サンフランシスコ留学の費用や語学学校のご紹介
サンフランシスコは、アメリカ西海岸を代表する人気の留学先の一つです。シリコンバレーやスタンフォード大学をはじめとする起業家精神にあふれていて、サンフランシスコで将来的な夢を描いて計画を立てる人も少なくありません。
そんなITなどで世界の先端を行くサンフランシスコについてご紹介します。
サンフランシスコの場所
サンフランシスコは、アメリカ西海岸カリフォルニア州中部にある都市です。サンフランシスコだけの都市人口は約80万人ですが、オークランド・バークレー・サンノゼなど周辺の都市も含めた都市圏では約870万人の人口規模となってます。
アメリカの中では11番目の規模の都市圏を形成しています。日本の都市規模で言うと名古屋の中京エリアより少し少ない程度です。
日本からは、約8,300キロ。イメージとしては、太平洋を東へハワイを越えてまっすぐずーっと突き進むと突き当たる感じです。日本からは飛行機を利用することになりますが、成田から直行便を利用して、飛行機で約9時間30分の距離です。
カリフォルニアと言うと留学先として有名な大都市であるロサンゼルスがありますが、サンフランシスコは、ロサンゼルスよりは北へ約600キロに位置し、暑過ぎることもなく、寒すぎることもなく過ごしやすい気候です。
カリフォルニアでもう一つ人気のある留学先としてサンディエゴもありますが、サンディエゴはロサンゼルスよりも更に南に位置しています。
ビーチなど海に恵まれたロサンゼルスとは対照的に、サンフランシスコはヨセミテ国立公園などが近いこともあり、カリフォルニアの中で緑豊かな自然環境にも恵まれた都市とも言えます。
留学費用
サンフランシスコでは、マーケットストリートを中心としたダウンタウンに多くの学校が集まっています。また、サンフランシスコの郊外エリアである、バークレーやシリコンバレー地区、ゴールデンゲートブリッジを渡った先の北部郊外を中心に学校が点在もしています。
1ヵ月サンフランシスコで勉強してホームステイした場合、留学の費用として航空券込みで50万円前後~が相場感です。1年間だと、約300万円前後~となります。もちろん、学校・レッスン時間・滞在先のタイプにより料金は異なってきます。
(※1ドル=110円計算、航空券は東京発直行便で往復15万円で想定した場合)
語学学校のあるエリア
留学先としてサンフランシスコと一括りにしてはいますが、前述のとおりサンフランシスコ単体では80万人規模の都市にすぎません。サンフランシスコの周辺にも大きな都市が多くあり、「サンフランシスコ留学」といった場合にはサンフランシスコダウンタウンだけでなく、その周辺エリアへの留学も指しています。
サンフランシスコへの留学先として、各エリアの概要を以下でご紹介します。
ダウンタウン
サンフランシスコと言えば、ケーブルカーが走り、フィッシャーマンズワーフがあるダウンタウンエリアを多くの場合想像するかと思います。サンフランシスコの象徴でもあり、ビジネスマンや観光客など数多くの人が行き交うサンフランシスコの中心エリアです。
サンフランシスコへ留学する場合、コロナ禍前はこのダウンタウンエリアに集中していましたが、コロナ後になって多くの学校が閉鎖され、ダウンタウンエリアにある学校は数が少なくなっています。
ダウンタウンエリアにある語学学校
バークレー
サンフランシスコのダウンタウンから、BARTという郊外電車で約25分~30分行った郊外にある11万人規模の小規模都市です。
カリフォルニア大学バークレー校を代表とする学園都市としての側面を持っていて、ダウンタウンエリアの喧騒から離れて、ゆったりとした環境で勉強したい方には適した町です。
バークレーにある語学学校
フィッシャーマンズワーフ
サンフランシスコのダウンタウンから北へ海に面した観光名所です。ピア69やケーブルカー乗り場、アルカトラズ島への船着き場などサンフランシスコを代表する観光名所の起点でもあり、観光客やお土産屋も多く集まる賑やかなエリアです。
フィッシャーマンズワーフにある語学学校
シリコンバレー
数々の世界的なIT企業を生み出しているシリコンバレーは、特定の都市名ではなく、サンフランシスコの南部ベイエリア一帯を指すエリア名です。
スタンフォード大学をはじめとして、数々の世界的なIT企業がここから誕生しています。具体的には、サンノゼ・クパチーノ・ベルモント・メンロパークなどに学校が点在しています。
シリコンバレーにある語学学校
北部ベイエリア
サンフランシスコダウンタウンから、ゴールデンゲートブリッジを渡った先にあるエリアです。海に面した豊かな自然が広がるのんびりとしたエリアです。
北部エリアにある語学学校
サンフランシスコの基本情報
人口 | 約90万人 |
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周辺人口 | 約460万人 |
日本との時差 | -16時間(3月~10月) -17時間(11月~3月) |
最高気温(平均) | 21℃(9/10月) |
最低気温(平均) | 8℃(12/1月) |
最寄りの国際空港 | サンフランシスコ空港(SFO) |
気候について
サンフランシスコはカリフォルニア州でもロサンゼルスより北に位置しているため、過ごしやすい気温で、降雨量も若干多くなる傾向にあります。
1年で最も気温が高い月は7月で、最高気温が約23度、最低気温が約15度。1年でもっとも気温が低くなる月は1月となり、最高気温が約13度、最低気温が約7度となります。
夏の時期でも最高気温が23度前後ですので、日本よりは夏の時期も過ごしやすく、一方で冬の時期は最低気温も7度前後ということなので寒すぎることもありません。
12月~2月の時期は、雨も1年で最も多くの雨が降る季節になります。そのため冬は肌寒くなるので、防寒まではいかなくても寒さ対策はしておいたほうが良いです。
サンフランシスコの公共交通
サンフランシスコは鉄道による公共輸送網が発達していす。そのため、ロサンゼルスのように通学にバスが主体となることはなく、いくつかの軌道系の公共交通を使って通学も可能となっています。
Bart
サンフランシスコの郊外(リッチモンド・バークレー・オークランド・フリーモント・サンフランシスコ空港など)とサンフランシスコダウンタウンを結ぶ高速鉄道網です。5路線から構成されています。
Muni Metro
サンフランシスコのダウンタウンとその周辺を結ぶライトレールシステムの路面電車です。ダウンタウンエリアでは地下を走ります。路線網は全部で6路線で運行されています。フィッシャーマンズワーフ方面へ行く路線のレトロスタイルの路面電車は、マーケットストリートの道路上を走ります。
ケーブルカー
サンフランシスコを象徴する乗り物としても有名なケーブルカーですが、路線網はそれほど数多くありません。サンフランシスコダウンタウン内の一部のエリアで運行されていますので、通学というよりはサンフランシスコダウンタウン内の足として利用するのに便利です。