イギリスと日本の時差でどう時差ボケを治すか

イギリスと日本の時差は、

10月⇒3月(冬) 3月⇒10月(夏)
-9時間 -8時間

となっています。

イギリスはヨーロッパにありますので、日本と距離が離れており、上記のような時差が日本と生じてきます。またサマータイムも導入していますので、時期の応じて日本との時差も1時間程度の調整が必要になってきます。

時差が日本と8時間~9時間違う事で、どういった時差の感覚があり、イギリスとの時差を解消するにはどうしたらよいか、この場で幾つかご提案できたらと思います。

イギリスと日本の時差

イギリスは、フランスドイツなどヨーロッパ大陸の国とも1時間の時差があります。経度的にはフランスとほとんど変わりませんが、ヨーロッパ大陸とは1時間遅く時刻が設定されています。サマータイムもヨーロッパの大陸諸国と同じ時期に時間を変えますので、1時間の時差は変わりありません。

その為、日本との時差もヨーロッパ大陸諸国とイギリスとで1時間ほど違ってきてしまいます。

そして、イギリスは国土もそれほど大きくないので、アメリカのようにニューヨークロサンゼルスで時刻が変わり国内で時差が生じることも無く、イギリス全土で同じ時刻を適応しています。ロンドンマンチェスターケンブリッジオックスフォードエディンバラなど時刻は変わらず、イギリスどの都市でも日本との時差は変わることはありません。

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イギリスはサマータイム実施国

イギリスではサマータイムも実施されています。サマータイムは英語で「Daylight Saving Time」と言います。

このサマータイムですが、イギリスでは毎年3月下旬と10月下旬に実施されます。

3月下旬には、3月の最後の日曜日の午前1時に、時計を1時間進めます。この時期からイギリス標準時(BST)と呼ばれます。

10月下旬には、10月の最後の日曜日の午前1時に、時計を1時間戻します。この時期からグリニッジ標準時(GMT)と呼ばれます。

日本との時差を考慮する場合、3月⇒10月までの夏の期間と、10月⇒3月までの冬の期間を念頭に置きながら時差を考える必要があります。

イギリスと同じ時間の場所

イギリスの時差をもう少しわかりやすくすると、イギリスと同じ時間帯の国や都市であれば、例えば、ヨーロッパの中だと、アイルランドとポルトガルの2国しかありません。前述のように他のヨーロッパ主要国とは、ほぼ同じ経度にありますが、1時間の時差が設定されています。

また他の国で言えば、モロッコ・アルジェリア・ナイジェリア・カメルーンなどの西側のアフリカ大陸諸国とも同じ時間帯となります。

イギリスまでの距離と移動時間

羽田空港からイギリス・ロンドンへ直行便で出た場合、フライト時間は約12時間30分となります。また関西空港からもロンドン行きの直行便があり、多少距離が出ますがフライト時間はほとんど変わりありません。

ですが、日本への帰国便となると、西から東へとジェット気流に乗るようになりますので、行よりも飛行時間は多少短くなり、11時間30分前後になります。

東京を基準した場合、イギリス・ロンドンまでの距離はなんと約9,550kmと、1万㎞に近く、結構遠い場所に感じるかもしれません。

例えば、日本航空の時刻表で、羽田空港を午前11:20分頃に出発するJAL43便だと、ロンドンの到着が夏時間適応時で午後15:50に到着します。

どうでしょうか。朝早くに羽田空港に行き、午前中の便に搭乗して、13時間弱の飛行時間をかけて、ロンドンに到着したら同じ日の夕方にはイギリスに到着します。日本だと翌日の深夜1時頃の感覚です。ロンドン以外の場所であれば、そこから数時間かけて移動が必要になってきます。

イギリスと日本を結ぶ直行便

イギリスで生じる時差ボケ

13時間弱という長い飛行時間で、ロンドンに同じ日の夕方に着くとして、そのまま宿泊先に入れば、早くても午後6時頃になってくると思います。そのまま就寝して翌日の朝まで熟睡できれば、それで時差ボケの初期段階は対応できたと言えるかもしれません。ただ、翌日の朝まで熟睡できれば良いですが、途中深夜または夜明け近くの時間頃に目が覚めるということも良くあります。これが一種の時差ボケ現象です。

こういった時差ボケは、イギリスへ行く時はまだ軽い方です。というのも、夕方頃にイギリスに着けば、そのまま夜に寝てしまえばよいからです。行きの飛行機で頑張って起きておいて、イギリスに着いたらそのまま熟睡できると時差ボケも軽く済むことも良くあります。

時差ボケの問題は、帰国便です。帰国便はロンドンからの直行便だと、先ほどのJALの例でいうと、JL44便が19時15分にロンドンを出発し、羽田に着くのは翌日の15時です。イギリス時間だと、同じ日の朝6時ころということになります。体はこれから1日が始まるぞというときに、晩御飯を食べて寝ようかという時間帯に日本に戻るということになります。

結構、日本に帰ってからの時差ボケがきついです。その為、往路便よりも復路便で時差ボケ対策は何かしら考えておいたら良いかと思います。

イギリスと日本との時差ボケ解消法

時差ボケ対策

時差ボケ対策の一つは、ロンドン行きの飛行機に搭乗する間際頃から、腕時計などの時計をイギリス時間にセットしておき、イギリス時間モードにしておくことです。

日本に帰る時も同様に、日本に着く飛行機に搭乗する頃から日本の時間に合わせておいて、日本時間モードにして機内で過ごしましょう。

そして、よく言われるのは時差ボケを解消するためにも、飛行機の中で睡眠をしっかりとることです。飛行機の中なので、しっかり睡眠をとることはなかなか難しいかもしれませんが、気も張っていると思うので、ある程度の睡眠がとれれば、到着して夜になってそのままベッドでもしっかり寝付けるのではないかと思います。

補足情報

イギリスへの渡航には、日本のパスポートをお持ちであれば、基本的に事前のビザを申請することなく6ヵ月までの滞在は認められています。

6ヵ月以上イギリスに滞在する場合は、その渡航目的に応じたビザの取得が事前に必要になりますので、イギリスのホームオフィスの情報をチェックして事前にビザ申請を済ませたうえで、イギリスへ渡航するようにしましょう。

まとめ

日本からイギリスに行くには、直行便の飛行機で12時間30分程度の距離があります。日本と比べると時差が8時間(夏は9時間)もあり、時差ボケの対策もしっかりと行いましょう。

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