バンクーバーへの留学
Vancouver
カナダ第3の都市である「バンクーバー」。最南端に位置し、ブリティッシュコロラド州の中で最も大きな都市であり、人口は約200万人越え。日本からカナダへの留学をする際に一番近い都市がバンクーバであり、留学生や日本人も多く住んでいるので、初めての留学にぴったり!
バンクーバーは日本から飛行機で約9時間。カナダの太平洋側の玄関口で、日本との時差は-16時間~-17時間あります。バンクーバーは留学希望者も多く、世界の中でも人気の留学先の一つとなっています。
バンクーバーはどんな都市?
繁華街と自然が融合した都市
バンクーバーの繁華街は、まるで新宿のように高層ビルが連なっており、インフラも整備されているため非常に過ごしやすいです。同時に中心地には、「イングリッシュベイ」という大きな海岸や、「スタンレーパーク」という大きな公園もあります。市内の遊歩道は、植木が多く中心地でも十分に自然を感じることができる都市です。
郊外に行けば、「カナディアンロッキー」や「シーモアマウンテン」などの大きな山々にアクセスができ、留学の休日にハイキングやトレッキングを楽しむこともできます。
カナダが誇る留学都市
カナダの中でもトロントやモントリオールに引けず劣らず留学生が多いです。特にバンクーバーは、日本人留学生が多く滞在しているので、困った時に必要なサポートを受けることができます。語学学校も100校以上あるということも留学生が多い理由の一つ。
またバンクーバーにあるブリティッシュコロンビア大学は、世界大学ランキングの中でトップ100位に入るほどの実力で、世界各国から学びに来る留学生も多くいます。
バンクーバー留学のメリット
バンクーバーは、カナダ第三の都市で、人口も周辺地区を含めると約300万人強。日本で言うと福岡や札幌などと同規模の都市圏を形成しています。
日本から近いカナダの大都市
バンクーバーへ留学する魅力は、日本から一番近いカナダの都市ということ。
日本からバンクーバーへは飛行機で9時間程度かかりはしますが、カナダの中ではトロントやモントリオールへ行くよりも飛行時間も短く、日本から最も近いカナダの都市となっています。
大都市なのにコンパクト
バンクーバーは中心部がコンパクトにまとまっていますので、中心部の中での移動も徒歩で事足りることが多いです。もちろんバスやスカイトレインといった公共交通網は充実していますが、徒歩でも簡単に町中を巡れるので、普段の活動範囲もまとまっていて便利な町でもあります。
英語学習の観点から言うと、コンパクトな大都市中心部の狭い範囲内に語学学校が集まっています。そのため転校などがあった場合でも、大きな移動も必要ないですし、ダブルスクールをする場合でも、ほぼ同じエリア内の移動で済ませることができます。
留学制度が充実している
100以上もの語学学校がひしめき合っているため、独自の英語教育プログラムや質の高い短期留学から長期留学用のプログラムを提供してくれています。
TOEICやTOEFL対策プログラムに特化している語学学校や、カナダの大学に進学するためのプログラムが用意されている語学学校など様々。また大学やカレッジも充実していて、質の高い教育を受けることができます。
天候が安定している
トロントのような他のカナダの都市に比べて気候は安定しています。例えば、夏は25度前後ですので、非常に過ごやすいです。カナダの冬は寒いイメージがありますが、実際は氷点下を下回ることはほとんどなく寒暖差も日本ほど激しくないため、日本の体感温度より暖かいです。
カナダで冬を越すならバンクーバーと言われているほど、大雪に見舞われることなく冬でも比較的安定した気候で過ごせます。ただ、雨が多いのが難点ではあります。
治安が良く住みやすい
バンクーバーは治安のよい街としても人気がありますので、留学を初めて経験する方にも安心して過ごせる町になっています。そのため中学生や高校生などの若い方の留学先としても大きな人気を誇っています。
実際に世界的に見ても治安面が良いとされ、2019年には「世界で最も住みやすい国ランキング」第6位に入るほど人気のある都市なのです。
英語初級でも仕事が見つけやすい
カナダの中でもアジアに近く、しかも治安も良い街ということで、バンクーバーはアジア系の移民が多い街でもあります。そのため日系レストランや日系ショップも多くあり、中華系のレストランも数多くありますので、留学が初めてでも馴染みやすい留学先でもあります。
また、そういった環境から、ワーキングホリデーで就労する場合でも、仕事が見つけやすいというメリットもあったりします。
