カナダ留学の費用やビザ情報・語学学校までご紹介
カナディアンロッキーに代表されるカナダは、山や川や湖が多く雄大な大自然を満喫できます。トロントやバンクーバーを代表する都市だけでなく、勉強しながら雄大な自然に囲まれた生活を体験しながら学習を進めたい方にはカナダは適した国だといえるでしょう。自然を活かしてスキーなどのウィンタースポーツが盛んな国でもありますので、ウィンタースポーツを楽しみたいという方にも最適な国です。夏には、山々に出かけてサマーキャンプといった企画もあったりして、カナダは魅力満載です。
カナダ留学の費用
カナダの留学費用は、他の国の留学費用よりも安めになる傾向があります。カナダの留学先で多くの留学席が選ぶエリアは、バンクーバーまたはトロントとなっています。
1ヵ月カナダで勉強してホームステイした場合、授業料と滞在費、及び航空券等の合計で約35万円~が相場感です。1年間だと、約180万円~となりますが、多くの留学先では年間200万円台になることが多いです。もちろん、学校・レッスン時間・滞在先のタイプにより料金は異なってきます。
1ヶ月 | 約35万円 | ~ | 約50万円 |
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3ヶ月 | 約65万円 | ~ | 約95万円 |
半年 | 約105万円 | ~ | 約160万円 |
1年 | 約180万円 | ~ | 約300万円 |
カナダ留学でのビザ
ビジター
カナダ滞在が6ヵ月未満であれば事前のビザ申請は必要ありません。ただし、渡航までにETAと呼ばれる電子認証への登録が必要です。
学生ビザ(Study Permit)
6ヵ月以上カナダに滞在して学校に通う予定の場合は、Study Permitと呼ばれる学生ビザの申請が事前に必要です。学校に通う期間が6ヵ月未満でも、引き続き6ヵ月以上の留学を予定している場合は、事前にStudy Permitを申請しておきます。なお、学生ビザだけの申請ではカナダで働くことはできません。
CO-OPビザ
CO-OPとは専門学校などのプログラムを就学をし、そのプログラムの就学の一環として給料を得ながらカナダで仕事ができるビザです。通常Study Permitを申請し同時並行でCO-OPビザの申請も行います。Study Permitで一旦カナダに行ってから就学中に現地でCO-OPビザを申請することもできます。
ワーキングホリデー(Work Permit)
18歳以上30歳以下で要件を満たせばカナダのワーキングホリデービザを申請することができます。こちらも事前に申請が必要です。入国後1年間の滞在中に、6ヵ月までの就学と1年間の就労が認められています。
失敗しないカナダ留学のコツ
まずは、留学の目的を決めて、それが実現できるカナダの留学先を決めていきましょう。カナダのほぼ8割の語学学校はバンクーバーかトロントに集中しています。
バンクーバーは、日本をはじめ他のアジア諸国をはじめ南米から生徒さんもたくさんやってきます。トロントでは、アジア系生徒の割合は少し落ちまずが、それでもカナダで人気の留学先に変わりありません。カナダは多くの日本人生徒が集まりますが、日本人が比較的少ない地域として、モントリオールやハリファックスなど東部エリアも検討してみると良いかもしれません。
どの留学先でも一長一短ありますが、どういったカナダ留学を希望するか、しっかり希望を考えて留学先を選んでいくようにすることが、まずは失敗しない留学の第一歩です。その他にも、学校やホームステイ、授業の先生、クラスメイト、など失敗につながる要因はいくつかありますが、まずは希望に合ったカナダの留学先を選んでいくようにしましょう。
カナダ留学のメリット
カナダには他の国にない留学先としてのメリットがたくさんあります。
- 話される英語の発音がきれい
- 移民国家で日本人にもなじみやすい
- 英語オンリーポリシーが徹底している学校が多い
- 英語とフランス語が学べる
- 国全体で治安が良い
- 留学費用が他に比べてお安い傾向
カナダの治安について
カナダに留学先を選ばれる多くの方の理由の一つにカナダの治安の良さが挙げられます。トロントやバンクーバーといった大きな町でも海外の他の大都市と比較して治安が良い方で安心して留学できるという点が大きなカナダのメリットです。
