ブリットレイルパスを購入してみた
イギリスの旅行にも、留学にも移動にあったらいいブリットレイルパス。
ブリットレイルパスは、あらかじめ決められた期間内で決められた回数において、イギリス国内の鉄道に乗り放題になるパスです。日本もJapan Rail Passというのが、JRから外国人向けに発行されていますが、それのイギリスバージョンです。
ブリットレイルパスの種類
ブリットレイルパスといっても乗車できるエリアに応じて種類がいくつか用意されています。どこを巡りたいかでまずはどのブリットレイルパスを購入するか決めていく必要があります。
● ブリットレイルGBパス
イングランド・スコットランド・ウェールズのどこでも使えるパスです。ブリットレイルパスの中でも最強の範囲をカバーしています。
● ブリットレイル・イングランドパス
イングランド内のみ乗り放題のパスです。
● ブリットレイル・スコティッシュフリーダムパス
スコットランド内のみ乗り放題となります。
● ブリットレイル・セントラルスコティッシュパス
スコットランドのエジンバラやグラスゴーなど大都市周辺のみとなります。
● ブリットレイル・サウスウエストパス
イングランドの南西部地方を対象としたパスです。ウィンザー・ポーツマス・エクセター・ブリストル・バース・オックスフォード・コーンウォールなどの南西部地方とウェールズの一部を対象としています。
● ブリットレイル・ロンドンプラスパス
ロンドンの周辺部エリア(オックスフォード・ケンブリッジ含む)と、イングランド南東部(カンタベリー・ブライトン・ドーバーなど)をカバーしています。
今回購入したのは、「ブリットレイル・ロンドンプラスパス」を購入しました。
ブリットレイルパスの実物
購入し届いた封書の中身を早速開けててみますと、長細い紙切れがペラッ。。。。
これだけです。。。
一応明細も付いています。
有効期限(Valid from ~ until)が記載されていますので、必ずこの有効期限内に使い始める必要があります。
まず最初にイギリスのどこか駅のチケット窓口に行き、このパスを有効化してもらう必要があります。
この有効化作業をしないと、このパスは使えませんので、イギリスに着いて利用する初日に有効化してもらうことを忘れないようにしてください。
(注意事項)
※このブリットレイルパスを購入するのは、日本国内であらかじめ購入しておく必要があります。イギリスに着いてから購入することはできません。
※そのため、出発まで余裕をもった時期に購入手続きをしておくと安心です。
Mパスについて
以上、これまで紙ベースで実際に郵送されてくるブリットレールパスについてご紹介していきましたが、ブリットレールパスも電子化が進み今ではQRコードを読み取る方式も選べるようになってきて主流になりつつあります。
QRコード発行タイプのものは、「Mパス」と呼ばれるもので、日本にいる間に事前に購入し、送られてくるリンクを通じてQRコードを発行していくタイプになっています。
Mパス購入方法
ステップ1
まずは、Britrail.comにアクセスするか、又は英語で不安のある方は、ブリットレールパスの日本の販売代理店のページでアクセスして購入してみてください。「ブリットレールパス」で検索かけると販売代理店がいくつか出てきます。
Britrail.comでブリットレイル・パスのページに移ると、海外の販売店の紹介がされていますので、そこからご希望の販売店へアクセスしご希望のパスを選んでいきます。QRコードのリンクが送られてくるまでの購入方法は代理店によって異なるので、販売代理店のやり方に従ってください。
英語のサイト経由で直接購入される場合は、恐らくACPRailが便利ではないかと思います。
※パスの種類により、「コンセキュティブ」か「フレキシー」を選べるようになっています。
-「コンセキュティブ」は、連続使用を想定しています。
例えば、旅行などに向いていて、初日はロンドン、2日目にオックスフォード、3日目にマンチェスター、4日目にエジンバラへなど、ほぼ毎日移動される場合はコンセキュティブが良いでしょう。
-「フレキシー」は、毎日は移動しないけど、期間中何回か移動を想定している場合に選びます。
ACPRailでの手続き
先ほどご紹介したACPRailにアクセスして、ご希望のパスを選び最初に利用する日付を設定して購入しますと画面が以下に切替わります。
※画像はLondon PlusパスをM-Passで購入した例です。
ステップ2
購入手続きが終わると、Mパスと呼ばれるQRコードへアクセスできるリンクが登録したメールアドレスに届きます。
赤い矢印で示しているのがリンクです。
QRコードですが、メールにあるリンク先にアクセスして以下の画像のリンク先で予め開始日を設定し、有効化=「アクティベート」したうえでQRコードが利用できるようになります。
「コンセキュティブ」は、設定した開始日から決められた期間利用できるようにQRコードが発行されます。
「フレキシー」は、利用日毎にQRコードが発行される仕組みとなっています。ですので、利用日毎にその都度利用日登録をしてQRコードを発行しなければなりません。
注意しなければならないのは、一度設定した利用日で登録し有効化してQRコードが発行されると変更できません。しっかり利用日の計画を練ってから利用日の設定をしてから有効化するようにしなければなりません。
ステップ3
利用日も登録できたら、発行されたQRコードを電車の改札ゲートでスキャンして読み込ませると、ゲートが開いてプラットフォームへ入れるようになります。