カナダに限らず様々な国で入国審査は避けて通れません。カナダでも同様で、バンクーバーやトロントなどカナダの空港に到着した際には第一関門として入国審査が行われます。
ご注意なお、カナダ入国前には必ずeTAの事前申請を行ったうえでカナダへ渡航するようにしてください。そうでなければカナダ行きの飛行機に搭乗できません。(ワーキングホリデービザや学生ビザで入国の方は新たなeTA申請は不要です。)
今回の事例では、バンクーバーの空港を事例にご紹介しています。
国際線の到着ゲートに飛行機が到着しましたら、「All Passengers」に沿って進みます。
そして途中で、国際線やアメリカへの乗り継ぎへと分かれますので、入国審査場へは「Arrivals」に従って進みます。
Arrivalsの表示に沿って進んでいくと、端末の列が見えてきます。この端末がキオスク(Kiosk)と呼ばれる入国者情報を登録する端末となります。
キオスク端末を利用するにあたり、まずはカナダ国籍や永住者とそれ以外に分かれるようになりますので、日本国籍の方は「Foreign Passports」(外国パスポート)の方の端末台へと進んでいくようになります。到着時間帯によっては、端末操作に並ぶこともあります。
このKioskと呼ばれる端末を操作するにあたり、タッチパネル式になっていて様々な言語が選べます。もちろん日本語にも対応していますので、英語があまりわからなくても操作しやすくなっています。
「日本語」を選んで操作を続けると、パスポートのスキャン、顔写真の撮影、税関上の質問など画面に表示される日本語による案内に沿って登録を進めて行きます。
Kioskでの登録が済んだら、レシートが発行されますので、そのレシートとパスポートをもって前に進んでいくと入国審査官が立って待ち構えていますので、その入国審査官にレシートとパスポート一式を提示します。
入国審査官にパスポートを提示する際に、質問を受ける場合もありますので、カナダでの滞在先や渡航目的の説明の他、18歳未満の方は保護者の同意書(カストディアンレター)などを提示できるようにしておいたり、カナダからの出国便について航空券などを提示できるようにしておきましょう。
ご参考ワーホリビザや学生ビザの発給許可を受けている方は、別室が用意されてある移民局の方へ進みビザの発給を受けるようになります。
入国審査後は、到着便からの手荷物を受け取るようになります。到着した飛行機の便が何番のカルーセル(ベルトコンベア)で手荷物受取ができるかを確認して、そのカルーセルの前で待機しておきます。
ちなみに、カナダの他の都市への乗り継ぎは、入国審査後にカナダの最終目的地への便がでるゲートへと移動できるようになります。
カルーセルから手荷物を受け取ると、Exit(出口)のほうに進み、到着ホール(Arrival Hall)へと出られるようになります。