バンクーバーと日本の時差
カナダのバンクーバーと日本の時差は、-17時間(サマータイム時:-16時間)です。
バンクーバーという名前を聞いて、一度は耳にしたことがある方も多いかと思います。バンクーバーはカナダの主要都市の1つで2010年に冬季オリンピックが開催された場所でもあります。また留学先としての人気度が高く、自然が豊かな場所でもあるのがここバンクーバーなのです。
ただ日本とカナダはかなり距離があり、必然的に『時差』を意識することになるかもしれません。ここではバンクーバーと日本との時差について、もう少し具体的に解説していきます。
バンクーバーまでの距離と移動時間
成田国際空港から発着した場合、フライト時間は約9時間となります。
東京を基準にすると、バンクーバーまでの距離はなんと約7,500kmも離れているのです。西から東へ移動し日付変更線をまたぐので、時には『同じ日』を2度味わうことになるかもしれません。
機内では長距離のフライトなので時差対策も兼ねて、仮眠することをおすすめします。東京発のバンクーバー行直行便だと、日本を夕方頃に出て、バンクーバーには午前中に到着するという事が多いので、同じ日をもう一回繰り返すという感覚になります。
バンクーバー基本情報
ご参考までにバンクーバーはどういったところかご紹介しておきます。
バンクーバーはカナダ南西部にある大きな都市で、カナダ第3の都市と呼ばれています。規模自体はトロントやオタワ、モントリオールなどと引けを取りません。
人口は約63万人とトロントの人口約273万人と比べると半数以下となっています。人口規模だけで言うと日本の鹿児島市と同じ規模ですが、周辺人口も含めると200万人を超える都市圏を形成しています。
バンクーバーは北アメリカ大陸西岸にあり、西岸海洋性気候で四季はあります。日本と違い、夏に30度を超えることが少なく過ごしやすいです。
降水量は11月から3月までは降水量が多めなので、雨具が必要になります。カナダといえば冬は厳しいというイメージがありますが、雪もそれほど多くなく、服装は日本で過ごしている時とほぼ同じで大丈夫です。
バンクーバーと日本の時差
バンクーバーはカナダのブリティッシュコロンビア州にあり、東京と比較すると時差はかなり大きいです。
時差に関係のない緯度は無視して、バンクーバーの経度は西経123度となっており、東京の東経139度とはかなり違います。具体的にバンクーバーでは夏時間(サマータイム)を3月~11月まで実施していて、サマータイム期間中の時差は東京と比べた時16時間もあります。
それは日付変更線の関係もあり、例えば東京が4月2日の15:00だとしたら、バンクーバーは4月1日の23:00となるのです。
サマータイム以外の期間(11月~3月)なら時差は17時間に広がります。
バンクーバーと同じ時間の場所
バンクーバーの時差と言ってもピンとこないかもしれませんが、バンクーバーと同じ時間帯の都市で言うと、アメリカのロサンゼルス・サンディエゴ・サンフランシスコ・シアトル・オレゴン州のポートランド・同じカナダのブリティッシュコロンビア州にあるビクトリアなどがあります。
これらの都市に行く感覚と同じと思っていただいて良いかと思います。
日本の時間で昼夜逆転させて、日付を翌日にし(必ずしも当てはまらない時間帯もあったりしますが)、そこから5時間(夏は4時間)引けば現地時間となります。
時差ボケに対処しよう
日本人の感覚からするとバンクーバーの時差が『戻る』のは冬季間中ということになります。これだけ時差があると『時差ボケ』が生じてもおかしくはありません。
機内にスマホを機内モードにして持ち込み、機内でバンクーバーの現地時間に合わせるか、世界時計にバンクーバーを登録しておいてから仮眠しましょう。
仮眠から覚めた後、バンクーバー到着は直行便であれば現地時間の午前中となります。バンクーバーでもう一度同じ日を繰り返すことになります。日本だったら翌日の未明に当たりますので、機内で仮眠をしっかりとっておかないと眠たいまま同じ日を繰り返すことになります。
こういった時差ボケは海外旅行や海外留学が初めての方にとっては慣れない課題でもありますが、到着日は眠たくても寝ずになんとかその1日を過ごすようにしていくようにしてみましょう。
補足情報
カナダへ渡航するにはeTA(電子渡航認証)の取得が必須になっています。
初めてバンクーバーに行く方にはどうしても必要です。インターネットを利用してオンラインで渡航認証を受けなければなりません。
外務省がパスポートの項目で周知していますので、不明な点があれば外務省のホームページをご覧になるか、カナダ移民局のホームページで詳細を確認してください。
まとめ
日本からカナダのバンクーバーに行くには飛行機で9時間程度の距離があります。日本と比べると時差が17時間(夏は16時間)もあり、時差ボケの対策もしっかりと行いましょう。