オーストラリアで食費を抑えるには
物価が高いオーストラリアでは、食事をするのも一苦労…ちょっと外にいる時に何かをつまみたい…と思っても、コンビニで100円の肉まんと缶コーヒー…というわけにはいきません。
外でサンドイッチを買えば8ドル以上、マフィンは3ドル以上、500ミリのコーラは3.5ドル以上…と、何もかもが日本より高いです。でも、少し手間をかける事で、食費はぐっと抑えることが出来るので今回はそんな食費の節約術を紹介します。
オーストラリアで、とにかく食費を抑えていこうと思ったら、食材を買って自炊していく生活を中心に据えることが重要となります。その自炊方法について詳しく見ていきましょう。
スーパーで買える安い食材
食費を抑えるには何と言っても自炊をする事。coles(コールス)やwoolworths(ウールワース)などのスーパーでは、日本のイオンのトップバリュのような、プライベートブランド商品がたくさんあります。
その中には、日本より安く手に入るものもあるので、ぜひチェックして賢く利用しましょう♪
★食パン
日本の2斤半ほどのサイズの食パンが、なんと90セントで売っています。よっぽどパン好きの人でなければ高いものとの違いはわかりません。トーストして食べればさっくりとして美味しいです。
★バター
150gくらいのバターが1.2ドルほどで売っています。上記の食パンと合わせれば、朝ご飯はかなり安く浮かせる事ができます。
★各種缶詰
ツナ、トマト缶、各種ビーンズ(調理済み)缶などの缶詰類も安い値段でかなりの種類があります。調理済みのボロネーゼ缶などは、70セントパスタと合わせるとこちらもランチやディナーが相当安く作れます。
★骨付きチキン
鳥の皮がついた骨付きチキンは、500gくらいで3.5ドルほど。オーストラリア人は、豚の脂身や鳥の皮などの、少しブヨッとした食感が嫌いな人が多い為か、凄く安く手に入ります。
★ブイヨン
ビーフブイヨンとチキンブイヨンがそれぞれ90セントほどで売っています。
ブイヨンはチキンや野菜と煮込むと美味しいスープになります♪このようにスーパーを見渡すと意外と安く手に入る商品がたくさんあります。また週に何度かセールをやっているので、通って底値を見極めましょう♪
おすすめレシピ
せっかくなので、すべてスーパーで揃う食材を使った簡単なレシピをご紹介します。
<炊き込み御飯>
難易度★
・sunrice white rice(日本のお米に近いお米です)/2合
・ツナ缶/2缶
・マッシュルーム/大きいもの1個
・西洋人参/1本
○酒/大さじ1
○みりん/大さじ1
○醤油/大さじ1
○塩/小さじ1
1、マッシュルーム、西洋人参を細切りにします。
2、お米を研ぎます。
3、ツナ缶の油をきります。
4、マッシュルーム、人参、ツナをお米の上から乗せて○の調味料を全て入れ、
水を2合のメモリまで入れて炊くだけ♪
※出来上がった後、人参の火の通りが弱い場合は10分ほど蒸らします♪
難易度★★★
<トマトと豆のスープ>
・トマト缶/1缶
・ Chickpeas(ひよこ豆) /1缶
・ベーコン/350gほど
・タマネギ/2玉(小さければ3玉)
・人参/1本
・にんにく/1片(あれば)
○ケチャップ/大さじ3
○ハチミツ/大さじ1(お好みで)
○チキンブイヨン/4個
1、ベーコンは厚切り、タマネギ、人参はみじん切りにきります。
2、油をしいた鍋にみじん切りにしたニンニクを入れ、
香りが出たらベーコン、タマネギを炒めて、タマネギに油がまわったら
人参を入れて、タマネギが透明になるまで炒めます。
3、タマネギがしんなりしたら軽く洗ったひよこ豆を混ぜて軽く炒めます。
4、○の調味料を全て入れ、トマト缶と、トマト缶半分の水を入れて煮込みます。
5、15分ほど煮込んで、トマトの酸味が柔らかくなったらできあがり★
※酸味が苦手な方は、さらに5分〜15分煮込むと酸味が完全に飛びます。
両方とも、一度作ると3日分は出来ます♪
オーストラリアの家庭の換気扇は日本ほど高機能では無いため、シェアハウスの中には炒め物をいやがるオーナーもいます。
炊飯器だけを使った料理や煮込み料理はキッチンもあまり汚れないのでそういったシェアハウスに住んでいる方には特にお勧めです。
その他の節約術
節約するには自炊だけではありません、その他の節約術についてもアイデアをご紹介しておきます。特にオーストラリアだからといった訳ではなく、日本と同じような感覚で節約していけば良いかと思います。
★水筒を持ち歩く
飲み物を外で買うと高価なので、水筒に水や紅茶、コーヒーを作って持ち歩くとかなり節約になります。また、同じコーラやスプライトでもなぜか大きいサイズも小さいサイズも値段が変わらないので、大きい物を買って詰め替えて持ち歩くのもお勧めです。★ランチは作る
学校に通っている間は、ランチは出来るだけ持って行きましょう。日本ではお弁当…と思うと少し構えますが、他の学生もカレーやパスタ、サラダなどをタッパーに入れて簡単なお弁当を持ってきているので、特に彩り等をこだわらず、夕飯を多めに作ってタッパーに入れて持ってくるので十分です♪★レストランで働く
レストラン、特に日本食レストランは、ほぼ必ず賄いが出るので、全く家のキッチンに立つ必要がなくなります。働きながらお金を節約できるので、とにかくお金を節約したい方にはとってもおすすめです!笑普段の食費は出来るだけ抑えて、友達とパブに行ったり、おしゃれなカフェで食事をするなど、特別な時間を有意義に過ごしましょう♪