アクティビティーが充実している
自然が豊かなので、夏は登山やフラティング、カヤックなどのアクティビティーがあり、冬にはスキーやスノボーといったウィンタースポーツを楽しむことができます。
バンクーバーは、海も近いのでクルージングなど大人が優雅に過ごせるようなアクティビティーもあるのです。留学の長期休暇になれば、アメリカへロードトリップに行く学生も多くいます。
都心部には、水族館や博物館、テーマパークなどもあり週末に退屈することはなさそうです。
アクセスがいい
大都市であるバンクーバーは、電車やバスのような一通りのインフラは整っています。「スカイトレイン」「トレインリンク」の2社が定番で、90分以内であれば郊外に行かない限り乗り放題です。
バンクーバーはアメリカの国境にも近く、アメリカワシントン州のシアトルへバス旅行もしやすいです。バスで片道4時間前後でシアトルへ行くことができます。
バンクーバーはダウンタウンから空港も近く他の国に行くことも簡単なので、長期休暇にヨーロッパや南米の方に旅行する学生も多いそう。また日本からも直行便もあるため、初めての留学の時に一人で飛行機に乗るのが心配という方でもご安心
日本人が多い
バンクーバーは、治安が非常にいいため日本人の留学先やワーキングホリデー先に選ばれやすいです。そのため比較的日本人が多いので、英語で何か問題が発生してもすぐに対応することができます。
語学学校によっては、ほとんどの生徒が日本人というところもあるので、初めての語学留学にはちょうどいいかもしれません。語学学校に日本人アドバイザーがいるところも多くあるので、困ったときや相談事があったときにも心強い存在となってくれます。英語が心配な方は、そういった語学学校を選びましょう。
バンクーバー留学のデメリット
物価が高い
物価はだいたい東京23区内と同じぐらいですが、レストランが比較的高いです。なぜなら、チップ文化があり代金の15%を支払い、さらに税金がかかるためです。そのため外食は出来るだけ避けて、自炊をすることをおすすめしています。
ホームステイの滞在費は、食事込みで10万円前後と少し高い印象を受けます。
また日本のお菓子や調味料などは、日本で販売されている価格のだいたい3〜4倍ですので、行く前に必ず日本から必要なものは揃えておきましょう。
冬は雨が多い
10月から4月は雨季シーズンで多く雨が降るので、長期留学や冬に短期留学される方は、折り畳み傘やカッパなどの雨具が必須。特に冬の1月2月は非常に不安定な気候が続きます。
日本人が多い
日本人が多いという点は、メリットである反面デメリットにもなりえます。特に英語の中級以上で英語力をしっかり伸ばしたい場合には、バンクーバーの日本人の多い環境はデメリットになるかもしれません。
学校にいってみたけど、教室の半分以上が日本人だったということも出てくるケースもあり、場合によっては日本人の多さがデメリットに感じることもあるでしょう。
バンクーバー留学の費用
バンクーバー留学にかかる大まかな費用です。授業料とホームステイ代のみで目安の費用を出しています。航空券や現地費用などは含まれておりません。
※1カナダドル=80円で計算
【授業料の内訳】授業料・教材費・入学金
【滞在費の内訳】ホームステイ代・1日3食・ホームステイ手配料
授業料 | 滞在費 | |
---|---|---|
1ヵ月費用 (4週間) |
¥120,000 | ¥102,000 |
¥222,000 | ||
2ヵ月費用 (8週間) |
¥240,000 | ¥176,000 |
¥416,000 | ||
3ヵ月費用 (12週間) |
¥336,000 | ¥256,000 |
¥592,000 | ||
6ヵ月費用 (24週間) |
¥640,000 | ¥480,000 |
¥1,120,000 |
バンクーバーにある語学学校
バンクーバーにはダウンタウンを中心に多くの語学学校が集まっています。バンクーバーにある代表的な語学学校をピックアップしています。バンクーバーには沢山の語学学校があるのがわかるかと思います。
バンクーバー留学に役立つ情報
バンクーバーへの留学に向けて、役立つ情報をまとめています。留学の検討段階や、留学準備時期などに是非チェックして、バンクーバーがどういった所なのかイメージしてみるもの良いのではないかと思います。
バンクーバー留学体験談
バンクーバーに留学した方の体験談です。バンクーバー留学の様子がわかりますので、参考にしていただいて、バンクーバーに留学しようか、またはカナダの他の都市にしようか検討材料にしてみてください。