イギリスの物価感(家賃/食費/交通費)と節約術をご紹介

イギリスの物価感(家賃/食費/交通費)と節約術をご紹介 | 留学スクエア

イギリス留学では、イギリス留学で学校に必要となる費用以外にも、イギリスで生活していく上で、実際に何にどのくらいかかるか物価を予め知っておくことで、大まかな留学予算を立てていけます。

そこで、イギリスで生活するうえでイギリスの物価としていくつか項目立てて料金の概要をご説明します。

生活上の物価以外のイギリス留学で学校にかかる費用やホームステイなどのイギリス留学費用についてはこちらからご確認ください。

交通費

交通費は、留学においても学校と滞在先とを行き来するうえで必ず必要となってくる費用です。イギリスでかかる交通費で物価として大体いくら見積もっておくべきか以下まとめています。

もちろん、交通費は通学する距離で大きく変わりますので、大まかな概算としてお考え下さい。

エリア 1ヶ月
ロンドン £125~£215
(約24,375円~約41,925円)
その他地域 £50~£70
(約9,750円~約13,650円)

特にロンドンで生活する場合は、ICカードであるオイスターカードは必須です。ロンドンの交通機関は、1回のみの利用だと非常に高く付きます。

そのためオイスターカードを事前に購入して、その中でトラベルカードという7日パス・1ヶ月パスなどを購入するようにしてください。

こんなカード↓

ロンドンのオイスターカード

オイスターカードでトラベルカードを持っておけば、ロンドンの指定ゾーン内であれば、地下鉄・バス・鉄道(JRのと同じ感じ)は乗り放題です。

また、ロンドン以外の都市や町でも、ロンドンのオイスターカードのようなパスが購入できるようになっています。システムとしてはロンドンと同じようなパスの仕組みになっていますので、留学先の町のパスを購入しておいた方が良いです。

イギリスの他の都市では、地下鉄はあまり走っていないので、基本的にバスを利用することになります。

家賃

物価の肝ともいえる家賃。イギリス留学やイギリスのワーキングホリデーで住居を構える時、ほとんどの場合でフラットシェア(寝室以外の設備を2人以上の居住者と共有して生活するタイプ)で生活することが多くなります。

イギリスのフラットシェアの家賃は、通常光熱費込のパターンが多いです。

家賃については、日本でも物件で異なるように、イギリスでも物件の状況で大きく変わります。あくまで物価の参考としてとどめておいてください。

エリア 1ヶ月
ロンドン £500~
(約97,500円~)
その他地域 £400~
(約78,000円~)

ロンドンは、やはりゾーンに応じて家賃も異なってきます。Zone1の物件はなかなか安く掘り出し物というのは厳しい傾向にありますが、Zone2エリアになると掘り出し物件が出てきたりもします。Zone2だと通学時間も30分~40分が多くなってきますし、バスで中心部まで出るといったことも可能になってきますので、Zone2内でしっかり粘り強く探してみられると良いかもしれません。

食料品

ロンドンのワイン

フラットシェアなどで自炊する必要がある場合、スーパーで買い物をして食材を購入する必要があります。食材も物価を知る指標の一つです。

いくつか食材をピックアップして、イギリスでは大体いくらぐらいなのか参考値としてご紹介しておきます。オーガニックものなど特別な製法で作られているものは高くなったりしますし、セールや時価などで価格は変動しますので、標準的なところの料金としてご参考までにお願いします。

食材 参考値
食パン一斤 80p~£1.25
(約156円~約243円)
牛乳 £1~£2
(約195円~約390円)
卵6個 70p~£1.50
(約136円~約292円)
ジャガイモ1kg 50p~£1
(約97円~約195円)
りんご1個 25p~40p
(約48円~約78円)
総菜ピザ £2~£4
(約390円~約780円)
水500ml 50p
(約97円)
コーラ500ml £1.25
(約243円)
ワイン750ml £4~£6
(約780円~約1,170円)

