フランスのお土産でおすすめは何?日本でも喜ばれる6選をご紹介
フランスに旅行に来たのだから、「家族や友人、職場の人に喜んでもらえるようなお土産を買っていきたい、でも何にしよう?」と悩んでいる人も少なくないはずです。
私もフランスへ旅行へ行った時、「お土産に何がいいのか?」全く分からず、色々とお店を見て回ったんです。結局、帰国ギリギリに空港で買ってしまいました。
フランス在住10年の私がおすすめする、フランスからのお土産として、家族や友人、職場の人から喜んでもらえるおすすめのものを紹介します。ぜひ、参考にしてくださいね。
ワイン
フランスのワインと言って「Bordeaux」(ボルドー)や「Bourgogne」(ブルゴーニュ)のワインが思い浮かぶ人も少なくないはずです。産地によってフルーティな味わいや濃厚な味わいなど様々です。
スーパーのワイン売り場は、品揃えが多く、2~5ユーロとお手頃なお値段から購入が可能です。
選び方のポイント
① 受賞ワイン
パリ農業コンクールは、130年もの長い歴史があるフランス農水省が主催のフランス国内最大のコンクールです。そこで受賞したワインは、金、銀、銅のシールがボトルに貼ってあります。お手頃なお値段で購入できるのも魅力です。
② オーガニックワイン
フランス国内で取り扱うオーガニック食品には、AB(Agriculture Biologique)の認証のラベルが貼ってあります。特に健康志向の人におすすめです。
③ 金額の目安
友人へのお土産なら10~20ユーロのワインがおすすめです。
自分でワインを選ぶのが難しい時は、ワインショップでの購入がおすすめです。
フランス国内には、ワインの専門店も多くあります。その中でも「NICOS」(ニコラ)は、大手のワインショップです。
パリの「Galeries Lafayette」(ギャラリー・ラファイエット)にあるギャラリー館は、2500種類以上のワインが揃っています。
店員さんに聞くときは、白ワインや赤ワインなどの品種、甘口や辛口などの好み、贈り物用か自分用かなどの目的、予算を伝えるのがポイントですよ。
チョコレート
フランスでチョコレートは、子供から大人まで多くの人に愛されています。大都市だけでなく、田舎でもチョコレートの専門店「chocolatier」(ショコラティエ)があるほどです。
見た目は、宝石のように美しく、思わず食べるのを躊躇してしまうほどです。
価格は、15~30ユーロくらいで、お世話になった人など特別な人へのお土産におすすめです。
おすすめは、フランスの3つ星レストランのシェフ、Yannick Alléno(ヤニック・アレノ)とAurélien Rivoire(オーレリアン・リヴォワール)のショコラティエ「Alléno &Rivore」(アレノ&リヴォワール)です。
パリの7区に2021年12月にオープンしたばかりで、果物の砂糖漬けなのにもかかわらず、砂糖を使わずに作ってあるこだわり。
他にも世界的に有名な3つ星シェフ「Alain Ducasse」(アラン・デュカス)ショコラティエ「Le Chocolat Alain Ducasse」 や2016年にWorld’s Best Pastryを受賞し、パリに17店舗もある有名なパティシエPierre Hermé(ピエール・エルメ)のショコラティエがおすすめです。
紅茶
フランスと言うとCafé(カフェ)を思い浮かべる人も少なくないはずです。が、実は、フランスにはSalon de thé (サロン・ドゥ・テ)も多くあり、紅茶も人気です。
日本でも有名な紅茶の専門店の茶葉がお手頃な価格で購入できますよ。
フランスで紅茶を購入するなら、特にフレーバーティーがおすすめです。
特に1854年創業の「Mariage frères」(マリアージュ・フレール)は、フランスの紅茶文化に大きな影響をもたらし、フランス独自の紅茶を作り上げました。
果物とチベット産の花を混ぜた甘い香りの「Marco Polo」(マルコ・ポーロ)やミントの香りの緑茶とベルガモットの香りがマッチした「Casablanca」(カサブランカ)がおすすめです。
バター
濃厚な味で、フランス料理には欠かせません。料理に入れたり、パンに塗って食べるだけでも美味しいフランス産のバターは、おみやげにもおすすめです。
スーパーでは、品数が多く、お手頃な価格で購入できます。
特に発酵バターの「ECHIRE」(エシレ)はおすすめです。また、海藻入りの発酵バター「Bordier」(ボルディエ)も濃厚で磯の風味がして美味しいです。
フランスのバターの種類
- doux(ドゥ)→塩が入っていない
- demi-sel(ドゥミ・セル)→塩分量05.から3%入り
- sale(サレ)→塩分量3%入り
があるので、買う時に注意してくださいね。
バターを持ち帰るときの注意点
可能であれば、空港に行く前まで、冷凍庫での保存がおすすめです。もし無理な場合は、空港に行く直前に購入をおすすめします。バターをジップロックに入れた後、保冷剤と保冷バックに入れて持ち帰るのがおすすめです。
※特に夏場は、気温や湿度にもよるので必ずしも解けないとは言いかねません。
香水
フランス人は、男性でも女性でも日ごろから香水をつけるのが習慣です。特に南仏のグラスは、香水の街として世界的に知られていて、長い歴史があります。
おすすめは、パリの9区にある「La Musées du Parfum-Fragonard」(ミュゼ・ドゥ・パルファン-フラゴナール)フラゴナール香水博物館です。香水の街としても有名な南仏のグラースで生まれた有名なブランドです。
香水の歴史や製造方法など知ることができ、色々な香りを試すことが出来ます。見学の最後にはブティックでお買い物ができますよ。
こちらの香水の瓶はオシャレで、お土産にプレゼントしたら喜ばれること間違いなし。とても素敵な香りの香水がたくさんあるので、ついつい迷ってしまいます。
他にも、香水専門店のSEPHORA(セフォラ)や化粧品専門店のMarionnaud(マリオーノ)での購入がおすすめです。
香水を選ぶと時の注意点
あまり、香水を試し過ぎると鼻が利かなくなってしまい、香水の匂いもわからなくなります。試す時は、3つくらいにしましょう。
石鹸
フランスの石鹸と言えば、「Savon de Marseille」(サヴォン・ドゥ・マルセイユ)マルセイユ石鹸です。
ルイ14世が定めた厳しい基準の中で製法された石鹸です。品質の高いプロバンス地方の天然オリーブ油やパーム油と地中海の海水、マルセイユの塩、バリラと呼ばれる海藻の灰を使い、全て職人による手作業で作られています。
無添加なので、赤ちゃんでも安心して使える肌にとても優しい石鹸です。泡立ちがよく、きめ細かいので、特に洗顔におすすめです。
洗浄力が高いのもマルセイユ石鹸の魅力です。フランスでは、顔や全身、髪に使用するだけでなく、食器洗剤や洗濯洗剤としても使用されています。
「Marius Fabre」(マリウス・ファーブル)や「Durance」(デュランス)のマルセイユ石鹸がおすすめです。
フランスのお土産(まとめ)
どれもこれも素晴らしいものばかりなので、日本へのお土産として、家族や友人、職場の人に喜ばれること間違いなしです。ぜひ、フランスのお土産を購入する際の参考にしていただけたら幸いです。