フランスの短期留学
旅行先としても人気の高いフランス。フランスには、おしゃれで洗練されたイメージを持っている方も多いと思います。
ヨーロッパの主要言語の一つであるフランス語を学びたい方、芸術や料理などプラスアルファの体験をしてみたい方におすすめの留学先です。短期留学であれば、留学できる日数に余裕がなくても安心して留学できます。フランスの短期留学についてぜひ参考にしてみてください。
フランス短期留学の特徴
フランスへの短期留学を検討中の方も多いのではないでしょうか。フランス短期留学の特徴を3つご紹介します。
ビザの特徴
フランスの短期留学で使用するビザは、滞在日数や留学方法によって異なります。例えば、90日以内の滞在であれば、ビザの申請が不要です。学校に通う期間やアルバイトをしたいかなど、条件を絞り使用するビザを決めましょう。
観光ビザ | 学生ビザ(短期) | ワーキングホリデー | |
---|---|---|---|
滞在期間 | 90日 | 最長6ヵ月 | 最長1年 |
ビザ申請 | 不要 | 必要 | 必要 |
就学期間 | 最長12週間 | 制限なし | 制限なし |
就労の可否 | 不可 | 不可 | 可 |
短期留学の種類
フランスでできる短期留学の種類は主に以下の3つです。
- 語学留学
- お稽古留学
- ワーキングホリデー
フランス語の習得を目的として留学する方が多くなっています。また、お稽古留学としても人気のある留学先です。フランスはお稽古留学の種類が比較的多く、以下のような体験ができます。
- 音楽
- 料理
- アロマテラピー
- ファッション
- ジュエリー制作 など
なお、お稽古留学で学べる内容は学校により異なります。フランス語学校で料理やフランス文化について学んだりといった形になるケースが多いです。
留学に適した時期
フランスは日本と同じように四季のある国です。ただし、夏は日本ほど暑くありません。そのため、春から秋ごろまでが短期留学に向いています。冬は雪が降ることもあるため、スキーやスノーボードを楽しみたい方、クリスマスの神秘的な雰囲気を味わいたい方などにおすすめです。
短期留学をするのであれば、座学の勉強だけでなく旅行や観光も思い切り楽しみましょう。現地でしか体験できないことはたくさんあります。コミュニケーションスキルの向上や生きたフランス語を学べる、貴重な機会になるでしょう。
フランスに短期留学するメリット
フランス留学にはたくさんの魅力があります。ここでは、フランス留学ならではのメリットをご紹介します。
本場のフランス語を学べる
フランス語の習得を目指し、フランス留学を検討している方も多いでしょう。フランス語を公用語とする国は世界に30カ国近くありますが、その中でもフランスはフランス語の本場の地となっています。ちなみに、フランス語を公用語とする国の一例は以下のとおりです。
- フランス
- スイス
- ベルギー
- カナダ
- モナコ
- ルクセンブルク
- アフリカの国々 など
フランス語の発祥の地フランスでは、訛りのない綺麗なフランス語を身に付けられるでしょう。発音に癖や訛りがあると、耳を慣らすのに時間がかかる傾向があります。
学生所提示で美術館や博物館が無料に
フランスには世界的に有名な「ルーブル美術館」があります。ルーブル美術館は世界中から数多くの観光客が訪れる、人気の高い美術館です。フランス留学中の留学生は、パスポートと学生証を提示すれば、美術館や博物館の入場料が無料になります。
また、フランスは交通費や生活に必要な食料品も価格設定が低く抑えられているものうれしいポイントです。留学費用に不安を感じている方でも滞在しやすい国となっています。
観光も楽しめる
フランスには、「モンサンミッシェル」「ヴェルサイユ宮殿」など歴史的な名所や観光地がたくさんあります。観光によってフランスの文化を学ぶことも、留学の醍醐味の一つです。フランスの歴史的建造物や世界遺産を見て回るのも、良い経験となるでしょう。
また、フランスはドイツ・ベルギー・スイス・イタリア・スペインといった国々と接しています。EU圏内であれば、パスポートなしで鉄道を使用したヨーロッパ周遊が可能です。座学の勉強だけでなく観光も楽しみたい方には、フランス留学が適しているでしょう。
フランスに短期留学するデメリット
フランス留学には魅力的なポイントが多いですが、中には気になる点もあります。
日本から遠い
日本(東京)からフランス(パリ)までの飛行時間は、直行便で約12時間です。短期留学の場合は現地に滞在できる時間が限られているため、移動に時間がとられるのはデメリットとなります。
また、フランスでは多くのお店が日曜日を休業日としています。そのため、観光の時間を設ける際には注意が必要です。行きたい観光地やお店の営業日も事前に確認しながら、しっかり計画を立てましょう。
生活費が高い
パリなどの都市部は、家賃や物価が高いと言われています。日本で例えると東京のような感覚です。地方都市に比べ留学費用がかかると考えておきましょう。
生活費を節約する際には、「学生寮やルームシェアを利用する」「外食に頼らずできるだけ自炊する」といった方法があります。また、ワーキングホリデービザで留学し、現地でアルバイトをするといった方法もおすすめです。現地で収入を得ることで、マイナスになる費用を減らせます。
フランス留学におすすめの都市
フランスに短期留学することを決めた際には、滞在都市を選ぶ必要があります。学校の授業内容や交通の便、物価などさまざまな部分を加味しながら、ベストな都市を選択しましょう。
フランスへの短期留学におすすめの都市は、以下の5つです。
パリ
フランス1の大都市でヨーロッパ大陸の中で最も大きな都市圏を形成しています。フランス語学校やレストラン、美術館や博物館も多くパリやヨーロッパの都会生活に憧れる方に人気です
ルーアン
「学生の町」とも言われるルーアン。そこまで大きな都市でもないですが、留学生も多く馴染みやすい
リヨン
美食で有名な都市。世界遺産も多数あるためフランス文化を堪能できる。パリやプロヴァンスなどへのアクセスも良いです
ニース
地中海に面したコートダジュールの中心都市。温暖な気候で観光地としても人気が高く、バカンスを楽しむ人が多い
トゥール
フランスの内陸部にあって古城も多く、フランスの中世の歴史を感じられる町