携帯通信費

スマホなど携帯電話の通信費として標準的な料金です。音声通話量・テキスト量・モバイルデータ量、契約期間に応じて異なりますが、以下は標準的な価格帯でご案内しています。SIMフリーのスマホで、フリーSIMの料金としています。

1ヶ月SIM料金 £10~£16
(約1,950円~約3,120円)

外食代

フィッシュアンドチップス

物価の代名詞ともいえる外食費。イギリスでレストランなどで外食するのは高くつきます。安く抑えたい場合は、大学や学校などの学食で安く済ませるか、スーパーなどで総菜などを買って済ませたほうがまだお安くなります。ただ、留学やワーキングホリデーでイギリスで生活すると、外食する機会も必ず出てきます。

また、参考までに、外食といえば、ビールやコーヒーもつきものなので、ビール1パイント(約473ml)とカプチーノ1杯の料金目安も記載しています。ビールの値段は、お店や場所で異なりますし、コーヒーの値段もお店やサイズによって変わってきます。

ランチ £10~£15
(約1,950円~約2,925円)
ディナー £20~£30
(約3,900円~約5,850円)
ビール1パイント £2~£4
(約390円~約780円)
カプチーノ1杯 £2~£3
(約390円~約585円)

イギリスの物価は、高いと言われがちですが、比較的高いのは外食費、そして家賃(日本と同じようにワンルームで一人暮らしなどすれば)を中心に見てイギリスの物価が高いと言われている傾向にあります。ロンドンを中心に住宅購入費はやはり高騰していて、それが外食や家賃などの物価に反映されています。ただ、一方で、自炊を前提とした食料品などは言うほど高くはありません。イギリス留学やワーキングホリデーで生活するうえでも、うまくやりくりしていければ、生活費も抑えることができます。

節約方法

イギリスでの留学やワーホリ生活で、出費を抑えるためには自炊が欠かせません。できるだけ安いフラットを探すということはもちろんですが、実際に生活を始めると出費もかさんでくるので、食事にお金をかけないようにするため、自炊を心がけていくことが大切です。

朝食は、食パンやシリアルで軽く済ませ、ランチは自炊で作ったサンドウィッチを持参し、夕食はパスタやジャガイモ、お米(日本から輸入されたものではなく)、購入したお肉などを主食にし、買ってきた野菜を添えていくということができれば食費は抑えることができると思います。ただし、栄養のバランスが崩れないよう注意して食事はとるようにしてください。

また、ホームステイでも問題ないようであれば、ホームステイでは朝晩の食事は提供されることが多いので、食費にあまり左右されることなく日々の食事をとることもでき、考え方によっては出費を抑えることにもつながります。

節約ポイントとしては、いかにまとめられるかと思います。

  • オイスターカードなどの交通パスを必ず購入
  • 外食を控え、自炊に徹する(ランチも持参)
  • 粘り強く物件を探す(そのためにも早めに物件探しを始めましょう)
  • 留学の場合は、トータルで安く抑えられるホームステイも検討

最新の物価情報

イギリスに行った際に、スーパーにある最新の物価をチェックして掲載しています。

特にロンドンの町中にあるスーパー(テスコ・M&S・セインズベリー・Waitroseなど)を中心にチェックしていますので、日本と比べて実際がいくらぐらいになっているか比較してみるもの良いかもしれません。

それぞれの製品ごとで、お店・ブランド・容量などによる違いで多少の値段の違いは出てきますが、大まかな目安としてチェックしてみてください。

※2023年8月調べ、1ポンド=約195円で計算

水1ℓ

£1.30(約250円)

水1リットル

コーラ500㎖

£1.90(約370円)

コーラ500

コーラ2ℓ

£2.25(約440円)

コーラ2リットル

バナナ1本

£0.27(約50円)

バナナ1本

ビール550㎖

£1.80(約350円)

ビール550

ワイン750㎖

£9.00(約1,800円)

ワイン750

卵大6個入り

£1.95(約380円)

卵6個

ミルク2.272ℓ/4パイント

£1.55(約300円)

ミルク4パイント
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