代表的な留学先都市
カナダの2大留学先は、バンクーバーとトロントです。この2つの都市に留学生の過半数が集中しています。バンクーバーやトロントでは、学校が集中していることもありますが、都市型の生活を送ることができ、ワーキングホリデーでも仕事場を見つけやすいということもあって人気があります。もちろん他にも、フランス語も勉強できるモントリオールや、カナダの自然に囲まれて勉強できる田舎町など、いくつか選べるようになっています。
バンクーバー
- 都市圏人口約200万人で、日本では福岡並みの規模を持っているバンクーバーは、カナダ第3の都市です。大都市の規模の割りに世界一住みやすい街の1位に選ばれたこともあり、多くの外国人もバンクーバーでも生活を満喫しています。日本人・韓国人・中国人も多く、北米で最大級の中華街もあります。少し郊外へ行くとスキーやスケートが楽しめ、大自然と都市とがうまく融合し、魅力溢れる都市になっています。
トロント
- 都市圏人口約560万人でカナダ第1の都市です。人口の約半分が移民と言われているぐらい移民の多い都市です。冬は積雪量が多く平均気温も-4℃で-10℃を下回る事もありますが、夏は平均20℃を超える高さにもなります。大リーグ野球、NBA、NHL等のメジャースポーツを始め、ブロードウェイ直輸入の本場ミュージカル、大規模なコンサート等のエンターテイメントも充実しており、カナダで都会生活を満喫したい方にはピッタリの街です。
モントリオール
- ケベック州にあるモントリオールでは住民の多くがフランス語を話し、北米のパリと呼ばれるほど町並みが整っています。都市圏人口はおよそ350万人でカナダ第2の規模を誇ります。街の中心には、ショッピングセンターやショップが軒を連ね、旧市街には古い教会や石造りの建物が立ち並んでいます。また、地下街も発達しており、アンダーグランド・シティと呼ばれる程です。夏と冬の温度差が激しく、夏は30℃近くまでに達する一方で、冬は-15℃近くまで下がります。
カルガリー
- 人口およそ100万人のカルガリーはカナディアンロッキーの入り口にあたる街です。バンフ国立公園までも近く、石油で発展した町でもあり、カナダではトロントに次いで企業の本社が多いほどです。州税がかからず生活費の安く抑えられるため、近年多くの人がカルガリーに移り住み、急成長を続けています。カナディアンロッキーに近いこともあり、カルガリーでの都市生活と、大自然とを一度に満喫できる街でもあります。
ビクトリア
- ブリティッシュコロンビア州の州都にもなっているビクトリア。バンクーバーから飛行機やフェリーを使ってアクセスできるのんびりと小ぢんまりとした都市です。イギリスの面影が随所に残っている町でもあり、広い庭園も広がりガーデンシティとも呼ばれています。バンクーバーやトロントなどの都会とは異なったのんびり落ち着いた雰囲気を求める方に適した留学先です。
オタワ
- オタワはカナダの首都で、トロントとモントリオールのほぼ中間に位置します。オタワのすぐ隣にはフランス語が話されているケベック州があるので、簡単にケベックへアクセスでき英語とフランス語の文化を気軽に体験できます。1857年にイギリスのビクトリア女王によってこの街に首都が定められました。行政機関の建物や、公園、美術館、博物館があちこちにあり、整然とした町並みが続きます。
その他のカナダ留学先
カナダでできる留学の種類
語学留学
カナダでは語学学校も多く語学留学も盛んです。英語が学べる語学学校はバンクーバーとトロントに集中しています。カナダでは英語だけでなくモントリオールや近辺の町でフランス語も学べるのが特徴的です。
ワーキングホリデー
30歳以下であればカナダで最長1年間ワーキングホリデービザを利用して働くこともできます。ホスピタリティー系の仕事が多い傾向ではありますが、カナダで働きながら語学学校にも通って英語も習得されるパターンが多いです。
大学留学
日本の高校を卒業すればカナダの大学に出願することもできます。ブリティッシュコロンビア大学やトロント大学などカナダの大学は世界的な評価も高い大学が多く、アメリカやイギリスの大学と同レベルの大学教育が受けられます。
