日本からモントリオールへの行き方
カナダ第二の都市であり、フランス語圏で知られるケベック州の州都モントリオール。フランスの雰囲気を感じられる建築が多く残る街は「北米のパリ」と呼ばれるほど。
そんな国際色豊かなモントリオールは留学にも旅行にも大変人気のある場所です。日本からモントリオールへの行き方にはどういったものがあるのでしょうか?
ここでは日本からモントリオールへの行き方としていろいろなパターンをご紹介していきます!
モントリオールへの行くのに直行便はある?
日本からの直行便は成田から、エアカナダによる1便が運行されています。
エアカナダ
出発地 | 成田空港 |
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便名 | AC6 |
出発時間 | 17:30 |
到着時間 | 16:45 |
所要時間 | 12時間15分 |
運航日 | 毎日運航 |
日本を夕方出発してモントリオールに同日夕方に到着する便。毎日運航しているというのが嬉しいですね。
※ご紹介している運航スケジュールは変更になることもありますので、最新のスケジュールをご確認下さい。
日本とモントリオールとの時差は-14時間。日本の方が14時間進んでいるということになります。例えば、日本が20時だとモントリオールは6時。ちなみにサマータイム期間中(3月上旬~11月上旬)は時差が-13時間になります。
日本からモントリオールへその他の行き方
カナダ国内経由
カナダ国内を経由していくは、主にエアカナダを利用することになります。もちろんカナダの主要都市まで日系航空会社を使用して、経由先から提携航空会社の便へと乗り換えるという方法も出てくるかと思います。
トロント
カナダ最大の都市トロントを経由する便は、エアカナダが羽田から運航しています。羽田からトロントまでは約12時間、トロントからモントリオールまで約1時間30分です。
バンクーバー
カナダの南西部に位置するバンクーバー経由の便。同じくエアカナダが成田から運航しています。成田からバンクーバーまで約9時間で、バンクーバーからモントリオールまでは約5時間です。
直行便と同じくエアカナダによるトロント経由とバンクーバー経由、料金は直行便とほぼ変わりないのでこちらもおすすめです。
アメリカ経由
アメリカで経由する場合は注意点が2つあります。
1つは経由地で荷物を受け取ってから、再度チェックインしなければいけないこと。
もう1つは、目的地がアメリカでなくても入国審査を受けないといけないのでESTAの事前申請が必要、ということです。ESTAはオンラインで所要時間約10分で申請できるので、出発の72時間前までに手続きを済ませておきましょう。
飛行機の遅延の可能性に加え、入国審査などで時間がかかることを考えると乗り継ぎ時間は3時間以上ある便を選ぶと安心です。
デトロイト
デトロイトを経由する便はデルタ航空が運航しています。
羽田を出発しデトロイトまでは約12時間、デトロイトからモントリオールまで約2時間。デルタ航空の便は料金が比較的お手頃です。
ミネアポリス
ミネアポリスを経由する便もデルタ航空から。
羽田からミネアポリスまで約11時間、ミネアポリスからモントリオールまでは約2時間30分です。
アトランタ
アメリカ中東部に位置するアトランタを経由する便もデルタ航空が運航。
羽田からアトランタまで約12時間30分、アトランタからモントリオールまでは約2時間30分。
ロサンゼルス
ロサンゼルスへは羽田・成田・関西から直行便が出ており、それぞれの空港から毎日運航しています。
日本からロサンゼルスまでは約10時間、ロサンゼルスからモントリオールまでは約5時間30分です。
他にもニューヨークやシカゴ、サンフランシスコを経由して行くこともできますが、料金がかなり高めになるので3都市にこだわらなければ他をおすすめします。
その他の都市経由
メキシコシティ
メキシコシティを経由する便もあります。こちらはアエロメヒコ航空が運航しています。
成田を出発しメキシコシティまでは約12時間30分、メキシコシティからモントリオールまでは約5時間です。
北京
中国の北京を経由しても行くことができます。
羽田もしくは成田から北京までは約4~4時間30分、北京からモントリオールまではエアカナダを利用して約13時間かかります。
上海
同じく中国の上海を経由していく便です。
上海へは日本各地から飛行機が出ているので便利な反面、上海までの航空会社とモントリオールまでの航空会社(エアカナダ)とで違うことも多く、到着後の空港内の移動や手続きなどに時間がかかることも考えられます。ただ、費用は下げられるので旅慣れた方には良いかもしれません。
日本から上海へは約2~4時間30分、上海からモントリオールまでは約13時間30分かかります。
モントリオールへの行き方は結局どの便がおすすめ?
やはり一番のおすすめはエアカナダによる成田からの直行便です。特に留学や旅行で初めて訪れるといった場合には、安心して行けることが何より重要。その点、直行便は飛行機の遅延などによる乗り継ぎ遅れの心配とも無縁です。直行便はやはり便利で安心ですし、何より楽ですよね。
次に、エアカナダのトロント、バンクーバー経由もよいでしょう。直行便とほどんど変わらない料金が嬉しいポイントです。
なるべく安くモントリオールへ行きたい、乗り継ぎも大丈夫!という方にはデルタ航空のデトロイト、ミネアポリス、アトランタ経由をおすすめします。どの都市を経由しても、直行便より料金を2~3万円程度抑えられます。
また、経由地までも経由地からも同じデルタ航空の便なので、手続きや空港内の移動も比較的スムーズに行えると思います。
ただ、アメリカ経由の場合、前述したような注意事項には気を付けてください。
モントリオールの行き方:総括
英語だけでなくフランス語も学べる留学先として人気が高いモントリオール。日本からの直行便は日1便のみという少なさですが、経由便を利用するルートもいくつかあるのでアクセス不便というわけでもありません。カナダ国内経由の便やアメリカでの乗り換えも考慮に入れながら、時間と料金をうまくバランスよく考慮に入れながら最適な便を選べると良いと思います。