バレンシアへ留学するために知っておくべきこと
スペインへスペイン語の勉強をしに留学すると決めたら、マドリードやバルセロナ以外に思いつく町といえばバレンシアです。バレンシアとはサッカーやオレンジといったことで名前を聞いたことがあるかもしれませんが、バレンシアへも留学することができます。
では実際にバレンシアを留学先として検討する場合に、バレンシアの町がどういった町で、スペインのどこにあって日本からどうやって行くのか等々知っておくべきことも色々あるのでバレンシア留学の知識として幾つかここでご紹介しておきます。
バレンシアの場所
バレンシアはスペイン東部バレンシア州の州都。スペイン第3の都市であり、バレンシア単体では約80万人、周辺都市も含めた都市圏で規模でいうと約200万人規模で広島や仙台と同規模の都市です。
14世紀から15世紀にかけて大きく発展したバレンシアは、地中海に面した温暖な都市で歴史的な建築物やモニュメントが多く残っていて、スペインの歴史を感じさせてくれる都市です。
バレンシアにはバレンシア空港(VLC)がありますが、日本からの直行便は出ていません。日本からバレンシアへは、直行便が出ているマドリードまで行き、乗り継いでバレンシアに行くか、または他の主要なヨーロッパの主要都市まで直行便を利用して乗り継いでバレンシアまで行く方法もあります。
バレンシアで学ぶメリット
地中海に面したバレンシアは地中海に面した海辺の都市でもあります。スペイン語の勉強だけでなくビーチでマリンスポーツやスペインの文化体験などのアクティビティも楽しむことができます。
ほぼ1年中太陽に恵まれた町
バレンシアでは年間で約300日太陽が照り青い空が広がる場所です。年間平均気温も19℃で暖かく天気に恵まれています。マドリッドなどスペインの北の方の天気と比べるとバレンシアの天気のすばらしさがわかると思います。
スペインの歴史や文化も豊富
先述のようにバレンシアには歴史的な建物やモニュメントが数多くあります。また現代的な美術館やストリートアートなど芸術にも富んだ町でもあります。スペインの歴史も知りながら、アートなどの文化にも触れることができます。
もちろんビーチも
地中海に面したバレンシアにはもちろんビーチもあります。マルバロサビーチなどいくつかのビーチがバレンシアを南北にビーチが連なっています。
本場のパエリヤ
スペイン料理といえばパエリヤが代表的ですが、バレンシアはパエリヤ発祥の地とも言われています。本格的なスペイン料理や地中海料理も楽しめます。
バレンシア留学の費用
バレンシアにはスペイン語を学べる語学学校がいくつかあります。1ヵ月バレンシアの学校でスペイン語を勉強してホームステイした場合、留学の費用として航空券込みで35万円前後~が相場感です。1年間だと、約220万円前後~となります。受講するコース・レッスン時間・滞在先のタイプにより料金は異なってきます。
(※1ドル=120円計算、航空券は東京発ヨーロッパ他都市経由便で往復16万円で想定した場合)
バレンシアの物価
バレンシアの物価の感覚として相場の一例をピックアップしてみました。あくまで参考値です。
バレンシアは地方都市ではありますが、比較的外食の費用が大都市並みに高めとなっています。(ヨーロッパの大都市平均€15前後)。家賃はお安いので、一人暮らしなどでアパートを借りて過ごすにはお得感があります。
- 大衆店での食事:€9.00(約1,100円)
- マクドナルドのセット:€7.00(約840円)
- 牛乳1リットル:€0.72(約87円)
- 卵12個パック:€1.83(約220円)
- 水1.5ℓ:€0.42(約50円)
- ワイン:€4.00(約480円)
- 郊外の1人部屋1ヵ月家賃:€515(約62,000円)
- 市内の1人部屋1ヵ月家賃:€760(約91,000円)
バレンシアの語学学校
バレンシアでは以下のスペイン語学校が現在運営されています。
バレンシアの代表的な語学学校
- エスパニョレ(IHバレンシア)
- タロンハスクール
- エンフォレックス
- コスタデバレンシア
- アカデミア・ラパゴダ
- AIPランゲージインスティテュート
- イスパニア
- ドンキホーテ
バレンシアの基本情報
人口 | 約80万人 |
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都市圏 | 約200万人 |
日本との時差 | -7時間(3月⇒10月) -8時間(10月⇒3月) |
最高気温(平均) | 31℃(7月/8月) |
最低気温(平均) | 6℃(1月/2月) |
最寄りの空港 | バレンシア空港(VLC) |