高校留学
カナダの高校への留学はここ数年で人気が高まっています。出願要件も厳しくなく、高い英語力は求められないので、教育水準の高いカナダの高校を経て大学進学される方も増えています。
カナダの短期留学
主に1週間から3ヵ月程度、カナダの語学学校で英語やフランス語を学ぶ語学留学がメインとなります。カナダで集中して英語を学ぶことができます。
カナダの長期留学
語学留学や大学留学、ワーキングホリデーなどカナダに1年以上長期で留学することもできます。短期での留学とは違いカナダにどっぷりと浸りカナダを知ることができます。また、就労も可能なCO-OP留学も長期留学に含まれます。
カナダの教育制度
カナダで高校留学や大学進学などを見据えて留学する場合はもちろん、語学学校などを経て高校や大学へ進学する場合でもカナダの教育制度について知識を深めておくことは大切です。
カナダの教育制度は大まかには日本と似ていますが、州により異なる場合も出てくるので注意しておきましょう。
カナダで人気の語学学校
カナダの留学プログラム
カナダでは数々の留学プログラムが年間を通じて実施されています。特に夏の時期は中高生を中心としたジュニアプログラムが人気を得ています。カナダで代表的な留学プログラムをいくつかピックアップしています。
いつでも参加できる小中学生向け英語研修
- カナダは年間を通じて小学生や中学生などの生徒を受け入れている学校もあり、ジュニアプログラムでの留学も1年間を通じて可能となっています。
医療英語プログラム
- バンクーバーを中心に医療英語が学べるプログラムを提供している学校もいくつかあります。医療現場で使える実践的な英語を学べるプログラムです。
カナダでの現地サポート
当社では、滞在先をホームステイでご利用される方を対象に、バンクーバーとトロントで無料の現地サポートをご提供しております。
カナダ留学ニュース
- ●カナダのコロナ入国規制で陰性証明が不要に(2022.3.18)
- ●ECのプロモーション割引情報(2022年1月)(2022.1.18)
- ●タムウッドインターナショナルカレッジのプロモーション割引情報(2022年1月)(2022.1.11)
- ●セントジャイルズのプロモーション割引情報(2021年12月)(2021.12.28)
- ●スタッフォードハウス・カナダ(トロント・カルガリー)が売却へ(2021.12.17)
カナダの基本情報
国名 | カナダ (※カナダ国名正式名称について) |
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人口 | 約3700万人 (※カナダの人口を解説) |
首都 | オタワ |
使用通貨 | カナダドル(CAD) |
公用語 | 英語/フランス語 (※カナダの公用語を解説) |
日本との時差 | -12時間~-16時間 ●バンクーバーとの時差 |
気候 | カナダの気候区分について |
カナダに関するよくある質問
- カナダ留学中に働くことはできますか?
- ビザが何もなければ働くことはできません。ワーキングホリデービザで滞在すれば働くことは可能です。学生ビザの場合、語学学校であれば基本的に働くことはできませんが、専門学校などで就労体験が組み込まれている場合は、そのプログラムの一環で就労を経験することもできます。
- ビザ詳細へ
- カナダは日本人生徒が多いでしょうか?
- バンクーバーは日本から近いという事もあり、学校内で日本人生徒の割合は増える傾向にあります。学校によって差はありますが、トロントでも若干少なくなる程度です。カナダ全体でも日本人生徒はよく目にすると思うので、日本語は使わないなど信念をもって臨みましょう。
- 英語オンリーポリシーとは?
- カナダの語学学校に多いですが、母国語を学校内で使わないことを徹底させるルールです。学校により厳しさの差はありますが、非常に厳しい学校だと母国語を使っているのが見つかれば最悪退学ということもあります。
カナダ留学体験談
カナダ留学の体験談をまとめています。カナダ留学の様子がわかりますので、参考にできる体験談となっています。体験談を掲載している方は、複数のテーマで分けて寄稿頂いているので、読み物として続きが読めるようになっています。