サンディエゴ留学の費用や語学学校のご紹介
サンディエゴは、アメリカ西海岸を代表するカリフォルニアの人気留学先の一つです。ロサンゼルスのさらに南側に位置し、メキシコの国境もすぐ近くです。
ロサンゼルス・サンフランシスコに次ぐ、カリフォルニア州の中では3番目の留学先として、語学学校の数も多く、日本から多くの留学生がサンディエゴに留学されています。
サンディエゴの場所
サンディエゴは、アメリカ西海岸カリフォルニア州南部にある都市です。サンディエゴだけの都市人口は約140万人規模で神戸や福岡と同規模ですが、周辺の都市も含めたサンディエゴカウンティでは約350万人の人口規模となってます。アメリカの中では17番目の規模の都市圏を形成しています。日本の都市規模で言うと福岡市の周辺エリア(北九州除く)と同程度です。
日本からは、約9,000キロ。太平洋を東へ進みながら南に下る方向です。日本からは飛行機を利用することになりますが、成田から直行便を利用して、飛行機で約10時間の距離です。
カリフォルニアと言うと留学先として有名な大都市であるロサンゼルスがありますが、サンディエゴは、ロサンゼルスより南へ約200キロに位置し、地中海性の雨が少なく太陽に恵まれた非常に温暖な気候です。カリフォルニアでは、ロサンゼルスとサンフランシスコも人気ですが、気候的にはロサンゼルスに近いため、温暖な気候でロサンゼルスよりはこじんまりとした都市を希望されている方には適した場所です。
ビーチなどの海にも恵まれていて、サーフィンやヨットなどのマリン系スポーツも盛んですし、街もそこそこ大きく、サンフランシスコよりは物価も低いため、恵まれた気候と治安の良さと、物価の低さという点でサンディエゴを留学先として選ばれる方も少なくありません。
サンディエゴに留学するメリット
サンディエゴには、他のアメリカの都市にはないメリットがいくつかあります。ここではサンディエゴに留学するメリットについて幾つかピックアップしてご紹介したいと思います。
1年中温暖な天候に恵まれる
サンディエゴはカリフォルニアの一番南に位置しています。メキシコとの国境もすぐ近くで、1年を通して雨も少なく晴れた日が多いです。冬の凍えるような天気もありませんので、晴天の日々が続く温暖な場所で留学することができます。ニューヨークやシアトル、サンフランシスコでは経験できないザ・カルフォルニアといった場所です。
コンパクトな町で過ごしやすい
サンディエゴは、アメリカの中では大都会の部類に入らないかもしれませんが、人口も100万人以上あり比較的大きな都市です。ダウンタウンにギュッと詰まっている感じで、歩いてダウンタウンの中を巡ることができます。空港も車で20分程度の場所にあるためコンパクトで利便性の良い町です。トロリーと呼ばれる路面電車で移動も楽ちんです。
アメリカの中では費用が安い方
そこまで大都会ではないという事もあって、アメリカの中では留学費用が安く抑えられます。授業料はロサンゼルスなど他のカリフォルニアの都市の学校と大差はありませんが、ホームステイ費などの滞在費で比較的安く抑えられるのもメリットです。
多くの学校がダウンタウンにある
サンディエゴにあるほとんどの学校はダウンタウンにあります。ダウンタウンにありますので、気軽にショッピングや食事などもできるため、留学生活を送りながらサンディエゴライフも満喫できます。
治安も良い方
アメリカの中ではサンディエゴは治安が良い事でも有名です。町も綺麗ですし、普段通りに海外にいるという意識で注意を払っておけば、大きな心配はありません。
直行便で約10時間の距離
約10時間の飛行時間と聞くと長いように感じるかもしれませんが、ニューヨークだと約13時間、イギリスのロンドンでも約13時間かかります。しかも直行便ですので、乗り継ぎ時間がありません。他の東海岸や中東部の都市と比べると移動時間も短くて済むのもメリットです。
サンディエゴに留学するデメリット
上では、サンディエゴへ留学するメリットをご紹介してきましたが、もちろんデメリットもいくつかありますので、メリットとデメリットを天秤にかけながら、サンディエゴへ留学がご自身に適しているか検討してみて下さい。
陽射しが厳しい
サンディエゴは天気が良い所で晴れた日も多いので、陽射しが厳しい場所でもあります。日焼けや紫外線を気にされる方には、サングラスや日焼け止め必須です。あまり陽射しが得意でない方には適していないかもしれません。
大都市ではない
そこまで大都市と言えるほどの都会ではありませんので、留学中にミュージカルや美術館巡りなど、ニューヨークやロサンゼルスのように様々な観光や娯楽を希望されている方には少し物足りないかもしれません。
安さを求めるには不適
サンディエゴと言えども、やはりアメリカですので他の国に比べると留学費用は高くつきます。カナダ・フィリピン・ニュージーランドなどの国と比べると高くなります。物価もそれなりにはしますので、安さを追求する留学には適していないかもしれません。
