ゴールドコースト(オーストラリア)と日本の時差
日本人の視点で世界地図を見ると、オーストラリアは経度的には変わらないけれども、はるか南に位置します。
さらに日本と季節が真逆で、日本が春の状態であればオーストラリアは秋ということになります。オーストラリア大陸は日本列島と比べて大きいですので、日本ではなじみのない『時差』という概念が存在いたします。
アメリカやイギリスなどの遠い異国に旅行に行く時は気にする時差ですが、実は日本とは経度が変わらないはずのオーストラリアには時差が存在するのです。
そこでここでは日本とオーストラリアのゴールドコーストとの時差について考察します。
ゴールドコーストまでの距離と移動時間
まずは簡単にゴールドコーストのご紹介です。
成田国際空港を利用した例で申しますと、約9時間のフライトです。距離にすれば約7,000kmも離れています。
長い時間、飛行機の中で缶詰状態なのでひと眠りして起きた時にはもう異国の地に到着しているという感覚になるでしょうか。
ゴールドコーストの観光名所
ゴールドコーストに行ったら、観光しておくべきところがあります。
まずはメジャーなサーファーズパラダイス地区、浜辺のきれいな砂浜とスカイブルーのような海が広がっています。家族連れの場合は、ドリームワールドやホワイトウォーターワールドといったテーマパークに足を運んでみのも良いでしょう?他にも足を運んででも観光すべき場所がございますので、その時のプランに沿って行動してみて下さい。
そもそも時差とは?
そもそもここで説明する『時差』とは世界国々が標準時を示す時刻の差のことをいいます。
例えば、日本では東経135度の兵庫県明石市を基準として時間を設定しており、イギリスとの時間差の場合、時差が9時間もあります。
もう少し噛み砕いて説明すると、日本時間で15:00の状態なら、イギリス(ロンドン)の現地時間では朝6:00の状態なのです。
この概念を説明する上で、もう1つ必要付け加えておくべきことは日本とオーストラリアの東側にある東経(経度)180度を基準として定められた『日付変更線』です。
世界的に見て日付変更線より西側にいる人たちは一日が早く終わり、東側にいる人たちは最も遅くなります。日本からオーストラリアに向かう場合はこちらの日付変更線のことは気にする必要はありません。
ゴールドコーストと日本の時差(通常)
オーストラリアと日本には時差が無いともよく言われています。ですが、この時差が無い感覚のままでいると日本からゴールドコーストに到着して、初めてゴールドコーストを訪れた時に現地の時計を見て違和感を覚えると思います。
日本にいる時にセットしていた腕時計と現地の時計を比べてみるとはっきりわかりますが1時間ズレています。
正確に言えば、日本にいた時より1時間早く時計が進んでいることになります。
日本で最も東に位置する南鳥島が東経153度なので、それとゴールドコーストは同じ東経153度なのです。日本では遠く離れた南鳥島でさえ時差設定はされておりません。
サマータイム時の時差
サマータイムとは、春から夏の終わりにかけて時計を1時間ほど進める制度です。日本では実施されていませんが、欧米諸国では実施している国が良くあります。
サマータイムがあれば通常時では1時間早いわけですが、サマータイムが開始されたらさらに更に時間がズレてきて1時間早まることになります。
ただ、ゴールドコーストがあるオーストラリア北東部にあるクイーンズランド州ではサマータイムを実施していません。
オーストラリアの他の州ではサマータイムを実施しているところありますが、ゴールドコーストだけを観光するのであれば、サマータイムを特に気に留める必要はありません。
まとめ
日本とオーストラリアのゴールドコーストとの時差はわずか1時間です。日本で進む時間よりも1時間早いですが、観光を満喫して帰国した時に起こる『時差ボケ』起こりにくいので、違和感を感じた人でも帰国して1日ぐらいで体内時計が元に戻ることでしょう。