東京羽田空港とトロントを結ぶエアカナダ直行便利用レビュー
東京の羽田空港からトロントまで、エアカナダで直行便が毎日運航されています。片道10時間超の長時間フライトにはなりますが、トロントに留学やワーキングホリデーで行かれる方が多く利用される便でもありますので、エアカナダ機内がどんな様子だったか簡単にレポートしたいと思います。
羽田空港内での様子
羽田空港では、当然ですが第3ターミナル(旧国際線ターミナル)から出発します。関東エリアからですと、各地を結ぶ高速バス、品川や横浜から京急、または浜松町から東京モノレールに乗って、第3ターミナル駅で降ります。羽田空港へ国内線で来られた場合は、国際線乗り継ぎバスが国内線各ターミナルから出ていますので、バスを利用すれば便利です。
チェックインカウンターでチェックインするようになりますが、最近はネット上でオンラインチェックインもできたり、空港にあるチェックイン端末でチェックインできるようになっています。特に受託手荷物 (Checked Baggage)がなく機内持ち込み手荷物 (Carry-on Baggage)だけであれば、チェックインで並ぶことなくそのまま出国審査場へと進むこともできますが、多くの場合、受託手荷物があると思うので、結局手荷物を預けるために並ばなくてはなりません。
ですが、今後は受託手荷物もセルフで預けられるようになる仕組みがどんどん発達すると思うので、航空会社のカウンター業務も減っていくことになるかもしれません。
荷物を預けたら、手荷物チェックを経て出国審査場へと進んでいきます。手荷物検査場や出国審査場が混んでいると、最悪搭乗予定の便の乗り遅れることもあるので、早めに出国審査を済ませられるように行動しておくと良いです。
出国審査が終わったら、搭乗予定の便のゲート番号を電光掲示板などで確認して、30分前までにはゲートにいるようにしましょう。ゲートに行くと今回利用したエアカナダ機が待機していました。羽田からトロントへはエアカナダ2便 (AC002)となります。今回は羽田空港の105番ゲートでした。
エアカナダの機体の塗装(livery)は、新しい塗装への切替が進んでいますが、今回は旧バージョンの塗装でした。機種はボーイング777-300ERです。
羽田空港国際線ターミナルの105番ゲート前の様子です。これからトロントへ行けると思うと、このゲート前で待っている時間はわくわくする瞬間の一つですね。
エアカナダではこのように優先登場のグループをZoneという呼び方で分けています。ユナイテッドなどアメリカの航空会社も優先搭乗をグループ分けしていますね。日本の航空会社も今後このようなグループ分け搭乗をしていくようです。Zone3-5が呼ばれるのを待ちます。
エアカナダ機内の様子
さて、Zone3-5が呼ばれて、機内へと入っていきます。
エアカナダ、トロント行2便の機内の様子です。エコノミークラスです。天井の青いLEDライトが印象的で、機内の明るさを演出してくれていますね。機内は結構な満席状態でした。
シートまわり
エコノミークラスのシートまわりですが、膝元のシートピッチの様子ではありますが、この画像ではあまり良くわからないかもですね。シートピッチは31インチ(約78.7センチ)となっています。日本の航空会社の国内線レベルのシートピッチです。国際線だと大体34インチが多いので、それを考えると少し狭いかもしれません。
エアカナダはフルサービスキャリアということもあって、シートモニターが付いています。これはオフの状態です。
シートモニターをオンしてみます。映画や音楽も豊富にそろっていますので、退屈することはないです。
今回うまく撮影できなかったのですが、シートの下にコンセントも付いていますので、コンセントをさしてスマホやタブレットの充電やPC作業なども可能となっています。また羽田-トロントの便ではWIFIも有料ですが利用できるようになっています。
機内食
飛行機での楽しみの一つと言えば、機内食です。エアカナダのトロント便でどういった機内食が出てきたか、ご紹介します。
羽田空港離陸後に出てきた機内食です。おかゆとパン、果物がセットになっています。普通においしかったですが、男性だと少し物足りないかもしれませんね。
離陸して5時間~6時間くらいすると夜食も提供してくれます。サンドイッチとカップヌードル、ビスケット、これは嬉しかったですね。おいしかったです。
長いフライトも終わりに差し掛かり、トロントに着陸約2時間前になると、ギャレーやCAさん達の動きも活発になってきます。2回目の機内食の準備です。これも普通においしかったですね。
ご参考までに、トロントから羽田へ帰る帰国便の機内食です。
トロントに到着!
東京から12時間近くのフライトを経て、トロントに到着しました。長かったです。この先に入国審査が待っているので、入国審査についてはまたトロントでの入国審査としてご紹介しますね。