サンディエゴへの留学費用
サンディエゴには、ダウンタウンを中心に語学学校が集まっています。その他に北部の郊外にも学校が点在していたりもしますが、学校の場所によって学費が変わるという事はありません。どの学校も学費としてはほぼ同じ料金帯に収まっていると言えます。
1ヵ月間サンディエゴで勉強してホームステイした場合、留学の費用として航空券込みで45万円前後~が相場感です。1年間だと、約340万円前後~となります。もちろん、学校・レッスン時間・滞在先のタイプにより料金は異なってきます。
(※1ドル=108円計算、航空券は東京発直行便で往復12万円で想定した場合)
サンディエゴの物価感
サンディエゴで実際に留学生活を送る上で気になる物価について、同じカリフォルニア州の最大都市でもあるロサンゼルスと比べてみました。
商品 | サンディエゴ | ロサンゼルス |
---|---|---|
ランチ代 | $16 (¥2,320) | $24 (¥3,480) |
マックのセット | $10 (¥1,450) | $10 (¥1,450) |
牛乳1ℓ | $1 (¥145) | $1.37 (¥198) |
ビール500㎖ | $3.24 (¥469) | $4.12 (¥597) |
ワイン1本 | $13 (¥1,885) | $16 (¥2,320) |
家賃45㎡/月 | $1,680 (¥243,600) | $2,063 (¥299,135) |
光熱費45㎡/月 | $126 (¥18,270) | $133 (¥19,285) |
サンディエゴで語学学校のあるエリア
サンディエゴで留学できるエリアとしては大きく分けて、3つのエリアに分けることができます。1)数多くの学校が集まるダウンタウンエリア、2)サンディエゴ一のビーチリゾート地、ラホヤ及びパシフィックビーチ、3)ダウンタウンの郊外地区に分けられます。
ダウンタウン
サンディエゴの中心部で、サンディエゴの都市機能の多くが集まります。サンディエゴの主な観光名所でもある、ガスランプクォーターやバルボアパーク、サンディエゴ動物園などもダウンタウンにあります。
サンディエゴへ留学する場合、多くの学校はこのダウンタウンエリアに集中していますので、何かにつけてサンディエゴの留学においては候補に挙がってくるエリアになります。
ダウンタウンエリアにある語学学校
- ELS
- CELサンディエゴ
- LSI
- コンバース(CISL)
- オックスフォードインターナショナル
- Qインターナショナルスクール
- インターナショナルハウス・サンディエゴ
ラホヤ/パシフィックビーチ
ラホヤは、サンディエゴのダウンタウンから、車で約20分、バスを利用して約1時間の距離にある北西部の海に面したリゾートエリアです。高級住宅地でもあり、平均的な住宅価格はビバリーヒルズを超えているという声もあります。パシフィックビーチは、ラホヤより南側にある同じビーチリゾート地で、シーワールドなどがあります。
ラホヤ/パシフィックビーチにある語学学校
ダウンタウン郊外
ダウンタウンからトロリーでアクセスできる交通に便利なエリアです。サンディエゴ州立大学などキャンパス型の学校もあります。
ダウンタウン郊外にある語学学校
サンディエゴの気候
サンディエゴはカリフォルニア州でもロサンゼルスより南に位置し、メキシコとの国境にも非常に近い場所に位置しています。この辺りは地中海性気候となっていて、一年を通して温暖な気候で、降雨量も非常に少なくなっています。1年で最も気温が高い月は7月~8月で、最高気温が約25度、最低気温が約19度。1年でもっとも気温が低くなる月は1月となり、最高気温が約16度、最低気温が約7度となります。
夏の時期の最高気温が25度前後ですので、日本よりは夏の時期よりも乾いた暖かさで過ごしやすいです。雨も少ないため、日本のようにゲリラ豪雨などで悩まされることもありません。12月~3月の時期は、サンディエゴでは1年で雨が最も多くの雨が降る季節になりますが、それでも少ない方です。
サンディエゴの公共交通
サンディエゴでは軌道系(鉄道)の公共輸送網があります。そのため、ロサンゼルスのように通学にバスが主体となることはなく、軌道系の公共交通を使って通学も可能となっています。
トロリー
サンディエゴダウンタウンと郊外を結ぶ路面電車です。中心部では路面電車ですが、郊外に延びる路線では、専用の鉄道軌道を利用します。いわゆるライトレール式の鉄道になっています。
Rapidバス
サンディエゴの中心部と郊外とを結ぶバス路線です。イメージとしては高速バスのようなイメージです。
バス
通常のバス路線となります。トロリーなどで網羅されてない場所から中心部まで出る時や中心部内の移動手段に使えます。