スペインに行ったら買っておきたいお勧めなお土産7選
ヨーロッパの中でも特有な歴史と文化があり、豊かな自然にも恵まれたスペインは、世界でも有数の観光立国です。そんなスペインには見どころだけでなく、お土産として買って帰りたい素敵なものもたくさんあります。
ここでは、日本へ持ち帰る際のアドバイスや注意点も踏まえた上で厳選したスペインのおすすめのお土産をご紹介します。
スペインのワイン
スペインはワインの生産地として知られており、スペインと言えばワイン、というイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。ワインが好きな方は、自分用に買って帰りたいと思う方も多いかもしれません。
しかし、ワインをお土産として持ち帰ろうとすると少し考える必要があります。ボトルは荷物の中で割れるリスクが高く、かと言って100ml以上の液体は機内に持ち込めないので、ワインボトルを安全に持ち帰る方法が限られてしまうためです。
空港の免税店や機内販売での購入以外は、しっかりと梱包し預け入れのスーツケースに入れるか、現地から日本へ宅配便として送るなどの方法しかないのが現状です。
ただ、これは通常サイズのワインボトルを持ち帰る場合です。ワイン大国であるスペインには、小ぶりサイズのボトルや紙パック入りのものなども多く販売されています。日本だと紙パックのワインは比較的容量の多いものがメインですが、スペインでは小さめサイズの紙パックも売られています。
ワインをスーツケースに入れて持ち帰るなら、こういった形状のものがおすすめです。スペインはどの都市でもワイン専門店が数多くある上、スーパーマーケットのワイン売り場も充実しています。手に入りやすい上に選択肢が多く、好みや予算などに合わせて選べます。
また、スペインのお酒として知られる、ワインがベースのサングリアもおすすめです。フルーツやスパイスが使われているため、ワインとは味わいが異なりますが、その分飲みやすさが増すので、普段あまりお酒を飲まない方にもプレゼントできます。
サングリアは瓶や紙パックの他に、ペットボトル入りのものも売られています。しかも、パッケージがおしゃれなものも多くあるので、お土産にも最適です。
オリーブオイル
スペインは世界最大のオリーブオイルの産地です。スペインに行ったらぜひオリーブオイルをお土産として買いたいという方も多いかもしれません。
オリーブオイルは瓶に入っているものがメジャーなので、お土産として買う場合、気になるのはワインと同様に持ち帰る方法です。ガラス瓶はやはり帰りの荷物の中で割れないか心配ですが、オリーブオイルについては選び方次第で瓶のものでも比較的安全に持ち帰ることができます。
瓶が厚めのもので、本体が四角い形状のものを選ぶと、割れるリスクはかなり低くなります。なお、オリーブオイルもワイン同様液体類になり、機内に持ち込む場合は100ml以下のものに限られるので注意しましょう。
オリーブオイルの消費量が多いスペインでは、お土産にぴったりの形状や大きさでも売られています。1回で使いきる量が入った小さなボトルが数本入ったものやポーションタイプも販売されており、お土産におすすめです。。
生ハム風味のポテトチップス
生ハムはスペインの美味しいものの一つで、お土産に買って帰りたいという方も多いでしょう。しかし、生ハム自体は現在日本への持ち込みがさらに厳しく規制されているため、実質お土産として持ち帰ることができません。
そこでおすすめなのが生ハム風味のポテトチップスです。生ハムの持ち込みが不可なら、その代替えとして生ハム味の何かを買おうということではなく、実はスペインはポテトチップスがかなり充実しています。
スーパーのポテトチップス売り場にはいろんなフレーバーが売られており、日本では見かけないものもたくさんあります。その中でも生ハム味はスペインのお土産にぴったりです。
生ハム味以外にも、オリーブオイルのみで揚げられたものや、少し価格が高めのトリュフ味などもあります。ポテトチップスは重量を気にする必要もなく、手ごろな価格であることもお土産に最適です。
サフラン
スペイン料理で有名なパエリアに欠かせないのがサフランです。サフランは日本で買おうとすると取り扱いのあるお店が限られますが、スペインではどのスーパーでも簡単に見つけることができます。安くてサイズが小さく軽く、スペインならではのものとしてお土産にぴったりです。
ただ、サフランは使い道が少し限られてしまいます。サフランと同じくスペインならではのもので、より用途の幅が広いパプリカパウダーもおすすめです。サフランが置かれている売り場に一緒に売られています。唐辛子に似た真っ赤なパウダーですが辛みは全くなく、何にでもかけられるので、サフランより使いやすくおすすめです。
同じ売り場には、サフランを含むパエリアの調味料が一式になったものも売られているので、気になったものをお土産にするのもいいでしょう。
サル・デ・イビサ
イビサ島は島全体の美しい自然も世界遺産となっており、その美しい海の海水で作られたサル・デ・イビサもお土産としておすすめです。
日本では百貨店の食品売り場などで高級塩として販売がされており、質の高い塩としてだけでなく、パッケージのデザインがおしゃれな点もお土産におすすめの理由です。食や料理に関心が高い方にはもちろん、お塩はどんな料理にも使えるので贈る相手を選びません。
サル・デ・イビサにはプレーンなもの以外に、バーベキュー風味のものやレモンやハーブがミックスされたものなど、バリエーションがたくさんあるのが特徴です。また、お塩以外にもサル・デ・イビサが使われたポテトチップスやナッツ、チョコレートなども展開されています。
既にサル・デ・イビサを知っている人やグルメな方にもおすすめです。イビサ島のお塩ですが、スペイン本土から離れたイビサ島に行かないと買えないものではなく、スペイン全土にあるデパートの食品売り場などで購入ができます。
トゥロン
スペインならではのお菓子をお土産にしたいなら、トゥロンがおすすめです。トゥロンは、スペインの伝統的なお菓子の一つとして知られている、ヌガーのお菓子です。
スペインではクリスマスに欠かせないお菓子で、クリスマス前になるとどのスーパーマーケットでもたくさん販売されます。トゥロンで知られる老舗の専門店もあり、マドリードやバルセロナには数多くの店舗があります。これらの都市以外でも、観光名所のある都市にはトゥロンが買えるお店がありますので、お土産に買いやすいお菓子です。
ベーシックなものは材料の半分以上がアーモンドで、ドライフルーツを使ったものもあります。ヌガー部分がやわらかいタイプと硬いタイプがあり、いろいろな風味がつけられたものなど数多くの種類があるのが特徴です。
専門店では、味見ができるものもありますので、いろいろ試してみて美味しかったものを購入するのもいいでしょう。
自分で好きな大きさにカットして食べるもので、板チョコの様につながった形状のものが箱のパッケージに入っていることもお土産として最適です。
贈りもの用にカットされ、袋に小分けされたものなどもあります。トゥロンは日持ちがするお菓子であることも、お土産に最適な理由です。
ひまわりの種
スペインと聞いて、ひまわり畑を連想する方も多いかもしれません。ここでご紹介する「ひまわりの種」は、ひまわりの花を咲かせるための種ではなく、食用のひまわりの種を指します。
日本にはない習慣ですが、スペインではひまわりの種がナッツの一種のように食べられます。
スーパーのナッツ類が売られているコーナーには、必ずひまわりの種も置いてあります。簡単に安く手に入り、ビタミンやミネラルが豊富と言われているので、ヘルシーなおやつにぴったりです。
種は炒ってある状態なので日持ちがするのと、くせなどは全くない味なので、スペインからのお土産におすすめのひとつです。