日本からアメリカの大学に進学する方法４つのパターン

日本でアメリカの大学進学準備をする

日本で準備して出願する方法に関して大きく分類すると、1つ目は自分で英語を勉強しながら、自分でアメリカの大学に出願する方法と、2つ目にアメリカの大学進学予備校に通い、出願する方法に分けることができます。

①日本にいながら自分で準備を行う

1つ目は、自分で英語を勉強しながら、自分でアメリカの大学に出願する方法です。

これは、自分自身でアメリカの大学に出願をしていきます。アメリカの大学に出願するためには様々な書類が必要です。

具体的には、英語の資格であるTOEFL、SAT、願書、エッセイ、高校時代の成績、推薦状などです。これらは、自分で英語の資格であるTOEFLで高いスコアを目指しながら、並行して自分の希望するアメリカの大学をリサーチします。その中で、自分が必要な書類を確認して書類を作成したり依頼したりします。

この方法は、自分ひとりで準備をしますので、留学エージェントや予備校に支払う費用がなかったり、留学予備校やエージェントから与えられる情報を鵜呑みすることなく自分で考えたりします。

そのため、留学費用全般の節約ができたり、多くの情報に惑わされることなく自分の希望とする大学や進学方法を考えたりすることもできます。

一方で、この方法は、自分でTOEFLやSATの勉強を独学でしなければならず、正しい戦略で効率的な解き方を教わることが難しい可能性があります。そのため、テストの点数がなかなか伸びない可能性も出てきます。それと同時に、自分の進学したい大学をリサーチして、エッセイも作成しなければなりません。その結果、英語力向上や書類作成、学校のリサーチなど多大な労力が必要となります。

このような出願方法は、なるべく留学の費用を安くしようと検討したり、自分の頭で考えることができたり、アメリカの大学出願に時間をかけることができる人や、英語力が中級以上の方にはおすすめです。

自分でアメリカの大学進学を準備していく場合、「Education USA」では非常に詳しいアメリカの大学進学に向けた情報が網羅されています。このEducation USAの情報を参考にしながら準備を進めていくととても便利です。

②日本にあるアメリカ大学進学予備校に通う

2つ目は、日本にいてアメリカの大学進学予備校に通うことです。

この方法では、日本にいながらアメリカの大学進学の指導をする予備校に通学したり、オンラインで受講するなどして、アメリカの大学出願に向けた準備をすることです。

当社で特にお勧めしているのが、ヒューマン国際大学機構の留学プログラム。このプログラムでは、日本に居ながらにしてプロの方から英語の資格であるTOEFLなどの試験に向けて戦略的な勉強や効率的な解き方を教えてくれたり、出願に向けたエッセイの書き方を指導してくれたりします。

また、アメリカの大学に出願に必要な手続きもサポートしてくれます。さらには、アメリカの大学に進学した際に必要なアカデミックスキルを日本にいながら学ぶこともできます。

そのため、英語のテスト対策を効率的に進めることができ、効果的に自分の希望する大学に進学できる可能性や進学した後に授業で役立つアカデミックスキルを学ぶことができます。

一方で、アメリカに渡航してアメリカにある大学進学予備校に通うという方法もあります。ただこちらは日本の進学サポートプログラムに比べると効率的なサポートは非常に魅力的ですが、費用がかかります。アメリカに渡航する為の渡航費、現地での滞在費など日本で進学予備校に通う場合に比べて費用がかさむ様になります。

ヒューマン国際大学機構のプログラムでは、英語の試験対策やアカデミックスキル対策や出願までをトータルでサポートする事が基本ですが、英語の試験対策のみをサポートするといったこともできます。どういったサポートを受けるかによっても費用も変わります。

ですが、先述の通りアメリカへの渡航費用やアメリカでの滞在費も不要ですし、実際にアメリカの大学に入学した際に英語力不足で別途その大学のESL授業（大学授業料とは別に請求されます）をとる必要もなくなります。

