留学に向けてバンクーバーとトロントを比較してみる

留学に向けてバンクーバーとトロントを比較してみる | 留学スクエア

カナダへの留学を検討中の方の中には、都市選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか。カナダの面積は日本の約24倍です。国土が広い分魅力的な都市もたくさんあります。そこでカナダ留学の中でも特に人気の高い2大都市、「バンクーバー」と「トロント」についてご紹介します。

都市によって気候や生活環境が大きく異なるため、留学の際には滞在都市を慎重に選びましょう。留学先での出会いや経験は一生の財産になります。

バンクーバーとトロントはどんな街?

まずは、バンクーバーとトロントの基本情報をご紹介します。

バンクーバー

バンクーバーはカナダの南西部にあるブリティッシュコロンビア州に属する都市です。カナダの第3の都市として、多くの方が生活しています。

バンクーバーの主な特徴は、カナダの中では気候が温暖なところです。冬には気温が氷点下になり雪が降り積もる地域も多いカナダですが、バンクーバーは0度以下になることは少なく、雪もほとんど降りません。

また、山や海など自然が多く残る港町であることからも、「住みやすい都市」として定評があります。カナダの西側に位置することから特にアジアとの交流が盛んで、日本や韓国、中国の留学生や移民がたくさん生活しているのも特徴のひとつです。

人口 約60万人
日本との時差 17時間(サマータイムのときは16時間)
気候
  • 四季があり、春や秋は日本と同じような気候
  • 夏でも湿度が低く過ごしやすい
  • 冬は雨が多く日照時間が短め
物価 消費税5~12%(生活必需品には税金がかからない)
公用語 主に英語

トロント

オンタリオ州に属する都市トロント。カナダの首都オタワやアメリカ随一の大都市ニューヨークも近いことから大きな発展を遂げ、カナダ最大の経済都市ともいわれています。「世界で最も暮らしやすい都市ランキング」でも毎年上位にランクインするほど、人気の高い都市となっています。

語学学校や大学が多く、病院やショッピングセンターなどなんでも揃っているのが特徴です。留学生でも安心して生活できる環境が整っています。また、トロントには様々な国籍の方が住んでいるため、人種や国籍にとらわれることなく交友関係を築けるでしょう。

人口 約300万人
日本との時差 14時間(サマータイムのときは13時間)
気候
  • 11月~4月までは氷点下の気温で積雪もある
  • 5月~10月までは晴れの日が多く過ごしやすい気温
物価 消費税13%(生活必需品には税金がかからない)
公用語 英語とフランス語

各都市のメリット・デメリット

バンクーバーとトロント、どちらの都市に留学しようか悩んでいる場合は、各都市のメリットやデメリットも比較しましょう。

バンクーバーのメリット

バンクーバーに留学するメリットは主に2つあります。

・自然が豊かでゆったりと過ごせる

バンクーバーは海や山に囲まれた地域です。自然が豊富で穏やかな環境の中で過ごすことができます。また、ロッキー山脈で有名なウィスラーにも車で3時間程度で行けることから、自然の中で体験できるアクティビティも豊富なのが嬉しいポイントです。

・アジア人が多くて安心

バンクーバーはカナダの西側に位置することから、日本や中国といったアジアの国々との交流が盛んな地域です。日本からも直行便で8時間程度しかかからないため、短期留学にも適しています。アジア人が多いため、日本食レストランやアジアの食材を取り扱うスーパーマーケットもあり、生活に困ることはほとんどないでしょう。

バンクーバーのデメリット

バンクーバーに留学するデメリットは、アジア人が多く英語環境を作りにくい点です。アジア人同士で会話する際には、日本語や簡単な英語だけでも話が通じてしまうことがあります。

英語を伸ばしたいと考えている方は、できるだけ日本語が通じない環境を自分で作ることが大事です。学校に通う場合には、生徒の国籍割合なども確認しながら選択しましょう。

トロントのメリット

トロント留学ならではのメリットは以下の2つです。

・観光に適した立地条件

トロント近郊には、ナイアガラの滝やモントリオール、オタワやプリンスエドワード島といった国内の観光名所がたくさんあります。また、ニューヨークまで飛行機で約1時間、フロリダやキューバまで約3時間と国外の観光地からも比較的近いのがうれしいポイントです。休日を利用して観光も楽しめるでしょう。

・生活に困ることがない

トロントはカナダで最大の経済都市です。大きなショッピングセンターや病院、銀行やレストランなど生活に必要なものはなんでもそろっています。不慣れな海外生活でも、困ることなく安心して生活できるでしょう。アルバイトを希望する場合にも、求人が多いので仕事が見つかりやすいメリットもあります。

トロントのデメリット

トロント留学のデメリットは、冬の寒さが厳しいことです。11月から4月までは、氷点下の気温まで下がり雪が降り続くことも珍しくありません。

ただし、雪が積もることでカナダらしい雰囲気を味わえるのはメリットともいえます。特にモントリオールやケベックなどは冬に観光すると、おとぎの国のような幻想的な景色を楽しめます。スキーやスノーボードなど冬のアクティビティを楽しむのも良いでしょう。

トロントで充実した留学生活を送るためには、「春~秋の間に観光し、冬は座学の勉強に励む」など、留学前に綿密に計画を立てておくことが大切です。

バンクーバーとトロントはどんな人におすすめ?

バンクーバーにもトロントにも、それぞれにメリットやデメリットがあります。留学の目的や自身の性格などと合う留学先を選びましょう。

バンクーバーは初めての留学におすすめ

バンクーバーは初めて海外に行く方や、海外での長期滞在が初めての方におすすめの都市です。バンクーバーは日本から比較的近く、飛行機で8時間程度しかかかりません。何かあったときでも、日本と行き来しやすいでしょう。

また、アジア系の移民が多いため、日本からの留学生も馴染みやすい環境です。いきなり日本人ゼロの環境に行くことに不安を感じる場合には、バンクーバーなら安心できるでしょう。バンクーバーは1年を通して比較的温暖な気候なので、友達とのお出かけやアクティビティも思い切り楽しめます。

トロントは仕事や観光も楽しみたい方から人気

トロントは、都市の規模が大きく様々な国籍の方が住んでいます。多様性を認め合う環境なので、英語が苦手であってもそれを指摘されたり差別されたりすることは、ほとんどありません。カナダに住む人として平等に扱われるので、何をするにも中級程度の英語力は必要になりますが、英語を伸ばしたいときには最適な環境でしょう。

また、日本人向けの求人が多く、アルバイトをしたい留学生やワーキングホリデーにも適しています。国内外の観光地にもアクセスしやすい立地条件のため、観光を楽しみたい方にもおすすめの都市です。

ご自身の希望を考えて比較して行きましょう

カナダの留学先として人気の高い、バンクーバーとトロント。同じカナダ国内でも、生活環境は大きく異なります。どちらの都市が合うかは個人の性格や留学の目的などによる部分も大きいため、留学前に各都市のメリット・デメリット、特徴などを比較しながら決めましょう。

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