留学TOP > オーストラリア留学 > オーストラリア留学ワーホリ体験談その3(2回目)
オーストラリアでしたいことって何でしょうか?英語学習のため、サーフィンの大会に出たい、人生の休暇など、人によってしたいことは様々ですよね。私の場合は、海外に住みたいという一心で、オーストラリアに渡りました。小学生の頃にはまった海外テレビドラマの影響と、それと同じくらいの年頃に海外旅行先で父が英語で現地の人と会話をする姿を見てカッコイイと思ったことが最大のきっかけとなり、以降ずっと海外に住む事が夢でした。
あくまで、「住む事」が目的であり、英語が話せるようになりたいという強い意識があるわけではなかったので、英語学習も中途半端に終わり、なかなか海外に渡る機会もないまま、いつしか就職し社会人になっていました。でもやっぱり人生は一度きり。私の場合は社会人を経験してからワーキングホリデーをしましたが、オーストラリアで出会った人の中には、大学を休学して来ていた人や中学生で留学をしに来た子、転職の合間に短期で来た人などもいました。自分にとって、今だ!と思うタイミングで渡豪できればベストだと思います。オーストラリアでは、想像以上に色々な体験が出来ますよ。
① サーフィン
オーストラリアでできることといえば、サーフィンなどのマリンアクティビティーが1番最初に思いつく人が多いのではないでしょうか。1日から申し込み可能のサーフレッスンもたくさん開催されており、誰でも気軽に楽しめます。ゴールドコーストという町では、トラムと呼ばれる路面電車内に、サーフボード置き場があるほど。朝からジョギング代わりにサーフィンする人もたくさんいます。オーストラリア国民から愛されているスポーツなんです。
② 青空マーケット
他には、公園や学校の校庭などの各地で行われる青空マーケットがあります。天気の良いオーストラリアならではですね。基本、週末の午前の時間帯に行われています。食べ物がメインのファーマーズマーケットやハンドメイドのアクセサリー・洋服などがあるヴィレッジマーケット、味のある骨董品や古着が売られているアンティークマーケット、夜の食べ物屋台が楽しめるナイトマーケットなど、様々な種類のマーケットがあちらこちらで開催されます。買い物好きの女性は特に楽しめるのではないでしょうか。
③ バーベキュー
あと、オーストラリアに欠かせないアクティビティーといえばバーバキューですよね!バーベキューは国民食といっても過言ではないほど、頻繁に行われます。公園や海辺、タワーマンションには必ずバーベキュースペースと無料で使える台が付いているんです。もちろん、庭付きの家を持っている人は自宅の庭にバーベキュー台があり、休日の昼から夜までのんびり飲んだり食べたりします。もう、とにかく毎日どこかで誰かがバーべキューをしています。私も語学学校に通っていたときは、毎週金曜日に誰かの卒業パーティーでバーベキューをしていた思い出があります。
オーストラリアのアクティビティーは魅力的なものばかりですが、私が本当にオススメしたい体験は、ボランティアです。遊びとは異なり、今後の人生を左右するものにもなり得ます。就職活動に有利になることもあるし、人生経験としても非常に役立つものが多いです。
帰国前に、「私はオーストラリアでこれをしました!」と胸を張って誇れるものを得ておきたいですよね。そういうものがあると、自分のワーキングホリデーライフにも意味を見出すことが出来ます。しかもオーストラリアでのボランティアは、ギブアンドテイク!ボランティアというと、無償というイメージですが、オーストラリアでのボランティアは得られるものも大きいのです。今後オーストラリアに渡豪予定の方の為に、私の経験を元に、おすすめのボランティアを紹介したいと思います。
① 日本語学校の指導補助
現地で生まれ育った、日本人やハーフの子どもたち(2歳頃〜18歳頃まで)に、日本語を教えるスクールが土曜日の午前中に開催されています。スクールといえども、希望制で子ども達が集まってきます。日本語力を養うため、年齢に合わせてゲームや製作などを行いながら日本語を補修する授業を行います。
基本的には日本語が話せるけれども日常的に使う機会が少ない子ども達なので、日本語で先生からの指示や指導を受けますが、スムーズに行動出来なかったりします。ボランティアに参加した場合、子ども達が分かりやすいよう、子どもに寄り添う形でサポートに入ります。
日本語でサポートしますが、必要に応じて英語も使います。学校の決まりにもよりますが、毎回ボランティアに参加することも可能ですし、一度だけ参加して様子を見ることも可能。教職課程を履修中の学生や、今後英会話教室で働きたい人にもいい経験になるでしょう。
② オーペア
オーペアとは、簡単に言うと、ナニーやベビーシッターのことです。オーストラリアではよくオーペアという言葉が使われます。多くは、一つの家庭に住み込みで子守をするかわりに、食事や部屋が無料で提供される仕組みになっています。まれに、休日はお小遣い程度の給料が出ることもあります。
各家庭によって、条件は異なります。保護者の代わりに、子育てをするのでリスニング力が伸びると、日本人の女性に人気があります。保育士や看護士は相手の家庭からも信頼されやすい資格ですので、手に職を持つ女性にオススメです。
資格がなくても、日本人は信頼があるようなので、相手の家庭とマッチングしやすいようなのでご安心下さい。期間は長ければ長いほど良いですが、半年くらいが目安です。インターネット上で、オーペアのマッチングサイトがありますので、そちらから応募出来ます!
③ ファーム
ファームといえば、ファームジョブ!と思いがちですが、ボランティアも可能。こちらも、オーペアのように、畑仕事をする代わりに宿が無料で提供されます。農家の家にホームステイのようなイメージです。
広大な大地で野菜の収穫なんて、オーストラリアらしい体験ですよね。ボランティアというより、ファーム体験をさせてもらうという感じでしょうか。ファームは場所により、日本人やアジア系が少ないところに当たれば英語力が伸びるという話もあります。ファームジョブの場合は、仕事内容や場所を選べないことが多いですが、こちらは、場所も内容も期間も自分で選べます。
ファームジョブは、過酷な仕事内容だったり宿がボロボロだったりして慣れるまでに苦労するという話も良く聞きますが、それに比べて、こちらは穏やかな雰囲気で楽しく出来ると人気があります。ファーム体験が出来る場所が一覧で見られる本があるので、現地で調達し、よく調べましょう!
④ ランゲージエクスチェンジ
こちらも、ギブよりテイクが大きいです。ルール上では、お互いの言語を教え合うのがランゲージエクスチェンジ。日本語を教える代わりに、英語を教えてもらうのです。
ですが場所によっては、無料で英語を教えてくれるだけのところもあります。教会や図書館、カフェなどで行われることがほとんど。教会や図書館の場合は、現地のボランティアの方が英語を教えてくれたり、英語で話し合う場を設けてくれることが多いですが、カフェなどで行われるランゲージエクスチェンジでは、日本に興味を持っている人外国人が来ますので、こちらを理解しようと努めてくれるという安心感があり、緊張せず参加することができます。
個人でのランゲージエクスチェンジも可能ですが、揉め事が起こるなどのリスクが高いので、集団で出来るものをオススメします!
楽しく、かつ得るものも大きい貴重な体験ができることでしょう。空いた時間にできるようなものもたくさんあります。就職に有利になる体験は有給インターンだけではありません!ボランティアで1番評価されるのはその心!さらに、オーストラリアでのボランティアは、英語が伸びたり友達が出来るなど、いいことばかり。ワーキングホリデーでのプラスαの体験に、ボランティアはいかがでしょうか?