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アメリカに渡って大学進学準備をする

次に挙げるパターンとしては、アメリカに渡って大学進学の準備をする方法です。英語力がまだ足りない状況ではありますが、アメリカに行って英語力を上げつつアメリカで大学進学の準備をしていく方法となります。

③アメリカで語学留学から始める

1つ目は、アメリカの語学学校に通いながらアメリカの大学に出願する方法です。これは高校卒業後にアメリカに渡り、語学学校に通いながら英語力を向上させて、自分自身でSAT、願書、エッセイ、高校時代の成績、推薦状などを準備しながらアメリカの大学に出願をします。

この出願方法は、日本にいて自分で英語を勉強しながら出願する方法と似ています。しかし、アメリカに行き現地の語学学校に通うことで、TOEFLなどの英語のスコアを日本にいるよりも効率的に向上することができます。

そして、アメリカの大学と提携している語学学校に入学し基準となっている英語レベルの課程を修了したら、英語の試験TOEFLを免除されることもあります。

また、語学学校で展開される授業は、レポートやディスカッション、プレゼンテーションなどを実施します。その結果、アメリカの大学で必要なステディスキルも同様に学ぶことができます。そして、アメリカに滞在することになりますので、現地の生の大学進学に関する情報を得ることができやすいです。

しかし、アメリカの語学学校を経由して大学を目指すと費用がかかります。語学学校に進学することは、アメリカの大学の4年分の学費の他にさらに学費を支払わなければなりません。また、現地での生活費も日本よりもかかりますので日本で英語の勉強をしながら進学準備をするよりもお金が必要となります。

アメリカの語学学校からアメリカの大学進学する方法は、英語の資格を効率的に向上させたり、アカデミックスキルを効果的に学んだりすることができます。しかし、語学学校の授業料やその分の生活費を余計に支払わなければ行けない点に留意をする必要があります。

④コミカレから4年制大学へ編入する

もう1つは、高校卒業と同時にアメリカに渡りコミュニティカレッジに進学し編入を経て、アメリカの大学に出願する方法です。

この出願方法は、コミュニティカレッジに進学して語学力を向上させたり、アカデミックスキルを向上させながら、2年間アカデミックな教養科目を履修し単位を取得しながら4年制大学に編入をする方法です。

コミュニティカレッジでは、4年制大学に進学する条件よりも低いTOEFLスコアで入学することができます。そして入学後に、英語力を向上させてアメリカの大学に編入する可能性がでてきます。

また、コミュニティカレッジでは、大学と同じような授業を行っています。その中で、レポートやディスカッション、プレゼンテーションを課題としてこなすことで、大学で必要なアカデミックスキルを向上させることができます。

さらには、コミュニティカレッジで取得した単位を編入した大学において移行させることができます。その結果、アメリカの4年制大学を2年間通うだけで卒業できる可能性がでてきます。

その一方で、アメリカの大学に編入するためには、コミュニティカレッジで高い成績の維持が必要です。そのために、毎日のたくさんの時間を勉強に充てなければなりません。また、コミュニティカレッジは現地の住民向けの職業訓練や生涯学習のような位置付けです。そのため、学業に対してモチベーションが低い学生がいますので、モチベーションが低下する可能性があります。

コミュニティカレッジの編入を経てアメリカの4年制大学に進学する方法は、語学力やアカデミックスキルを向上に役立ちます。さらには、単位を移行することで学費が節約できる一方で、高い成績を維持しなければならなかったり、他の生徒のモチベーションが低かったりすることが挙げられます。

最後に一言

アメリカの大学では学力だけではなく、エッセイや推薦状などを通して人間性や将来性で判断されます。そのため、日本の大学入試とは全く異なりますし、日本の大学進学とは異なる特別な準備が必要となります。

日本で準備をして出願をするのか、または早々にアメリカに渡りアメリカで準備をしながら出願するのかといったパターンに分かれてきますが、どちらのパターンも一長一短があります。自分自身の状態や環境を踏まえたうえでどの進学手段を目指すのかが大切になります。