の便はアメリカン航空が羽田から。羽田からシカゴまでは約12時間、シカゴからカルガリーまで約4時間です。
アメリカの各都市を経由する便も多く出ていますね。この中ではロサンゼルス、ダラス、シアトル経由の便が料金が低く、カナダの都市を経由するよりも2~3万円抑えられます。
カルガリーへの行き方は結局どの便がおすすめ?
カルガリーへ行く時期が4~10月だと、やはり一番のおすすめは成田からの直行便です。乗り継ぎ遅れなどの心配もなく、安心してカルガリーへ行くことができるでしょう。特に留学などで初めて行かれる方にとっては、不安なく行ける方法が一番だと思います。
直行便以外
では、直行便のない11~3月ではどの便がよいでしょう?
経由便は様々ありましたが、その中でもおすすめはエアカナダのバンクーバー経由便。飛行時間が短く、乗り継ぎの際も預けた荷物を受け取ることなくスムーズに手続きできるところが利点です。エアカナダのHPにバンクーバーの空港での乗り継ぎ方法について、詳しく書かれているので安心ですよ。
日系の航空会社を利用するのも安心感があり、人気です。マイルをお持ちの方は上手に利用して行くのも良いでしょう。
費用を抑える場合
料金を抑えたい方には、デルタ航空やアメリカン航空を利用したロサンゼルス、ダラス、シアトル経由の便でしょうか。前述のようにアメリカを経由する場合は空港によって入国審査に時間がかかることがあるので、例えば経由地の最寄りのホテルに一泊するなど待ち時間にも余裕のある便を選ぶといいですね。
カルガリーの行き方:総括
夏季限定の直行便、カナダやアメリカの都市を経由する便など、日本からカルガリーへの行き方には色々な方法がありました。ぜひ色々と検討して、ご自分なりのカルガリーへの行き方を探してみてください。