カーディフ（ウェールズ）への留学

カーディフの場所

カーディフのイギリス国内での位置ですが、グレートブリテン島の西部の突き出た部分全体がウェールズとなっています。

このウェールズの中でもイングランドとの境界に近い場所にカーディフがあります。カーディフから近いイングランドの都市は、ブリストルやバースあたりが近く電車でも数十分で結ばれている距離になっています。

同じイギリス国内ですので、ウェールズとイングランドの境界には検閲があったり検問があったりすることはありません。そのまま自由に行き来できます。

カーディフまでは、日本から飛行機の直行便は出ていません。最寄りの空港はカーディフ空港になりますが、カーディフ空港に直接到着する場合はKLM航空のアムステルダム、またはカタール航空のドーハで乗り継いでカーディフまで行くことができます。ただ、多くの場合は、ロンドンまで飛行機で出て、ロンドンから迎えのタクシーまたは高速バスを利用してカーディフまで行くケースが多いです。

カーディフで学ぶメリット

そんなイギリスの中でもイングランド程は目立った留学先ではありませんが、ウェールズ、そしてその中でもカーディフに留学するメリットをいくつかご紹介したいと思います。

ウェールズ文化を学べる

なんと言ってもウェールズの首都ですので、ウェールズの文化や風習を体験できるという点が挙げられます。多くはイギリスというひとまとまりとしてイングランドと大きく変わる点は少ないですが、ウェールズ語の標記やイングランドに比べたラグビー熱の高さなど、ウェールズ独自の感覚を味わえます。

留学費が安め

ロンドンやオックスフォード、お隣のブリストルなどイングランドの主要留学先と比べてホームステイ代などの滞在費が比較的お安くなっている傾向にあります。滞在費が安いという事は総じて留学費用もお安く抑えることができます。

カーディフのデメリット

カーディフをはじめウェールズに留学する上でのデメリットもいくつか考えられるポイントを挙げてみたいと思います。

学校が少ない

ウェールズで大学や語学学校が多く集まっているのはやはり首都であるカーディフではありますが、スコットランドのエディンバラなど同じような行政ポジションの都市と比べても語学学校や大学などの教育機関の数は多いとは言えません。

娯楽が少ない

ウェールズで自治的な国が違うと言えども、やはりイギリスの中の一都市です。ロンドンやマンチェスターなどのイングランドの大都市と比べて娯楽が少ないということは言えるかと思います。ただ多くを求めず勉強に打ち込むのであれば、問題なく快適に過ごしていける町です。

カーディフ留学の費用

カーディフで語学留学できる学校はいくつかありますが、非常に数が少ないです。一般的な語学学校（午前または午後）と格安校などで選ぶこともできます

1ヵ月カーディフで英語を勉強してホームステイした場合、留学の費用として航空券込みで35万円前後～が相場感です。1年間だと、約230万円前後～となります。もちろん、コース・レッスン時間・滞在先のタイプにより料金は異なってきます。
（※1ポンド＝145円計算、航空券は東京発経由便で往復16万円で想定した場合）

カーディフの物価

カーディフの物価の感覚として相場の一例をピックアップしてみました。あくまで参考値です。

カーディフはイギリスの中では中規模都市となりますが、他のイギリスの都市と同様外食費などは高くつきますので、ホームステイ滞在以外ではスーパーで食材を購入して自炊するなどして細目に食費を節約していくことが賢明でしょう。

• 大衆店での食事：£10（約1,450円）
• マクドナルドのセット：£6.00（約870円）
• 牛乳1リットル：£0.87（約125円）
• 卵12個パック：£2.50（約362円）
• 500㎖のビール：£3.50（約507円）
• 水1.5ℓ：£0.94（約136円）
• 郊外の1人部屋1ヵ月家賃：£504（約73,000円）
• 市内の1人部屋1ヵ月家賃：£660（約95,000円）

カーディフの語学学校

カーディフには英語学校はいくつかありますが、そう多くはありません。予算の条件などで学校の選択肢を広げてみる場合は、イングランドにはなりますが近隣のブリストル・バース・チェルトナムなどの学校も候補となってきます。

カーディフの代表的な語学学校

• ケルティックイングリッシュアカデミー
• WEブリッジアカデミー
• CELT
• キャピタルスクールオブイングリッシュ・カーディフ
• TEGイングリッシュ

カーディフの基本情報