ケンタッキーの気候と服装

ケンタッキーの気候と服装

アメリカには冬は極寒、夏は猛暑といった大陸性気候の地域もあれば、西海岸南部のような年中温暖な気候に恵まれていて湿度も低くカラッとしたのが特徴的な地域もあります。それぞれの地域にそれぞれ異なる気候が見られるのがアメリカですが、その中でもケンタッキー州の気候と、その季節や気候に合わせた服装について詳しくご紹介します。

ケンタッキーの春

ケンタッキーの春は4つの季節の中で一番過ごしやすいと言われています。観光でケンタッキーを訪れるなら4月もしくは5月をおすすめします。平均気温は15度~25度で、アウトドアに適した季節でもあります。また、有名なイベント、ケンタッキーダービー(世界中のお金持ちが自家用ジェットを飛ばしてこのダービーを観戦しにやって来ます)がこの季節に開催されます。ただ、日本では経験しないような凄まじい竜巻が多く発生する時期であり、自然の脅威を感じるでしょう。

春の服装

多くのアメリカ人はあまり服装にこだわりがありません。とはいっても、アメリカでも都会に住んでいればお洒落な人は沢山見かけますが、田舎に行けば行くほどお洒落とはかけ離れていきます。春だからといって春らしい恰好をするのではなく暑くなったら半そでを着て寒くなればジャケットを羽織るだけです。

ケンタッキーの夏

夏の平均気温は30度くらいです。たとえ曇りであってもケンタッキーの夏は紫外線が強く外出時は紫外線対策を忘れないようにしましょう。また、湿度が高く実際の気温より暑く感じることがあるかもしれません。雷雨が多く発生するのもこの時期です。

夏の服装

日本では紫外線対策につばが大きい帽子やアームandネックカバー、日傘を使いますが、アメリカではこれらのアイテムを使っている人はいません。一般的にアメリカでは色白より小麦色肌の方が魅力的に見えるという文化があります。

また、冬の時期が長い地域の人は特に夏の間に思いっきり日光を浴びておくという習慣があるので肌を隠すことはありません。Tシャツやタンクトップ、下はホットパンツやジーンズにサンダルが一般的な夏の服装です。

年齢があがるにつれてそこまで肌の露出はなくなりますが、あまり年齢相応のファッションという概念がアメリカにはありません。年齢、季節問わず自分が着たいものを着るのがアメリカ人です。ちなみにアメリカ人は帽子は被りませんが、目の色素が薄く紫外線をより強く感じてしまうので、どんなときもサングラスをかけます。

ケンタッキーの秋

春と同様、秋も観光するにはおすすめの季節です。9月下旬頃からだんだんと涼しくなり20度を下回る日も多くなってきます。11月初旬頃までは快適な日々も多く、日中は外で遊んでも気持ちよく感じることでしょう。

秋の服装

少し気温が下がってきてもまだまだ半そでの人をよく見かけます。アメリカ人は日本人より体温が高いと言われているので、日本人が肌寒く感じるくらいが彼らにとっては丁度いい気温なのかもしれません。

ケンタッキーの冬

11月中旬くらいになってくると、とうとう冬がやってきたなと肌で感じるようになります。12月~2月頃までは本格的な冬の寒さで氷点下2度~3度まで下がることも珍しくありません。雪も降り、平均6センチ~7センチ積もることもあります。この時期は車のスリップ事故を多く見かけるようになります。

冬の服装

さすがのアメリカ人でもこの時期になるとダウンジャケット、ニット帽、手袋、ブーツを履いて寒さをしのぎます。路面凍結するのでブーツは底が平らなもので滑り止めがついているうえに、防水加工がされたものがいいでしょう。

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ケンタッキーの気候や服装に関するまとめ

ケンタッキーは一年を通して四季を感じることができる州です。年中温暖な地域もいいですが、日本のような四季を感じたければ、ケンタッキーも移住先の候補に入れてみてもいいかもしれません。

堀江保夫(編集長)

英語圏を中心とした留学を無料でサポートしているトランスリエゾン株式会社)のマーケティングを統括。大学進学希望者へのカウンセリングも行っています。留学経験者の体験をヒアリングしながら記事の作成をまとめています。

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