アメリカへ旅行する時に必要となる費用
さまざまな文化が混合し、訪れるだけでも多くの刺激が得られるアメリカ。
アメリカはその文化の多様性や、整った教育環境、最先端の流行の発信地としても知られ、旅行先としてはもちろん、アメリカは留学先としても圧倒的人気の国です。
世界中の人々が訪れるアメリカですが、その旅行にかかる費用はピンキリと言えます。
「どこに行くか」「どのように行くか」「自分で行くのかツアーで行くのか」「どのくらい滞在するのか」「いつ行くのか」また、現地での生活の仕方によっても大きく変動してきます。
そんなアメリカの旅行費用について、調べてみました。
アメリカ出発前
出発する前に用意しなければならないものがあります。
パスポートはもちろん、アメリカに入国するにはESTAの申請が必要です。
さらに、長期滞在する場合はビザを発行する必要もあります。
パスポートをまだ持っていないという方は、それだけで1万円以上の出費さらに、今はESTAに申請するのに14ドル(約2,030円)ほどかかるので出発前に大きな出費になってしまいます。
アメリカへの渡航費用
旅行費用の中で最も大きな出費は、飛行機代などの渡航費用でしょう。
季節や航空会社によって、大きく出費を抑えることもできますが、それでも数万円はかかります。
旅行客の増えるGWやお盆、年末年始といった連休が続くシーズンは、航空券が極めて高くなる傾向にあります。
旅行費用を抑えたいなら、旅行客の少ない6月や9月、3月あたりがベストなタイミングだと思います。
例えば、航空券が安いシーズンにニューヨークへ旅行する場合、格安航空会社を利用して往復5万円ほどですが、安いシーズンでも高いものであれば20〜30万円ほどはかかります。
アメリカでの食費
アメリカで外食をする場合、ファストフードで一人約3〜10ドル(約435円~約1,450円)ほど。
そして通常のレストランで約10〜40ドル(約1,450円~約5,800円)、高級なレストランとなれば約40ドル(約5,800円)くらいが相場でしょう。
アメリカは注文した食事の量が多いので、少し頼んだだけでも大量に食べられることがよくあります。
また余談ですが、アメリカにはチップの文化があり、レストランに行ったら合計金額の約15〜20%のチップを支払うのがマナーです。
アメリカでの宿泊費
旅行は渡航だけでなく、滞在するだけでも多くのお金がかかってきます。
滞在費で特に出費が大きいのは宿泊費でしょう。
現地のホテルの料金は、都市部か地方か、またグレードによって大きく変動してきます。
ニューヨークのような都市部だと、相場は130〜200ドル(約18,850円~約29,000円)ほどで、高いところではそれ以上の値段がします。
宿泊形態に寄っても値段は異なり、リゾート地に多い「B&B」と呼ばれる民宿のような宿泊施設は、1泊200ドル(約29,000円)以上するところが多いです。
その他にも、地方に多い「モーテル」と呼ばれる宿泊施設は、相場は50〜70ドル(約7,250円~約10,150円)と比較的安く済ませることができ、安いところだと30ドル(約4,350円)のところもあります。
その中でも、ホテル代を格安に済ませたいなら「ユースホステル」がおすすめです。ユースホステルは、一部屋に大人数で宿泊するドミトリー式の宿泊施設で、だいたい6人部屋で一泊20〜30ドル(約2,900円~約4,350円)が相場で、大人数となれば一人一泊10ドル(約1,450円)で済ませられることあります。
最後に
せっかくのアメリカ旅行なので、パーっと遊びたい気もしますが、その中でもできる限り費用を抑えるなら、旅行の季節や航空会社を格安なものにするなどして、渡航費を抑えると良いです。
また、旅行会社のツアーであれば、予想以上の出費がかかる心配も少ないので、検討してみるのもありかもしれません。