ロサンゼルス留学中の滞在方法と住居
ロサンゼルス留学をするにあたり、生活の拠点となる『住居』は、留学生活を充実させる大切なポイントです。ロサンゼルス留学中の滞在方法や住居・家賃事情を知り、自分の希望に沿う滞在方法で、充実した毎日を送りましょう。
ロサンゼルス留学中の滞在方法
ロサンゼルス留学中の滞在方法は、主に『ホームステイ』『学生寮』『一人暮らし(アパート)』『ルームシェア』の4つがあります。それぞれメリットとデメリットがあるため、目的や予算などに応じて、自分の希望にぴったりの滞在方法を選ぶことが大切です。
4つの滞在方法のメリットとデメリット
ホームステイは、アメリカ人家族と一緒に暮らすため、英語力の向上やアメリカ文化に触れる機会が多いことがメリットですが、各家庭のルールに従う必要があったり、食事が口に合わなかったりということもあります。
学生寮は、アメリカ人だけでなく、さまざまな国からの留学生と知り合える機会があることや学生気分を味わえることがメリットです。しかし、何人かで1部屋をシェアすることも多く、プライベートを保てないことや文化の違いなどがストレスになることもあるでしょう。
一人暮らし(アパート)は、何と言っても完全プライベートな点がメリットです。しかし、その分、費用が掛かることや英語に触れる機会が少ないことなど、デメリットもあります。
ルームシェアは、一軒家やアパートの一部屋を借りる方法で、キッチンやバスルームは他の人(ルームメイト)とシェアする形になります。ある程度プライベートを保ちつつ、ルームメイトとの交流も楽しめるのがメリットです。しかし、個人契約のため、トラブルになることも少なくないことや、短期滞在の場合は見つけにくいことなどがデメリットでしょう。
ホームステイと学生寮は、留学斡旋会社や留学先の学校で手配してくれることも多いため、滞在先を見つけるのは難しくないでしょう。しかし、一般的にアパートやルームシェアは、自力で探すのが基本です。ここでは、アパートとルームシェアに的を絞って紹介します。
ロサンゼルスのアパート事情
ロサンゼルスでアパートを借りる場合は、日本とは異なる点も多いため、事前に家賃の相場と合わせてさまざまな事情を把握しておくと安心です。
ロサンゼルスの家賃相場
日本でも都心と郊外のアパートでは家賃に差があるように、ロサンゼルスでも住むエリアにより家賃が大きく異なります。例えば、人気のサンタモニカエリアでは、1ベッドルームのアパートでも$2,000以下で見付けるのはかなり困難ですが、ロサンゼルス空港付近や郊外では$1,000程度のところもあります。
ただし、気を付けなければいけないのが、『治安』です。「安いから」という理由だけでアパートを借りると、治安の悪いエリアにあることが多いので気を付けましょう。基本的に『家賃が高い=治安が良い・家賃が安い=治安が悪い』といっても過言ではありません。
アパートの契約時に必要なSSN
一般的に、アパートの契約には、日本のマイナンバーのような『SSN(ソーシャル・セキュリティー・ナンバー)』が必要です。貸主はSSNを使って、金銭的信用調査を行います。SSNがないと絶対に借りられないというわけではないですが、「残高証明書」を提示したり、貸主と「保証金」の交渉をしたりする必要があるでしょう。
留学生はSSNがなく、個人でアパートの契約をすることが難しいという背景や滞在費を節約するために、『ルームシェア』を選ぶ人も少なくありません。ロサンゼルスは家賃が高いこともあり、ルームシェアはアメリカ人の間でも珍しくないですし、一軒家の一部屋を貸し出しているアメリカ人家庭もあります。
アパートやルームシェアを探す方法
ロサンゼルスでアパートやルームシェアを探す方法は、『学校の掲示板』や『日系スーパーの掲示板』『日系情報誌』『日系ネット掲示板』を利用するのが一般的です。情報は流動的なので、頻繁にチェックし、気になる情報があったら気軽に問い合わせてみましょう。
掲示板の情報や写真と実際とは印象が違うこともあるので、必ず見学をして納得した上で契約するようにしましょう。また、契約の際は、家賃を確認するのはもちろんのこと、家賃の支払い方法、契約期間、保証金、公共料金(家賃に含まれているか)、インターネット接続(有無や家賃に含まれているか)、コインランドリーの有無など、細かい点もしっかり確認することが大切です。
<日系スーパー>
どの日系スーパーもロサンゼルス内に数店舗あるため、住みたいエリアに近い店舗に足を運びましょう。
<日系情報誌>
日系情報誌は、日系スーパーやレストラン、美容院などに置かれており、無料です。
<日系ネット掲示板>
希望に沿う滞在方法で、ロサンゼルス留学を充実させよう
ロサンゼルス留学中の滞在先は、メリットとデメリットをしっかり考慮して選ぶことが大切です。ある程度、英語ができるのであれば、自力でアパートやルームシェアを見つけることも可能でしょう。その際は、トラブルを避けるためにも、事前にしっかり条件を確認した上で契約することが重要です。