イギリス留学に向けチェックすべき持ち物16選
イギリス留学を目前に控えると気分も高まってきて、何を持っていくべきか入念にチェックしていく場面が増えてくるかと思います。イギリス留学に備えて事前に準備しておきたい持ち物について、重要なものからあったら良いものまでご紹介していきたいと思います。
イギリス渡航に向けて
パスポート
パスポートは渡航の際に限らず、イギリス留学の学校の申し込みの際に求められることもありますし、学生ビザやワーホリビザの申請には必ず必要です。パスポート申し込みから発行までに長くて3週間ほどかかる場合がありますので、余裕を持って申請を済ませておきましょう。住民票がある市役所や区役所で申請することができます。
そして、パスポートは海外渡航する際は必ず必要な持ち物です。前日のうちに忘れず機内持ち込みの手荷物バッグの中に入れておきましょう(※受託手荷物としてスーツケースなど航空会社に預ける荷物の中には入れないようにしてください!)
航空券
飛行機の便を予約すると、Eチケットが発行されます。空港で航空便にチェクインするときに必要となりますし、入国審査の際にも提示が求められますので、必ずパスポートと合わせて機内持ち込み手荷物として持っておきましょう。
入学許可証
事前にビザを申請しない場合=6ヵ月未満での就学の場合、イギリスの空港で留学できるビザの発行を受けます。その時には学校から発行された入学許可証(ビサレター)の提示が必ず必要になりますので、機内持ち込み手荷物として手元にもっておきましょう。
6ヵ月以上の就学の場合、ビザの発給を受けているかと思います。その場合もイギリスの空港での入国審査が第2関門という位置づけで、入学許可証(Tier4の場合はCASレター)は手元に持っておくようにしましょう。
とにかく入国審査官は審査する人によって言うことも求めることも違ってきますので、必要と思えるものは持参しておいたほうが無難です。
なお、ワーホリビザ(YMS)の場合は、入学許可証は必要ありません。
資金を証明するもの
入国審査官によっては、滞在を賄える分の資金があるかチェックされる場合もあります。チェックされないこともあるので、後々必要なかったと思うことも正直あります。ただ、審査官によってまちまちなので、抜かりなく用意だけはしておくようにしましょう。
資金の証明として、残高証明(英文)・現金・口座の取引明細など資金はあるということをしっかり説明できるものを用意しておくとよいでしょう。
現金
資金証明と少し被りますが、イギリスでは現金もしっかり使えますので、日本の銀行か出発空港で、幾ばかりかの日本円をイギリスポンドに換金しておきましょう。日本で換金できなくても、イギリスの空港でも換金できます。
クレジットカード
イギリスでは、日本以上にクレジットカードを利用できる場面があります。通常の買い物では、現金よりもクレジットカードを利用すれば、便利に買い物を進めて行くことができます。カード会社はVISA(ビザ)もしくはMaster(マスター)をおすすめします。
海外旅行損害保険証
よく知られていることですが、海外の病院で親切や治療を受ける際、莫大な治療費を請求されます。そこでイギリスへ行かれる際は、海外留学専用の保険に加入することをお勧めします。
保険に加入したら、保険証が発行されます。しっかりと持参し、紛失しないよう保管しましょう。
イギリス生活に備えた持ち物
BF変換プラグ
イギリスで携帯やスマホの充電、パソコンの使用など日本を離れても日本で使用していた電子機器類を、変圧器等も不要でそのまま使用できるようになっています。
ですが、日本で使用していた機器類はコンセントの差し込み口が違いますので、イギリスのコンセント形状に合わせた変換プラグが必要になります。イギリスの変換プラグはBFタイプです。
常備薬
普段から服用している薬がある場合は多めにイギリスへ持参するようにしましょう。イギリスで薬を買おうと思っても、飲みなれていないものだったり、ドラッグストアの店頭に置いてない可能性もあります。その他の絆創膏などの医薬品も同様に、必要な方は持参すると良いでしょう。
歯ブラシ・洗顔料・化粧品等の日用品
歯ブラシなどの日用品はイギリスでも入手することはできます。しかし、日本製のものや使い慣れているものがいいという方は、必要であれば持参しましょう。
