留学TOP > オーストラリア留学 > オーストラリア留学ワーホリ体験談その2(2回目)
オーストラリアは遠いようで近い国!
私が数ある国の中からなぜ、オーストラリアを選んだかというと、日本から比較的近いことと、寒いのが苦手なのでビーチリゾートのイメージのあったオーストラリアに行くことを決めました。でも、どの国に行くか、どの都市に滞在するか、その選択によってその後の人生は大きく変わりますよね。なぜなら、就く仕事も出会う人も、全く違う訳ですから。住みやすさだけでなくそういう意味でも都市選びは重要です!私は渡豪後、オーストラリア国内を移動して生活していたので、その経験を元に、各都市の特徴を簡単に紹介して行きたいと思います。
国土は日本のおよそ20倍。オーストラリアと日本間のフライト時間は、約8〜10時間です。南半球に位置していますので、季節は日本と逆になります。時差は大きくても2時間しかありません。国土が広いので、場所とデイライトセービングタイムの有無で時差が前後することもあります。
人口は日本の5分の1。基本的にはイギリス系の人が多く住んでいますが、多民族国家なのでインド系や中華系、アジア諸国の人も多く見かけます。日本人の割合も少なくないので、街中で日本語が聞こえることもしばしばありますが、それだけ日本人のコミュニティーが大きいということなので、初めて長期で海外に住む場合安心して過ごすことができるでしょう。
オーストラリアに住む人はオージーと呼ばれ、陽気でおおらかな人が多いです。英語の面では「Good day(グッダイ)」のようにAをアイと発音するなど訛りがキツく、聞き取りずらいですが、英語は英語ですのでご安心を。
オーストラリア最大の都市シドニー!
ビジネスの中心地でもあり、人気の観光地でもあります。シドニーは、近代的な大きなビルやホテル、デパートが立ち並び、たくさんの人が行き交う大都会です。でも、そうかと思えばシティからバスで約15分でボンダイビーチに行けたり、車で3時間くらい行くと世界遺産として有名なブルーマウンテンにも行けるんです。自然と都会が融合した、魅力溢れる住みやすい街です。
また、世界遺産オペラハウスでも有名な世界三大美港があります。特にそこで行われる新年のカウントダウン花火は圧巻の迫力!世界中から、花火を見に人が集まります。
学校や仕事ももちろん、豊富です!語学学校はとくに、英会話を学べるコースだけでなく、ビジネス英語や、J−SHINEといった専門的な勉強が出来るコースもあります。自分の要望に合わせて学校を決めることが出来るでしょう。
仕事も同様に、仕事探しに困ることはありません。運と実力次第では、ローカルの仕事に就けることも珍しくありません。大きなビジネス街ですので、インターンシップを目的として来ている学生も居ます。特に男性の方は、地方の都市では仕事がなかなか見つけられない人も多く見かけましたので、個人的にはシドニーをオススメします。
オーストラリア第2の都市。金融機関の中心地メルボルン。ヨーロッパのような建物が多く、デパートと商店街の入り組んだ古い街並みといったイメージ。カフェ文化が栄えており、美味しいコーヒーとオシャレな食事が楽しめます!
現地のオージーからメルボルンに行くならカフェに行くよう勧められるほど!女性が喜びそうな、見た目も華やかなカフェが多いです。そのためメルボルンは、カフェでの仕事が欲しいという日本人女性が多く滞在しています。カフェで働くには、バリスタという資格と英語力が必要ですので、まずは学校に通いましょう。
メルボルンは一日の中に四季があると言われるほど、天気が変わりやすく寒暖の差が激しいです。冬には雪が降ることもあるので、羽織りものやコートを持参すると良いでしょう。
オーストラリア第3の都市と言われています。ビジネスと観光の街です。アジア人が比較的多く、留学生にも人気があります。日本食や韓国料理のお店も、多数あります!シティーなので街中はビルやショッピングセンターが立ち並んでいます。こちらも、ヨーロッパスタイルの建物が多いです。メルボルンを小さくしたようなイメージです。
ブリスベンのシティー近郊には自然を楽しめるところはあまりありませんが、隣町のゴールドコーストまで、電車で1時間で行けるので、週末にビーチを楽しむこともできます!生活の基礎はブリスベンで、遊ぶのはゴールドコーストというのも良いかも知れませんね。
1年の内300日は晴れると言われるほど、青い空とビーチが魅力のゴールドコースト!南北に42キロの白い砂浜が続きます。サーファーズパラダイスという駅があるぐらい、サーフィンでも有名。オージーはもちろん、日本人もサーフィンが好きな男性が多く滞在しています。ビーチ沿いにもたくさんのシェアハウスがありますので、朝のお散歩やちょっとした空き時間にもビーチを満喫出来ます。週末には、海沿いで行われるオシャレな小物を売っているマーケットでお買い物をしたり、カフェでビーチリゾートにピッタリの「brekkie(朝食)」を食べたりと、ショッピングやグルメも楽しめます。
人気の観光地ですので、レストランやホテルの仕事がメインですが、求人数はあまり多くはありません。そのため、10代や20代前半の留学生・ワーキングホリデーの方が多いイメージです。日本人がたくさん滞在しているので、安心感が大きいことも、若い方に人気の理由かも知れません。
オーストラリアの首都。政治・経済の町です。他の都市とは違い、観光用に作られている街ではないので、ワーキングホリデーの方よりも、留学やビジネスで滞在する日本人が多いです。国会議事堂、美術館、戦争記念館といった有名スポットもあります。戦争記念館はとても大きく、日本について触れているところもあるので、オーストラリアの歴史認識を知るには良い機会となります。
車で3時間程のところには、ナマジ国立公園をはじめとする大きな山があり、アボリジニの壁画が見られたり昔の生活を知ることが出来ます。野生のカンガルーの群れを真近で見ることも出来るでしょう!
パースは西側に位置する、自然が多く残る街です。世界一住みやすい街と言われることもあるようです。パースでは海辺のベンチに腰かけているだけで、野生のイルカを目撃出来ることもあるんですよ。シティーから車で少し離れると、世界遺産シャークベイや人気観光スポット、ウェーブロックといった大自然を楽しむことが出来ます。
アジア人が少なく、英語力を伸ばしたいと滞在先に選ぶ人も居ますので、英語の勉強を真剣にしたいと考えている方にもオススメです。