イギリス・イングランドのロックダウン規制緩和で屋外活動が可能に

イギリスはイングランド・スコットランド・ウェールズ・北アイルランドでそれぞれ新型コロナウイルスに伴う活動規制を設定していますが、2021年3月8日からイングランドではロックダウンの段階的解除を6月まで進めていく計画でいます。

2021年3月29日は屋外の活動が認められるようになりました。この屋外活動が認められることでイギリスへの留学、特にイギリスの語学学校などの授業やアクティビティの影響について考えてみたいと思います。

ロックダウン解除計画について

イングランドでのロックダウン解除計画は、先の記事でも紹介した通り、2021年3月8日から始まり、2021年6月21日まで段階的に解除していきながら終了する計画になっています。

今回、屋外活動が解禁になったことで、それはそれで喜ばしいことなのですが、留学という視点に立つとイギリスの入国制限の緩和が重要事項となります。

ではありますが、屋外活動が解禁になったということで最終目標へ1歩前進と言っても過言ではないでしょう。

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3月29日の解禁内容

2021年3月29日に解禁となった内容については以下の通りとなります。基本的にはメンタルヘルスや精神疾患など屋内に閉じこもることで発症する疾患に対処するようにし、身体を動かすことを中心に屋外での活動を幅広く認めて行こうとするものだと思われます。

最低限の国内移動

定義が少しあいまいなところはありますが、最低限の国内移動は認められるようになりました。ただ、できるだけ移動しない、自宅でできる仕事は自宅でするということは推奨されています。

最低限なので、イギリス国内移動をするにしても他人との接触をできるだけ避けるとか、分散して移動するなどの配慮が求められます。

ホリデー目的は依然許可されていないとのことなので、恐らく仕事だとか何かしら旅行目的以外の用事で移動することが対象になると思いますが、では旅行とそれ以外の目的とでどう選別できるのかといったところまではわかりません。

またイングランドからスコットランドやウェールズに移動する場合には、行った先の規制に従う必要があるのでそれには従うようにとのことです。

屋外での6人ルールまたは2世帯ルール

これまで屋内で6人までといったルールがありましたが、屋外でも6人までまたは2世帯までで交流することもできるようになります(私有地ガーデンでの接触も含む)

6人超や3世帯以上でバーベキューやったり外でスポーツを楽しんだりしてはまだダメということです。

屋外スポーツ施設の利用可

ゴルフ場や乗馬やテニスなどの屋外のスポーツ施設も利用できるようになります。プールも屋内はプールはダメですが、屋外プールであれば利用できます。

留学への影響

学校は既に3月8日に対面授業で再開していますので、授業や学校自体には大きな変更はありません。

学校としては放課後のアクティビティをやりやすくなったといった所でしょうか。イギリスの語学学校などは、放課後のアクティビティでテニスやサッカーなどスポーツも良く取り入れていますので、生徒同士での交流も深めやすくなったのではないでしょうか。

アクティビティを通して他のクラスの生徒と仲良くなるのも留学の醍醐味ですので、屋外で身体を動かせるようになったのは良かったと思います。

週末などに行われるエクスカージョンといった近場への小旅行的なものは、ホリデーによる移動がまだ認められていないので、実際の所はまだ難しいと思われます。

今後の計画

今後は4月12日の第3弾の規制緩和となります。4月12日には、人と人とが密に接触しやすい職種のお店(美容院やネイルサロンなど)やパブやレストランの屋外営業が許可されるかどうかが大きな焦点となります。

これが許可されると留学に行って、イギリスの料理やイギリスの有名なお店での食事も楽しめるようになります(屋外でとはなりますが)。

そして、留学において最も重要な指針となるイギリスの海外渡航に関するレポートも4月12日に出されます

報道などでは、4月12日のレポートの内容が4月5日にある程度固まるのではとも言われています。

そして、今のところイギリスの閣僚や学者から聞かれる発言は海外渡航についてはあまり期待できるものではない雰囲気が出ています。というのも海を隔てたお隣の国フランスやドイツで感染者数が急増しているという背景があるため、そこから変異株を輸入しワクチン接種プロジェクトを台無しにしたくないという思いがあると言われています。

予定通りに進むことを願いつつ

今回の規制緩和は屋外活動に絞った内容ではありますが、イギリス国内でのワクチン接種が急速に進んでいますので(今後ペースが遅くなる予想もされていますが)、今後もロードマップの予定通り規制が緩和されていくことを願うばかりです。

留学的には、まずは4月12日の入国制限や入国後の行動制限に関する指針の内容を重視していくようになります。ただイギリスの緩和が進むのは喜ばしいことではありますが、一方で日本の状況も悪化することなく改善していくように注視していかなければいけません。日本の状況が悪化すると、イギリスが緩和を進めたとしても日本からの入国に厳重な制限を課す可能性も排除できません。

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