オーストラリアでホームステイを過ごすヒント
オーストラリアではホームステイがごく一般的に行われています。日本ではあまりピンときませんが、
『部屋がひとつ空いているから部屋を貸して収入の足しにしよう』
『子供の教育の為に外国人留学生を受け入れよう』
という考え方がごくごく普通です。
ワーキングホリデーや語学留学の際は、まず始めにホームステイを行う人が多いです。ホームステイというと、少し抵抗がある方もいらっしゃると思いますが様々なメリットがあります。
●オーストラリアの文化・習慣を感じる事が出来る
●慣れない国でも食事や洗濯の心配をしなくても大丈夫
●完全英語環境
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※英語が自身ない方へ※
人見知り&英語力低(英検3級落ちた)と言われる方も、なんとか4週間無事に終わりました。
『英語が分からないから学びにきている』ので、辞書を片手に持って挑みましょう!
むこうは英語のプロなので、単語をつなげれば何が言いたいのか分かってくれます。
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ホームステイの食事について
ホームステイ先は家庭によって多種多様です。絶対コレ!という答えはありません。オーストラリアでホームステイされている方の『晩ご飯』例を挙げてみます。
●マクドナルドのテイクアウト
●(味のない)キーマカレー
●冷やし中華のような食べ物(パクチー山盛り)
●ボロネーゼのパスタ
●焼き鮭とソフトスピナッチのおひたし
●ラップサンド
●冷凍ピザ
基本的に、日本のような豪華な晩ご飯は期待しないほうが懸命です。オーストラリア人の食事はかなり質素です。稀に、料理好きのホストマザーがいる家では、日本食を出してくれるところもあります。
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※食事についての諸注意※
アレルギーや嫌いなものがある時は、始めに伝えましょう。
ホームステイされた方で『hot food(辛いもの)』&『bitter(苦いもの)』が苦手だと伝えられたそうです。
が、、、まさかパクチーが出るという発想がなく、パクチー料理が出たときは涙をこらえて食べられたそうです。
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ホームステイの洗濯について
水不足が深刻なオーストラリアでは、週に1度の洗濯が一般的です。自分で洗濯をする場合と、ホストマザーが家族のついでに対応してくれる場合があります。
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※洗濯したい雰囲気の出し方※
「洗濯自分でしてもいい?」と聞くと、洗濯させてもらえる又は洗濯してくれます。
ほんとはダメかもしれませんが、『入国したてで着替えが少ない感』を出して、週に2回くらい洗濯させてもらった方もおられます。
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ホームステイのお風呂について
上述のように、水には結構シビアなオーストラリアでは、お風呂もシャワーで5分程度!という決まりがある家が結構あります。中には、『4分砂時計を置かれた』という方も。。。
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※アピールが大事?※
『日本人はやたら水をつかう』というイメージが定着しているのか、ホームステイ初期は水回りを使っている所を見つめられて、注意された!という話が結構ちらほら…。
はじめから、極力水を出しっぱなしにしない、シャワーもこまめに水を止めて、頭から体まで一気に泡立てて一気に流す、など、『水を節約してますよ〜!』アピールをしておくと、徐々に監視の目が外れて、少しずつ時間が伸ばせたりも。
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まとめ
「ホームステイ先では出来るだけ家族とコミュニケーションを取りましょう」
この言葉に縛られて、
「私全然はなせてない…」
「英語が出来なくて固まってしまう…」
そんな罪悪感にかられてしまう人が結構います。
経験された方の話を聞いていると、特に初めの一週間、精神的、体力的に疲れてしまう人が結構います。初めはちょっとだけ今日の学校の話をしてあとは部屋で宿題するね!って言って部屋にこもってることも。
初めからいきなり家族のように仲良くなるのは難しいので、あまり無理はしないようにしましょう。最終日は、英語が話せないなりに、半泣きでハグしてサヨナラということも良くあります。
みなさんも、ぜひオーストラリアでの、ホームステイ生活を楽しんで下さい。