フランス語を学習する魅力～なぜフランス語を学ぶのか

フランス語で多くの人達と繋がりが持てる魅力

フランス語を学習すると、フランスだけではなく他の国の人とコミュニケーションをとることができます。

実は、フランス語はフランスだけで話されているだけではなく、世界でおよそ300万人の人達が話しているのです。

例えば、ヨーロッパだったら、スイス、モナコ、ベルギー、ルクセンブルク。

また、アフリカ諸国、カナダのケベック、モロッコ、フランス領土：ポリネシアのタヒチを始めとした島々、ニューカレドニアなどで公用語として使われています。

フランス語は世界29か国で話されているのです。

ヨーロッパだけを見るとドイツ語が多く使われていますが、フランス語は、英語の次に世界で話されているインターナショナルな言葉です。

人口増加が進むアフリカ諸国では、およそ50％の人たちが、フランス語を母国語にしています。

そして、2050年になんとアフリカで6億人⁉が話していると言われているのです。

他にも、フランス語は、多くの国際機関(国連連合、EU機関、ユネスコ、北大西洋条約機構(NATO)、国際オリンピック委員会、国際赤十字、国際裁判)でも公用語として使われています。

新しいつながりができるフランス語の魅力

フランス語を学習していると、外国人の友達だけではなく、日本人同士新しい広がりが出てきます。

例えば、フランス語を学んでいる人やフランスに興味のある人。

最近では、SNSを通して同じ趣味を持つ友達を見つけやすくなっています。

仲間がいると1人で学ぶよりもモチベーションも上がりやすいです。

友達に分からないところを聞いたり、一緒にフランス映画を見に行ったりと楽しい日々が過ごせます。

フランス語を通して、最高の友人を作ることもできますよ。

フランス語を学習するとフランス文化を身近に感じる

フランスは、フランス文学、映画、絵画、音楽など多くの芸術が生まれた国でもあります。

また、フランス料理、お菓子、チョコレート、ワインなど食の文化でも世界のトップに入ります。

フランス語を学習すると、フランス映画が理解できるようになったり、フランス人独特のエスプリを知ることができます。

例えば、フランスのレストランではメニューも理解できるようになり、分からない料理があったら、ウェイターに直接聞いて自分が食べたい料理を注文することが可能です。

フランス語を通してフランス文化をより深く理解できるのは魅力の1つです。

フランス語を使えると英語力もアップする？

フランス語は、英語との共通点が多く、フランス語の中には英語由来の単語があります。

もちろん逆もあります。

英語は、ゲルマン語を語源にしていて、フランス語は、ラテン語が語源です。

ラテン語を起源に持つ言語と言えば、他にスペイン語やイタリア語、ポルトガル語があります。

一見似ている感じがしませんが、実は、英語とフランス語の共通点は多いです。

英語とフランス語は、単語の3分の1がほぼ一緒です。

例えば、電車を英語では「train(トレイン)」、フランス語では「train(トラン)」。

発音は違いますが、スペルは一緒です。

他にも、社会という意味の単語は、英語では「society(ソサイエティ)」です。フランス語では、「société (ソシエテ)」と綴りが似ています。

また、イギリスとフランス、この2つの国をみるとイギリスは、一定の期間フランスに支配されていた歴史背景があったり、イギリスとフランスは位置的にも近いです。

面白いことに、英語の単語の意味の中にフランス語の語源があったりもするのです。

英語を勉強している時には気が付きませんでしたが、フランス語を勉強するようになり、「そうだったのか！」と納得、より理解が深まりました。

フランスやフランス領土の国に住むことができる

フランスに住むためには、最低レベルのフランス語力が必要になります。

10年の滞在許可証取得の場合、EUでは語学基準がありDELF A2レベルのフランス語力は必要です。

実際、フランスが全く分からない場合は、フランス政府移民局OFIIのフランス語講座を学ばなくてはなりません。

私の場合、10年の滞在許可証取得前には、住んでいる町の町長さんと面接をしました。

内容は、「なんでフランスに住んでいるの？や子供は？」など難しい内容ではありませんが、フランスで日常するためには、日常生活レベルのフランス語の理解が必須です。

フランス語を使って仕事ができる

フランス現地での仕事が見つかりやすいです。

また、日本に帰国した後もフランス語を教える仕事に付いたりと仕事の幅が広がります。

フランス語ができれば、必ずしも仕事が見つかりやすいか?というとそうとも言い切れません。

国際公用語は、英語。

フランス国内の日本人企業やフランス企業で就職をしたいと思ったら、フランス語と英語の両方話せる方が仕事が見つけやすいです。

フランス語ができることで、英語力だけではなく、付加価値が付くメリットがありますよ。

まとめ

「フランス語を学習する魅力」について紹介しましたがいかがだったでしょうか？

フランス語は、世界29国や国連やEU機関などでも多くの国際機関でも公用語として話されています。

カナダやベルギーなど、フランス人以外の人達とのコミュニケーションができることは、自分の活動範囲を広げるだけではなく、自分自身の成長にもつながります。

また、フランス語と英語は約3分の1が同じなので、単語の意味が理解しやすいです。

英語を学習することでフランス語の語源が分かったりと、新しい発見ができるのも魅力です。

フランス語を学ぶことにより、より充実した生活を過ごしてみてはいかがでしょうか？