フランスで安全に過ごしていくために治安上で注意すべき点
フランスへの留学が決まり、滞在中に現地での交流や生活で心弾ませている人も少なくないはずです。
フランス滞在中の注意すべき点や安全に過ごすために気をつけるポイントをまとめました。
この記事を読んで、フランス滞在中トラブルを避け、安全に楽しく過ごすことができるようになれば幸いです。
フランスの治安状況について
フランスは、軽犯罪が日常茶飯事にあり、日本に比べるとかなり多いです。
特に大きな町になればなるほど、すりや強盗に対しての注意が必要で、治安がいい地域もあれば、貧困者が多くいる治安の悪い地域もあります。
特にフランスの首都パリは、世界中から多くの観光客が訪れる活気あふれた町ですが、集団や単独で行うスリや強盗などが頻繁に起こっているのが現状です。
その中でも、毎日多くの人が利用する空港、バス、地下鉄、観光名所などは注意が必要です。
日本人は財布の中に沢山の現金を持ち歩いている印象があるようで、日本人ばかり狙ってくる人もいるのです。
フランス留学中に治安で注意すべき点
留学中に利用する駅やカフェなどの飲食店、銀行、学生寮などでもスリや強盗などの被害に遭う可能性があります。
駅
駅は、旅行中の外国人や出勤・通学に使う人などで多くの人が利用し、駅の規模が大きくなれば大きくなるほど、沢山の人が集まります。
人混みを狙ってスリや置き引きなども多く発生しています。
電車の待ち時間などに油断をしていると、標的になる可能性があるので注意してくださいね。
カフェ・バー・レストランなどの飲食店にて
日本では、トイレなどへ行く際に荷物を置いて席を外しても、荷物を取られることがありませんが、フランスでは危険な行為です。
フランスでは、置き引きの被害が多いので、特に1人でカフェなど利用して席を外す時には注意してくださいね。
銀行を利用する時
留学中に銀行のATMでお金を引き落としすることがあると思います。
スリの被害を避けるためにも、引き落としをする前に周りを確認してから行ってくださいね。
日本に比べると、フランスでは、銀行の外や街中など外でお金を引き落とす機会が多いです。
ATMの機械の上の方に小さいミラーが付いているので、そのミラーで確認しながら行うと怪しまれず自然と周囲の状況をチェックできますよ。
学生寮
学生寮と聞くと、安全で大丈夫といったイメージがありますよね。
フランスの学生寮は、管理人がいる寮や誰でも入れるような寮などタイプは様々です。
フランスでは、鍵を閉めずに部屋を出た時に盗まれたり、トイレ・シャワー室で暴力の被害に遭う事もあります。
もしものことを考え、部屋を出る時には、必ず鍵を書けるようにしてくださいね。
出発前になるべくフランス語を話せるようにしておく
フランスへ語学留学に行かれる人の中には、現地に行ってから勉強すればいいと思っている人もいるのではないでしょうか?
1か月や2か月ほどの短期留学でしたら、それほど問題がないかもしれませんが、長期で留学を考えている人は、日本を出発する前に少しでもフランス語の勉強をしておくことをおすすめします。
長期間の留学やワーキングホリデーとなると予想もしていなかった問題などが起こることもあり、フランス語が話せないや分からないといった状況の場合、とても不便を感じるからです。
その上、フランス語が少しでも理解できてから、現地入りした方が交流がスムーズに運んだり、生活の不便も緩和します。
治安が悪なと感じる時のフランスでの安全対策
日々の生活の中で少し気をつけるだけでトラブルを避け、安全に過ごすことができます。
カジュアルな服装にする
フランス滞在中は、現地の人と同じような服装をする事をおすすめします。
裕福なフランス人は、素敵なジュエリーで飾り高価な洋服を着ていて、周りから見てもお金を持っているとわかるような恰好をしていますが、移動には高級車やタクシーを利用しています。
富裕層の人たちと同じように高価な洋服を着て街中を歩いていたら、スリに盗まれる頻度は確実に上がります。
ジーパンやシャツなどカジュアルな服装を心がけましょう。
高級ブランドのカバンなど身に付けないことをおすすめします。
また、日本にいる時のようにカバンを後ろにしょったり、ズボンの後ろポケットなどに財布を入れていたら、スリに盗んで下さいと言っているようなものなので、気をつけてください。
デモやストライキ
フランスでは、デモやストライキが頻繁にあります。
滞在中にデモに遭遇してしまった時には、その地域へ行かないようにしましょう。
お店のガラスや物などを壊すなど暴動も悪化しています
また、デミ隊の暴動がひどくなると、機動隊が出動し、衝突や催涙ガスを発射することもあります。
くれぐれも、デモがある地域は避けて移動をするようにしてください。
夜遅い時間に1人で外に出ないようにする
友人とレストランや映画を見に入ったり、ディスコテック(日本のクラブに当たります)と外出する機会もあるかと思います。
また、日本では、1人でふらっとコンビニまでの買い物へ行っても大丈夫ですが、フランスでは夜中1人での移動には特に注意が必要です。
特に人気がない暗闇の場所を狙って、複数の人が暴行や強盗をする被害も実際に起きています。
夜中に移動する際は、誰かと一緒に移動することをおすすめします。
もし、公共機関がない時、夜中に1人で歩くのはとても危険ですし、夜中に女性が1人で歩くことはおすすめできません。
フランスでの安全対策のまとめ
フランスで安全に過ごすために治安上の注意すべき点をまとめましたが、いかがだったでしょうか?
荷物を置いたまま席を離れたり、夜に1人で外出するなど日本と同じように過ごしているとスリや強盗に巻き込まれる頻度が上がってしまいます。
また、高価なものを身に付けて街を歩いていると、お金を持っていることを周りに知らせているようなものです。
初めは、大変かもしれませんが、まずは、財布にたくさんのお金を入れて持ち歩かないことやカジュアルな服装にするなどできるところなど、自分ができることから始め、楽しいフランス生活を送ってくださいね。