【2023年版】ゴールドコーストの物価はどのぐらいか、値段や家賃などゴールドコーストの物価状況を徹底解説
ゴールドコーストはオーストラリアの中でも人気の留学先の1つです。美しいビーチとのんびりとした暮らしに日本人であれば誰もが憧れるのではないでしょうか?
しかしゴールドコーストは観光地としても有名で世界中から人が集まってきます。となると気になるのはその物価ですよね?
日本と比べて物価が高いと言われているオーストラリアですが、実際に暮らすとなるとどれくらいの生活費が必要になってくるのでしょうか。
ここでは実際にスーパーで売られているメジャーな食品の価格や家賃光熱費などを紹介していきます。ゴールドコースト留学を検討している方はこちらを参考に計画を立ててみてください。
※円/オーストラリアドルのレートですが、ここでは1ドル=101円を念頭に日本円計算しています。
食費
生活に欠かせない食事は最も出費がかんでしまいがちです。特に物価の高いオーストラリアでは日本のように毎日外食という訳にはいきません。
実際の物価を把握し、自炊した場合月にどれくらいの出費になるかを渡航前に計算しておいた方が安心でしょう。
ここではオーストラリアで最もメジャーなスーパーの1つである「Coles」のゴールドコーストにあるお店で調査した価格を紹介します。
ミネラルウォーター
ゴールドコーストの水道水は飲むことができますが、日本の水よりもカルシウム塩やマグネシウム塩を多く含んだ硬水です。そのため体に合わない人はお腹を壊してしまうこともあります。心配な方はスーパーで水を買った方が安心でしょう。
1.5ℓ:$0.9(90円)
コーラ
コーラはオーストラリアでもメジャーな飲み物です。しかし日本の2倍ほどの値段設定となっています。箱単位で安く売っているお店も多いので、コーラが大好きで毎日飲む!という方には箱買いをお勧めします。
2ℓ:$3.65(約400円)
ビール
オーストラリア人はとにかくビールが大好きです。シティに出れば至る所にバーやパブがあります。スーパーや酒屋で売られているのは缶ではなく瓶が中心のようです。日本のビールも売っていますが割高です。
345㎖x6本:$20(約2,000円)
ワイン
オーストラリアはワインの産地として知られています。日本では高価なオーストラリア産のワインが現地で安く飲めるのは嬉しいですね。日本と同じで価格はピンからキリまであるようです。
1本:$15~(約1,500円~)
※安いものは4ドル(約400円)で売っているものもありました。
卵パック
自炊するとなると頻繁に使うこととなるのが卵です。オーストラリアでは15個入りパックなど、日本よりも1パックの入数が多いものが一般的です。しかし日本よりも賞味期限が長く設定されており1ヶ月は持つようです。しかしこれは加熱調理することを前提とした設定のため、必ず火を通してから食べるようにしましょう。
15個パック:$7(約700円)
牛乳
農業大国であるオーストラリアでは豊富な種類の牛乳が売られており、ありがたいことに日本と同じような価格帯もしくは日本より安く売られている時もあります。
2ℓ:$3.3~$6.5(約300円~約700円)
食パン
オーストラリアの主食である食パンは日本とは違い通常一斤で売られています。それに種類も桁違いに多く、価格は日本より安いです。
一斤:$2.7~$5(約300円~約500円)
家賃
オーストラリアで最も高くつくのが家賃です。「立地が良い」「新築」など多くの人が住みたがる物件は家賃が高額であり競争率も高いです。
しかしほとんどの物件は電気、水道、ガス、Wi-Fi代が家賃に含まれているので家賃以外に支払う必要がないのはありがたいですね。
さらにオーストラリアでは日本のような一人暮らし用の物件はメジャーではありません。基本的にはシェアハウスや一軒家のうちの1部屋を自分の部屋として借りるということになります。
どれだけ良い部屋でも同居人と馬が合わないと快適な生活はできないので注意が必要です。ではゴールドコーストの平均的な家賃を見ていきましょう。