留学で必要になってくる日用品の持参物はタオルやティッシュです。もちろん現地でも購入できますが、ホームステイ滞在ではタオルは用意してくれないホストもあります。滞在先に到着した初日からタオルを使う場面が出てくると思いますので、タオルは何枚か持参しておきましょう。
コンタクトレンズ・メガネ
コンタクトレンズとメガネは現地で購入するとなると少し割高になりますし、眼科などの負担も生じてくる可能性もあります。もし、日本で使用しているものがあるのであれば、持参しましょう。コンタクトレンズの洗浄液は現地でも簡単に購入でき、値段もあまり変わりませんので、現地調達と考えても良いかもしれません。
携帯電話・スマホ
日本で使用しているスマホをイギリスで使用したい場合、そのまま使用すると多額の通信料を請求されてしまいます。スマホはSIMフリーのものを使用するか、お持ちのスマホのSIMロックを解除しておきましょう。
イギリスで有効なSIMに入れ替えるまでは、イギリス国内ではモバイルデータ通信をOFFにしてWi-Fiを有効にしておきましょう。そして、現地で有効なSIMを購入し設定したうえでモバイルデータ通信をONにするようにしましょう。
またはイギリスで利用可能なSIMを予め日本で購入しておきます。そして、イギリスに向かう機内の中でSIMを入替えイギリスに航空機が着いた時点でSIMを有効にしてイギリスですぐさま使えるようします。そうすることで、イギリス入国の瞬間から一定期間はこの事前購入のSIMで通信をすることができるようになります。
長期留学の場合、日本での契約を解約することも選択肢となります。さらにイギリスで携帯電話やスマホをレンタルすることもできます。イギリスでスマホををレンタルして利用したい場合や携帯電話の契約をイギリスで考えている場合は、前もってどうやって利用するか確認しておくと良いでしょう。
洋服・下着・靴
イギリスの気候は夏は日本より涼しく、冬は気温的にほぼ同じと思っておいてください。そのため、日本の感覚でいる季節よりも早めに厚めの上着が必要になったりします。
また、荷物になるようであれば、イギリスで調達していくことも考えて良いと思います。しかし、イギリスの洋服のサイズは日本より少し大きいので、小柄な方や女性は日本のものがよい場合もあります。
靴は歩きやすいスニーカーなどを持参しておきましょう。女性の場合、ハイヒールを履く人は日本より少ないので、特に必要はないかもしれません。
折りたたみ傘
イギリスは雨もよく降ります。突然降ってくることもあるので、折りたたみ傘はあると便利です。ただ、イギリス人はちょっとやそっとの雨では傘をささないので、結局使わないというおちになるかもしれません。ですので、現地調達でも良いかもしれません。
フリーズドライ食品
イギリスに長期で留学すると日本食が恋しくなってきます。イギリスでも日本食は寿司、ラーメン、うどん、カレーなどロンドンを中心に食べられるようになってきていますが、高いのがネックになります。
そこで課外でも気軽に日本食が味わえるみそ汁などのフリーズドライ食品を購入してイギリスにもっていくと、恋しくなる日本食も安価に味わることができ、心の安らぎに繋がります。
学校で必要な持ち物
パソコン
パソコンは、ほとんどの学校で共有のものが置いてありますので、特に日本で使っていな場合は、必要ないかもしれませんが、日本語入力に対応していなかったりします。必ず使用するものではないですが、イギリスでパソコンを使って課題を作成することを想定されている場合は持って行きましょう。
文房具
文房具については、使い慣れている日本製のものが一番しっくりくると思います。ノートやペンなど簡単なものは持参しておくと良いでしょう。
イギリスで売られているペンは意外にも使いづらかったりします。日本のペンが書きやすくしっくりくることも多いです。
電子辞書
今ではスマホで検索する機会も増え、電子辞書が必要なくなっているケースも多くなってきました。ですが、電子辞書はやはりすぐにアクセスでき、Wi-Fiの通信状況にも左右されないため便利です。また辞書を使うつもりで授業中にスマホを使っていると、遊んでいると思われて先生から注意を受けることもあります。
必ず持参すべきものではないかもしれませんが、あれば便利です。