アメリカの気候の特徴
ニューヨークは、日本と同じように四季があります。ニューヨークの緯度は、東北と大体同じような位置にあるため、冬の寒さは特別厳しく、夏は気温が35℃を超える事は普通なので、観光に来る季節に応じて服装の用意は必ず必要です。
また、観光する場所によってはドレスコードが求められる場所や、室内の空調の強さも日本とは大きく違っているので、そういったことも含めた服装の準備について今回はご紹介します。
アメリカの気候とは
アメリカの気候といっても、アメリカの国土は広大です。そのため気候区分も様々にわかれます。
大まかにアメリカ東海岸でも北部の方は、夏は涼しく冬は厳しいといった特徴があり、南部は暖かく湿った天候が特徴だったりします。
その一方で、西海岸に行けば、カリフォルニアの南部は年中暖かくて晴れの日が多く、北部に行けば段々と涼しくなり、曇りがちで雨が多くなるといった特徴もあったりします。内陸部は乾燥した砂漠のような気候があったりと、アメリカの気候を一概にまとめることができません。
そこで代表的な都市でそれぞれ気候を見ていく必要があります。
ボストンの気候
ボストンは、アメリカの東海岸に位置しており、他国の人たちが英語を学ぶ環境が整っており、留学先としても人気の街です。
そんなボストンは日本と同じように四季があり、最高気温は約28度、最低気温は約マイナス6度、そして年間の平均気温は約10度と、1年を通して肌寒い気温です。
ボストンは北海道とほぼ同じ緯度に位置しているため、冬は非常に気温が下がり、雪が積もったり、地面が凍ることも多くあります。冬の時期にボストンをはじめ東海岸の州に大雪で交通が乱れるニュースもしばしば目にされた記憶もあるかと思います。
しかし、ボストンの夏は、日本の夏と同じように高温多湿なので、服装は半袖で過ごせますし、海外との気候のギャップを特に感じることなく、過ごしやすいかもしれません。
また、建物内は冷房が利いているところも多いので、薄手の上着を持ち歩くことをおすすめします。
ボストンに短期の留学に行くのであれば、夏に行くことをおすすめです。
ニューヨークの気候
ニューヨークは、アメリカの東海岸中部、ボストンのやや南西に位置しており、観光や移住はもちろん、留学先としても人気です。
ニューヨークの最高気温は約28度、最低気温は約マイナス4度、年間の平均気温は約12度前後です。
四季はありますが、春と秋の期間が短く、また夏には早朝と夕方の短い時間に強い雷雨を伴うサンダーストーム(ピークは4〜6月)が毎日発生することが特徴です。
ニューヨークの冬は、緯度が高いボストンよりも寒いことが多く、毎年必ず雪が降っています。
ニューヨークへ短期で留学へ行く場合は、冬は避けたほうが良いかもしれません。ただ、どうしてもニューヨークという強いご希望を持たれている場合は、しっかりとした防寒対策をして渡航しましょう。
ロサンゼルスの気候
ロサンゼルスはアメリカの西海岸に位置しているカリフォルニア州の都市の1つで、さらに気候が快適なアメリカの都市の1つとしてもあげられます。
そんなロサンゼルスですが、最高気温が28度、最低気温は7度、さらに1年を通して、大雨となることがほとんどなく、大気も乾燥しているので、気候でいえば日本よりも快適な街といえます。
また、大気が乾燥しているために、気温が日差しの影響を受けやすく、昼間と夜の温度差が激しいのも特徴で、冬でもTシャツで過ごせる時もあれば、コートを羽織っても寒いという日もあります。
このように、ロサンゼルスの気温は変わりやすいですが、比較的過ごしやすい気候です。
ロサンゼルスは、東海岸のように大雪に見舞われることもなく、雨も少ないため一年を通して留学しやすい気候です。
サンフランシスコの気候
また同じくカリフォルニア西部のサンフランシスコは、最高気温が約23度、最低気温が約5度と、ロサンゼルスの気候とあまり変わりはありませんが、ロサンゼルスよりもやや涼しいため、夏でも少し肌寒いかもしれないので、長袖の服を持っておくと良いでしょう。
ロサンゼルスのような乾燥した暑さや日差しの強さを気にされる方は、サンフランシスコの方が過ごしやすいと思います。
ロサンゼルスやサンフランシスコなどカリフォルニアに留学する際のベストシーズンは、6〜9月の暖かい時期ではありますが、冬でも厳しい寒さを体験することなく快適に過ごせます。
その他の地域の気候
サンディエゴの気候
サンディエゴの気候はほぼ、ロサンゼルスと似ています。
アメリカ内陸部の気候
アメリカ内陸部は東海岸の都市や西海岸の都市と大きく異なります。ご参考としてケンタッキー州の気候について以下で説明しています。