オウンルーム(部屋に自分1人で住む)
平均220ドル〜350ドル/週(約22,000円~約35,000円/週)
シェアルーム(一部屋に複数人で住む)
平均180ドル〜280ドル/週(約18,000円~約28,000円/週)
オーストラリアでは家賃は週払いとなります。馴染みのない私たちからすれば計算が厄介ですが、どれだけ安くても月に8万〜10万円はかかってしまいます。
外食代
日本では当たり前のようにできる外食ですが、オーストラリアでするとなるとかなりの出費を覚悟しなければなりません。
日本のように仕事終わりにみんなで気軽に飲みに行くなんてことをしていたらあっという間に財布の中身が空っぽになってしまいます。
- マクドナルド:全ての商品が日本の約2倍の値段
- ラーメン屋:ラーメン一杯 15ドル〜20ドル(約1,500円~約2,000円)
- パブやバー:ビール一杯 12ドル〜18ドル(約1,200円~約1,800円)
- カフェ:コーヒー一杯 3ドル〜6ドル(約300円~約600円)
- ローカルのレストラン:一食 15ドル〜30ドル(約1,500円~約3,000円)
一般的なレストランの価格は、おおよそ日本の2倍と考えていただければ問題ありません。しかしオーストラリア人は1日にコーヒーを平均3杯飲むと言われており、生活に欠かせないものとなっています。そのためコーヒーに関しては日本と同じ価格帯で売っています。
電話代
多くの留学生は現地でSIMを購入し差し替えて使っています。その際スマホをSIMフリーにしていないとオーストラリアで通信することができないので、必ず渡航前に手続きしておきましょう。
オーストラリアの大手3キャリアであるテルストラ(Telstra)、オプタス(Optus)、ボーダフォン(Vodafone)のSIMを購入するのがおすすめです。
格安SIMもありますがアクティベートする際に現地の銀行カードが必要となる場合があり、手続きに時間がかかってしまうからです。
大手キャリアの値段はおおよそ同じなので、自分に合った契約期間やGBのものを選びましょう。
一月当たり:$30~$50(約3,000円~約5,000円)
光熱費
前述したように多くの物件では光熱費は家賃に含まれています。しかし、稀に家賃とは別に光熱費が請求される物件もあります。
ですが、光熱費に関してはおおよそ日本と同じような価格帯ですので心配する必要はないでしょう。
ただし、国土のほとんどが砂漠であるオーストラリアの人々は水を大切にするという考え方を持っています。そのため家庭によっては洗濯は週に1度までやシャワーは1日1度までなどというルールがある場合がありますので、家を借りる際には必ずチェックしましょう。
一月当たり:$100~$200(約10,000円~約20,000円)
交通費
ゴールドコーストの主な移動手段となるのがトラムです。日本で言う路面電車のようなイメージで、ゴールドコーストの中心部を南北に繋いでいます。
早朝から深夜まで約15分間隔で運行しているので非常に便利です。ほとんどの方が「Go Card」と呼ばれるSuicaやPASMOのようなカードにお金をチャージして利用しています。
ゴールドコーストのトラムはどこからどこまで乗っても同一料金です。
- 切符の場合:5.10ドル(約500円)
- ICカードの場合:3.55ドル(約400円)
- ICカード且つオフピーク時の場合:2.84ドル(約300円)
オフピークというのは8:30~15:30、19:00~翌朝6:00、土日・祝日の終日のことを指します。Go Cardを使いオフピークを狙って移動すればかなり節約ができます。
ゴールドコーストでの必要総額
いかがだったでしょうか。やはり物価が高いだけあって、どれだけ節約しても10万円〜15万円は毎月必要になってきます。
しかしその分賃金も高いので、現地でアルバイトをすることができれば貯金を増やして帰国することも可能です。実りある留学となるよう、金銭面に限らずしっかり準備してから渡航しましょう!