留学TOP > カナダ留学 > カナダ留学ワーホリ体験談その1(1回目)
カナダの留学やワーホリの体験談をシリーズでご紹介します。
カナダ第1回目は、30代女性でトロントでワーホリをご経験されたTM様からの体験談となります。
今回は、『ギリホリワーホリ申請でカナダ、そしてトロントを選んだ理由とビザ申請時に感じた大切なこと』というテーマでカナダをワーホリ先として選んだ理由と、ギリホリというギリギリのタイミングでのビザ申請で感じたことについてご紹介してもらっています。
人生で一度は「海外に住むという経験をしたい!」そう思って調べ始めたワーキングホリデーの制度。
ワーキングホリデーで行ける国が想像以上に多く、びっくりしました。
英語圏ならどこでもいいかな…と思いながらも、二十歳の頃に一人旅で行ったカナダに惹かれ、カナダで申請することにしました。
初めての一人旅を振り返ると、人生経験も少なく、英語も下手でしたのでかなり不安でしたが、カナダの人はとっても親切で、旅の途中の数々のトラブルも人の優しさで乗り越えられたと言う良い思い出があったので、住んでみるならカナダがいい!と思いました。
また、先にカナダに留学していた友達が、「カナダの英語は世界の中でもかなり綺麗な英語なんだよ。」と言っていたので、せっかく英語を覚えるなら美しい英語を学びたい!と思いました。
そして何より、カナダはどの都市に行っても美しく広大な自然がすぐそばにあると言うのも魅力的でした。
でも一言でカナダ、と言っても日本の国土の約26倍もあるので、どの都市へ行こうか迷いました。
日本から一番近いバンクーバー、比較的日本人が少ないアルバータやサスカチュワン、ウィニペグ、人種のモザイクと言われるトロント。
英語のためには日本人が少ない場所がいいのかな?でも英語だけではなくて、色んな国の人と触れ合う経験もしたい。治安もそこそこ良くて、カナダ滞在中にはアメリカにも旅行に行きたい…などなど、考え始めると結構たくさんの条件が出てきました。
そこでまず、カナダの中でも移民が多く、アメリカに旅行しやすいバンクーバーとトロントの二つに絞ってみました。
中でも人種のモザイクと言われるトロントは、そのニックネームの通り多種多様な文化が入り混じり、色んな国のコミュニティが有り、アジア人にも住みやすい環境だと聞いてトロントに行くことにしました。
トロントからはニューヨークやデトロイトなど、アメリカの大きな都市にもすぐに行けるので、ワーキングホリデー中にロードトリップができると言うのも決め手でした。
さらにトロントは語学学校やカレッジの選択肢も多く、大きな駅のそばに語学学校があることが多いので学校に通いやすいこと、バス、地下鉄、ストリートカーが町中に張り巡らされていて、交通の便がかなり良いと言う点も惹かれました。
カナダは場所によっては車の保険代が高すぎて、留学生が車を持つことはかなり難しいので、バスや電車でどこへも行けるというのはかなりの利点でした。
行き先の目途も立った所で、次はワーキングホリデーの申請です。
カナダのワーキングホリデーを申請できるのは18歳から30歳なのですが、当時の私は29歳11か月頃でした。
細かく言えば30歳11か月までに申請すれば良いということになるので、一見余裕に見えますが、申請には沢山の過程があります。
私が申請した当時はまだペーパーでの申請でしたので、失敗してやり直し…などとなると、かなりの時間がかかることになりました。
今はオンライン申請が主だと思いますが、それでも準備することは沢山あります。
さらに申請して、不備がなくて許可された場合でも、ビザ発給許可書が届くまで最高3か月かかる場合もあると言われていたので、ギリホリにはゆっくりしている時間はない!と痛感しました。
そんな感じで、ギリホリ申請で大切なのは、「時間の逆算」だと思いました。
入国時には31歳になっていても良いわけですが、申請するのは30歳11か月までと言うことになります。
「ギリホリ」と言っても、もし30歳数か月で「ワーキングホリデー」に行きたい、と思った場合は一刻の猶予もない状態ですので、間違ってもう一度初めからやり直し…などと言うことにならない様に、申請書類に不備が無いか、しっかりと準備しなければなりません。
私もバタバタの状態での申請でしたが、何とか全てクリアし、1か月以内にビザ発給許可書が届きました。