カナダでの祝日や休日について
海外の祝日事情ってあまり聞いたことがなく、気になりませんか?カナダにも、もちろん祝日があります。でも日本と少し違う部分もあるので、カナダの祝日は判断が難しいと感じることもあるかも知れません。
カナダの祝日事情について解説していきたいと思います。
カナダの祝日事情
カナダは、日本と同じように月曜や金曜に祝日が多いのが特徴です。連休になるので、休みを利用して長期休暇を取るカナディアンも多くいます。
日本との違う点
カナダでは祝日は州によって祝日の日が異なることもあります。大きい国なので、それぞれの州で祝日を決めています。日本では全国同じ日が祝日になるので、不思議な感覚ですよね。また、基本的に祝日は必ず休みで、飲食店など休みに出来ない仕事の場合も給料がUPします。日本のように企業単位で祝日を管理するということは滅多にありません。プライベート重視の海外らしい祝日事情ですよね。
1番重要な祝日は?
祝日はたくさんありますが、その重要度はかなり違います。カナダではクリスマスが最も重要行事とされ、祝われています。日本では、最近はクリスマスよりハロウィンの方が盛り上がったりしていますよね。でも、カナダをはじめとするキリスト教を信仰する国では、国を上げた宗教行事となっており、昔からずっと大切にされているのです。
2021年のカナダの祝日予定
2021年のカナダの主な祝日予定は以下のようになります。また、この他にも、各州で独自の祝日がある場合もあります。
- 1/1(金)
- ニューイヤーズデー
- (カナダ全州)
- 2/15(月)
- ファミリーデー
- (BC州、アルバータ州、オンタリオ州、ニューブロンズウィッグ州、サスカチュワン州)
- 4/2(金)
- グッドフライデー
- (ケベック州を除くカナダ全州)
- 4/22(月)
- イースターマンデー
- (ケベック州)
- 5/24(月)
- ビクトリアデー
- (ニューブロンズウィック州、ノバスコシア州、ニューファンドランド州を除くカナダ全州)
- 6/24(木)
- 聖ヨハネの日
- (ケベック州)
- 7/1(木)
- カナダデー
- (カナダ全州)
- 8/2(月)
- シビックホリデー
- (アルバータ州、BC州、サスカチュワン州、オンタリオ州、ニューブロンズ州、ノバスコシア州、ヌナブト準州)
- 9/6(月)
- レイバーデー
- (カナダ全州)
- 10/11(月)
- サンクスギビングデー
- (ニューブロンズウィック州、ノバスコシア州、ニューファンドランド州を除くカナダ全州)
- 11/11(木)
- リメンバランスデー
- (マニトバ州、オンタリオ州、ケベック州、ノバスコシア州を除くカナダ全州)
- 12/25(土)
- クリスマスデー
- (カナダ全州)
- 12/26(日)
- ボクシングデー
- (オンタリオ州)
カナディアンの祝日の祝い方
カナダでの祝日の祝い方を紹介します。日本の祝日とはまた違った楽しさがありますよ。
クリスマスデー
カナダで、特に大きくお祝いをするのがクリスマスです。クリスマスはカナダでは主に家族と祝うものとなっています。学校や仕事は絶対に休みで、家族とターキーを食べて過ごします。クリスマス前になると様々な種類の七面鳥の肉や鶏肉が丸ごと一匹の姿でスーパーに陳列されるのも、カナダらしい光景です。また、家の庭を装飾したり、クリスマスを意識して過ごすカナディアンが増えます。
カナダデー
カナダデーはカナダの建国記念日です。カナダデーはカナディアンにとって非常におめでたい日で、各地でイベントが催されます。夏という季節柄、花火をあげることも。カナダの国旗を掲げたり、赤と白の服を着たりして皆それぞれにカナダを意識して過ごします。この日はとても穏やかで幸せな雰囲気で、カナディアンが、これまでどのように国を愛し、建国してきたのかが垣間見える瞬間です。
ビクトリアデー
イギリスのビクトリア元女王の誕生日です。カナダは英連邦王国のうちの一つなので、お祝いをします。公園に屋台がでたり、海辺で花火があがったりします。多くの人が集まるイベントとなっています。
ボクシングデー
クリスマスの翌日で、元々はキリスト教の行事の日です。昔、クリスマスにも仕事をしなければならなかった人々や、貧しい人々にもプレゼント(BOX)が与えられ、それを開ける日ということでBoxing Dayと名付けられました。今では、クリスマス後の大セールの日となっています。だいたい50〜70%値引きされるので、皆こぞって買い物に出かけます。
ニューイヤーズデー
日本では、年末年始が1番大きな国家行事ですよね。学校はもちろんのこと、仕事も3日〜10日ほど休みという人も多いのではないでしょうか。でもカナダでは、あまり特別なお祝いはしません。年を超える瞬間のカウントダウンイベントや花火の催しもありますが、季節的に極寒なので、家で過ごすという人も多いです。また、その瞬間だけは祝いますが、年越しのための特別な食べ物があるわけでも、行事があるわけでもなく、普通にいつも通りに過ごします。日本と比べるとかなりアッサリしています。
まとめ
海外の祝日を楽しんでみたいと思いませんか?カナダで過ごすなら、クリスマスとカナダデーがオススメです!海外らしいハッピーな1日を味わえることでしょう。